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August 26, 2005
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私は、個人的には、靖国神社参拝は日本の自由であり、そもそも言論の自由すら保障されていない国から(中国はもちろんのこと、韓国においても数年前まで日本の歌が禁止となるなど、こと日本のことに関しては自由な議論は出来なかったであろう)そのようなことを言われる筋合いはない、と思っており、もし、上記のような議論をしてくるのであれば、逆に日本が今まで中国、韓国のために行なってきた経済援助等もきちんと伝えられるべきであるし、近年の中国の動きなどを見ていると愛国心というよりも排他的なナショナリズムを感じてそちらの方が日本よりよっぽど危険なのではないか、などと考えて、海外の友人にうまく説明しようと思っていたのであるが、なかなかうまくいかない。

そこで手にしたのが本書である。著者は、その道の専門家ではないらしいのであるが、その分、非常に優しく、丁寧に、首相・政治家の靖国神社参拝の正当性を明かすものとなっている。

著者は、(1)神を「絶対神」として祀る西洋的な神観とは違う日本人の神観、(2)欧米列国が植民地政策により世界中を支配しており、帝国主義が肯定されていた時代背景、(3)勝者が敗者を裁いた東京裁判の非正当性、(4)欧米諸国の植民地政策と日本のアジア進出の違い、などを靖国神社参拝の正当性の根拠として説明している。一方、現在の日本は、近隣諸外国への補償問題も含めて戦後処理をまだ完了しておらず、真の禊ぎを終わらせなければならない、と著者は主張、そして最後に、日本人がそれを実現するためには、自国の精神文化をよく理解し、国を愛することが出来なければ、成し得ない、という論調で結んでいる。

私は、著者の意見に大賛成である。まずは、自国に対する誇りを持った上でないと、近隣諸外国との関係は、良化していかないであろう。個人レベルに置き換えても、自分自身に対してNegativeな感情を持っているときには、良好な人間関係の構築は難しいであろうと思う。その意味で、本書は愛国心を明快に主張した本であると言える。

しかしながら、歴史学者などには、本書の見解と全く違う日本史観、つまり、被虐的な史観を持っている人も多々いるが、本書はそのような人々の意見を変えるだけの根拠にはかけると思う。まずは、日本国内できちんとある程度統一した歴史観を持ち、それを以って国際的にも諸外国からの理解を得ていくという道筋が必要なのではないかと思った。一定の時期が来たら、東京裁判の再評価も視野に入れていっていいのではないかと思う。





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Last updated  April 6, 2012 04:25:29 PM コメント(2) | コメントを書く
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