心豊かに過ごす

< 新しい記事

新着記事一覧(全2460件)

過去の記事 >

2006.05.01

美しいひと

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(548776)

カテゴリ：カテゴリ未分類

一昨日、娘の家で美しい女性に会った。
中国人の女性だが４分の1フランスの血が入っているそうで
すけるような白い肌とキラキラした瞳を持つ若い女性（２４歳）
テーブルの向かい側に座った私もその美しさに目が吸いつけられた
お化粧しない素顔のままで華のように美しい若い女性を見るのは久し振りだ
英語と中国語しか話せない彼女（Ｃさん）と私ではなかなかコミュニケーションとれないのだが
ゆっくり私に理解できるように話しかける英語を聞いていると表情だけで意味が通じるようだった
ブカン大学を出て北京大学に学んでいる頭の良い女性のようだ
漢詩や文学が好きと言うのも共鳴できて

私が持参した手料理（山蕗と筍と鳴門ワカメの煮物）を美味しそうに何倍もお代わりしてくれた
彼女を見ていたら日本の若い女性は何故お化粧してきれいな素肌を隠すのだろうと不思議になった
若い女性の美しさはお化粧等必要ない
自然な眉、口紅を必要としない赤い唇、自然にピンクに染まる頬
若くなくなった私には羨ましい自然な輝き
女の私でも見惚れてしまうのだから隣に座った男性は
「ビュティフル。アイラブユー」を連発していた（彼女のパートナーがいる前で）
娘婿さんの表情も気になりチラチラと見てみたが（姑としても）
娘婿さんはお客様サービスに忙しそうで見惚れる暇がないようで一安心

娘も２０代の前半は彼女のようにきれいで輝いていた
就職試験の最終社長面接では「美人ですね！」と社長に誉められたと言っていた

小柄で細い体で料理をつくったり出したり忙しく働く娘の顔色は良くない
２４歳の時はＣさんと同じ位輝いていた娘が輝きをうしなってしまったようで可哀想になってきた
娘も娘婿さんも良い会社に勤めて２人の力を合わせればワンランク上の生活も夢でない
けれどそれは彼等の能力ではいつも精一杯頑張らないと手に入らないもの
入社７～８年で少し疲れた３０代になった彼等がなんだか不憫

美しいＣさんの「若い女性のありのままの輝き」に見惚れながら思った
「日本の女性が失いかけている美しさなのかもしれない」と
黒髪を赤く染め、眉を細く整え、素肌をファンデーションで隠し、赤い唇さえ色あせる色を塗る
手を加えれば加えるほど「自然ににじみでる輝きが失われてしまう」のに
（そんなことは若くなくなってからで遅くない）

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう