また一人昭和の大物が亡くなった。
芸能界に詳しくない私にとって美輪明宏氏の存在は
「オーラの泉」での優しくも辛口トークや、NHK朝ドラ「花子とアン」の愛の讃歌の歌声、三島由紀夫氏や寺山修司氏との交流・・・と多いわけではないのですが、
「丸山明宏」として芸能界で活躍しているときからその不思議な存在を知っていました。
長女の姑さんに美輪氏のファンクラブに入っている方からいただいた券があるからと誘われて、
「双頭の鷲」という美輪さんの舞台を見に行ったのは10年以上も前でした。
入口から廊下までビッシリと大きな胡蝶蘭(送り主名入)が飾られていました。
胡蝶蘭の見事さに見とれていると、一つだけピンクの小さな胡蝶蘭があって、
その送り主がそのころスキャンダルでマスコミにたたかれていたタレントさんだったのです。
(美輪さんっていろんな方の相談にのっておられるのだな)と思ったものです。
舞台での美輪さんは声も姿もオーラがありましたが、相手役の方がセリフを忘れたりイマイチでしたが、
休憩時間に通路をあるく方々の中に有名人がチラホラいて、美輪さんのファン層の厚さに驚きました。
誘って下さった姑さんは音楽家で、美輪さんは 国立音楽学校 の先輩だそうですが、
「美少年で有名だったけど、中退されてしまったのよ」とおっしゃっていました。
あれ以来、胡蝶蘭をみると美輪氏のことを思い出していたのです。
亡くなったのが6月20日といえば、ちょうどその日、私も近所の男性に胡蝶蘭をいただいて、そのあまりの大きさに美輪さんの舞台を思い出していました。
人に差し上げる時も手ごろな大きさしか贈れないのに、
美輪さんの舞台プレゼントに並んでいたほどの大きな胡蝶蘭をいただいたのです。
我が家の玄関に飾った胡蝶蘭、後ろは孫が小6の時に書いた書。
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