ラム酒 インプレ【今日もラムを飲んでます】

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2021.09.10
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カテゴリ: バーボン
​【ミクターズ・スモールバッチ US★1】​

​バーボンです。

公式サイトによると、特徴的な生産プロセスとして、樽を焦がす前にトーストすること、低い度数でバレルに入れられるということ、それに熟成中に温度を上げているという点が挙げられています。



樽を焦がす前にトーストすることで、木材中の糖を引き出してカラメル化し、熟成中のバーボンに風味と色をより与えやすくする、のだそうですが、ヨソでも聞いたことがある話なので、それほど特別なことではないように思えます。

低い度数(51.5%だそうです)で樽に入れるということは、ボトリング時に加水が少なくて済む=希釈率が少ない、ということで本来の味を失わないという利点があるそうです。
ワイルドターキーも同様の製法だったと思いますが、最初の度数が低いということは蒸留の度合いが低いということなので、そもそもその時点で風味が濃いことが想像できます。

熟成中の温度を上げるということは電気代がかかる(電気で温度を上げているかどうかは知りませんが)ものの、冬の低温による熟成進行の低下を防げる・熟成の進行を維持できるということだと思います。
ラムでいうところのトロピカルエイジングに近くなるわけなので、これはかなりの効果があると思われます。


なかなか気合の入った(手間・コストがかかる)生産方法のようです。


​​​
91.4プルーフ、45.7%と、バーボン的に標準的なアルコール度数です。




味わいは、香りの印象を裏付けるように非常に濃厚。
アルコール刺激はほぼ無く、豊かで深い甘味(甘さが強いというわけではありません)に、高脂肪バニラアイスクリーム、濃厚生キャラメル、焦げオーク(スコッチのスモーキーさとは全く別種)の風味が強く、しかも後味はそのまま長い、という感じがします。



とにかくリッチ。

カスクストレングス(バーボンだからボトルドインボンド)のものとはまた別種の濃厚さで、味そのものがとにかく濃く、風味のピュアさが突出した美味しさという気がします。

そのありようは高品質なラムに通ずるものがあり、僕はとても気に入りました。

買ってよかった。

【僕の評価】5段階中の 5++ ​​​





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最終更新日  2021.09.10 20:20:06
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