2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
全11件 (11件中 1-11件目)
1
身は華とともに落ちぬれども 心は香(かおり)とともに飛ぶ 弘法大師空海著『続遍照発揮性霊集』巻第八 身体は花が散るように死んでしまったけれど、 その美しい心は、芳香(かおり)とともに、 虚空(おおぞら)に飛び、世界をうめつくしている。 そもそも『性霊集』は、空海さまの直弟子(じきでし)、真済(しんぜい)さまが、空海さまの詩賦(しふ)・碑銘(ひめい)・上表(じょうひょう)・願文(がんもん)を集めて十巻とした詩文集。ところが巻八九十が散逸し(なくなってしまい)、そこで、さいせんさまがまた三巻を補填(ほてん)しました。それが『続性霊集』です。 これは、藤左近(とうさこん)さんの、亡きお母様の美徳をたたえている名文です。 いまは当たり前ですが、平安時代は、法事をするのは、まだ、めずらしかつたといいます。 大切な人を失ったとき、この言葉を思い出してください。 大切な人は、きっとあなたのそばに居るのです。 そしてずっと、あなたをお守りしてくださっていることでしょう。合掌。
2004年04月30日
コメント(0)
近くて見難(みがた)きはわが心 細にして空に遍ずるはわが仏なり 弘法大師空海著『秘蔵宝鑰』巻下 空海さまは、『華厳経』というお経をたいへん尊重していらっしゃいました。平安時代は、「華厳経が最高のお経だ」というのがおぼうさんたちの常識でした。 空海さまは「華厳経はすばらしいお経だ。でも真言密教はもっとすばらしい。」と説きました。 うえの文章は、華厳経を誉めた一句です。 いちばんわからないのは自分のこころです。 物事はなんでも、自分の心次第です。 同じ場所で、同じ時間、同じ一日をすごしても、 楽しい一日に出来る人と、つまらない一日に感じる人がいます。 同じことを体験しても、どう受け止めるかは、自分次第なのです。 平安時代の東大寺を中心とした僧侶たちは大きくうなづき、空海さまに密教を教えていただくために行列をつくりました。 その行列の中には、当時たいへん有名だった平安時代のスター、天台宗をひらいた最澄(さいちょう)さまがいらっしゃいました。 当時無名の空海さまが一躍(いちやく)最澄様とならぶ平安時代の有名人になったのも、最澄さまのおかげといってもいいくらいです。 空海さまはとってもポジィティブな方でした。ポジティブな人の周りにはすばらしい人が集まってくるんですね。 近くて見がたきはわが心。環境がどうあれ、今日一日をたのしく過ごすかどうかは、あなたしだいです。
2004年04月29日
コメント(0)
衆生のこころ清浄なるときは、すなわち仏を見、 若(も)し 心不浄なるときは、すなわち仏を見ず弘法大師空海著『弁顕蜜二教論(べんけんみつにきょうろん)』より 『弁顕蜜二教論』は、真言密教と、そのほかの宗派との教えの違いをわかりやすく説いたもの。 上下二巻、合計十九の点について密教の優位を説いています。 ほとけさまは、常にあなたの近くにいて、説法(せっぽう)しているが、 自分の目が曇っているうちは、理解できないし、ほとけさまの姿も見えません。 清らかなこころでもって日々をすごせば、 ほとけさまのお姿が、自然と見えるようになるのです。 あたりまえのことに感謝するこころが大切です。 何かを手にいれないと幸せになれない、と思いこんでいませんか。 あたりまえの毎日が、すでに、幸せなのです。 あなたはすでに幸せの中に居るのです。 ありがたい、ありがたい、ありがたい、と思って過ごしましょう。 有ることが難しいから、「有り難い」のです。
2004年04月28日
コメント(0)
遠くして遠かざるは すなわちわが心なり 絶えて絶えざるは 是れわが性(しょう)なり弘法大師空海著『遍照発揮性霊集(へんじょうはっきしょうりょうしゅう)』より 『遍照発揮性霊集』、略して『性霊集(しょうりょうしゅう)』とも呼びます。 お大師さまの詩文や碑文や書簡など110文にのぼる文章を、弟子が編纂したものです。 遠くにあるようで近くにあるのが仏法を求めるわが心であり、 離れているようで離れていないのが、仏性(ぶっしょう)、 すなわちほとけこごろである。 ほとけごころは、本来、あなたに備わっているものなのだ。 手の届かない遠くばかりに想いを寄せるより、 自己を見つめるのが肝心だということです。 お大師さまの、絶対の人間信頼がうかがわれる名文です。
2004年04月27日
コメント(0)
仏法はるかにあらず 心中にしてすなわち近し 真如外にあらず 身を棄(す)てていずくにか求めん弘法大師空海著『般若心経秘鍵(はんにゃしんぎょうひけん)』序文 般若心経(はんにゃしんぎょう)は、264文字ととても短く、しかし深い教えが書かれており、人気の高いお経です。 それをお大師様が密教的に解釈なさったのが、『般若心経秘鍵』です。 「般若心経を密教的に解釈するカギ」という意味です。 ほとけさまは、遥か彼方(かなた)にあるのではない あなたのこころの中にあるんだよ 真理は、あなたのすぐそばにある 自分を否定してどこに真理を求めるというのですか 人は向上しようとして目標をかかげ、精進(しょうじん)をします。精進するはいいのですが、あなたはあなた以外のものにはなれません。 いまの自分を否定して、なにものかにになろうとするよりも、 それよりも、 ありのままの、あなたの素晴らしさに気づいてください。
2004年04月26日
コメント(0)
生れ生れ生れ生れて 生(せい)の始めに暗く 死に死に死に死んで 死の終わりに冥(くら)し 弘法大師空海著『秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)』序文 秘蔵宝鑰とは、「ひみつの蔵をひらくカギ」の意味。 弘法大師空海の代表作で、人間の心を十段階にわけ、 最高の境地を真言密教(秘密荘厳心)であると説く。 人は自分の生れてきた意味、そして死の意味も知らぬまま、 次々と生まれ、つぎつぎと死んでゆく。 真言密教を学べば、生と死の意味を悟ることができる。 だから絶えず向上につとめよ。 お大師さまはいつもあなたの側(そば)に居てくださるのです。 俳人、王土(おうど)の句に、 「生れ生れ生れ生れて法の露」 (うまれうまれ、うまれうまれて、のりのつゆ) というのがあります。 次々に生れくるいのち、みな、 ほとけさまとのご縁がありますことを。。。。
2004年04月25日
コメント(0)
参考文献(敬称略)「いのちの哀切を超える」 寺林峻 「墨」 2003年 3・4月号「空海の名句・名言」 松本寧至 「大法輪」 2004年5月号
2004年04月24日
コメント(0)
参考文献 (敬称は略させていただきます)「弘法大師空海さまのおことば」 『注文の多い料理店』宮澤賢治(角川書店 1956) 『弘法大師著作全集』勝又俊教(山喜房 1968) 『弘法大師聖語抄』中川善教(高野山出版社 1972) 『歌集 天耳』高久茂(短歌新聞社 1980) 『自省録』マルクスアウレーリウス(岩波書店 1982) 『にんげんだもの』相田みつを(文化出版局 1984) 『弘法大師空海伝』加藤精一(春秋社 1989) 『影響力の武器』ロバートBチャルディーニ(誠信書房 1991) 『風塵抄』司馬遼太郎(中央公論社 1991) 『洗脳体験』二澤雅喜+島田裕巳(JICC 1991) 『人間この信じやすきもの』T・ギロビッチ(新曜社 1993) 『いたるところ道なり』余語翠巌(地湧社 1993) 『越し人慕情 発見芥川龍之介』松本寧至(勉誠社 1995) 『自然と人生』梅原猛(文藝春秋 1995) 『「いのち」の時事』村中祐生(すずき出版 1995) 『ぼくんち』西原理恵子(小学館 1996) 『戒老録』曽野綾子(祥伝社 1996) 『心の病がわかる本』美山剛(文芸社 1997) 『理性感情行動療法』アルバート・エリス(金子書房 1999) 『僕は馬鹿になった。』ビートたけし(祥伝社 2000) 『人みな骨になるならば』頼藤和寛(時事通信社 2000) 『傍訳 弘法大師空海』宮坂宥勝編著(四季社 2001) 『流離抄』松本寧至(勉誠出版 2001) 『トンデモ本の世界 R』と学会(太田出版 2001) 『人間らしくて、いいじゃないですか』津留晃一(英光舎。2002) 『非常識な成功法則』神田昌典(フォレスト出版 2002) 『哲学』島田紳助+松本人志(幻冬社 2002) 『不安の力』五木寛之(集英社 2003) 『友待つ雪』高久茂(短歌新聞社 2003) 『洗脳護身術』苫米地英人(ミオブックス 2003) 『ユダヤ人大富豪の教え』本田健(大和書房 2003) 『目覚めの一言、いい気分』松浦英行(英光舎。2003) 『こころのエステ』衛藤信之(ゴマブックス 2003) 『オキテ破りの就職活動』石井貴士(実業之日本社 2003) 『天才たちの共通項』小林正観(宝来社 2004) 『いつも忘れないで』浅見帆帆子(ダイヤモンド社 2004) 『紫の羊を売れ!』セス・ゴーディン(ダイヤモンド社 2004) 『人間にはものすごい力があるんだ!!』清水克衛(2004)「空海さまと歩く」 『やさしい梵事仏』窪田成円(知道出版) 『空海 いずれもほとけならざるはなし』金岡秀友(廣済堂)
2004年04月23日
コメント(0)
立花早也(たちばな・はやなり)本名、松本了聡(まつもと・りょうそう)1967年11月生まれ。真言宗豊山派 瑠璃光山薬王院法光寺 副住職社会福祉法人 めざめ保育園 園長法光寺福祉葬祭 代表めざめ読書(とくしょ)の家 代表住所 群馬県佐波郡境町下武士827-3
2004年04月22日
コメント(2)
わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。 またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしいびろうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かわっているのをたびたび見ました。 百にんのひとがいれば、百にんのお大師さまがいると、わたしはおもいます。 これは、浅学のわたくしが、いっしょけんめい書いた、 「弘法大師空海さまのおことば」です。 学術的こんきょは、ありません。 ただわたしが、書きたいまま、かってにかいしゃくしたものです。 ほんとうに、しもたけしの青い夕方を、ひとりで通りかかったり、十一月の山の風のなかに、ふるえながら立ったりしますと、もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。 ほんとうにもう、どうしてもこんなことがあるようでしかたないということを、わたくしはそのとおり書いたまでです。 ですから、これらのなかには、あなたのためになるところもあるでしょうし、ただそれっきりのところもあるでしょうが、わたくしには、そのみわけがよくつきません。なんのことだか、わけのわからないところもあるでしょうが、そんなところは、わたくしにもまた、わけがわからないのです。 けれども、わたくしは、これらのことばたちの幾きれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのいのちのかてになることを、どんなにねがうかわかりません。 あいする、ふたりのむすめに、おくります。 平成十六年四月三日 立 花 早 也
2004年04月20日
コメント(0)
弘法大師空海さまのお言葉に耳を傾けてみる迷い 悩んだときお大師さまがわたしに行くべき道のしるべを語りかけてくれる 法光合掌
2004年04月19日
コメント(0)
全11件 (11件中 1-11件目)
1