るるのプライベート☆コラム

るるのプライベート☆コラム

2004年10月04日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
今、「セックスボランティア」という、障害者の性についてのノンフィクションの本を読んでいる。


読んでみると驚く事実ばかりだった。
手が不自由な障害者は、自慰行為をしたくても手が使えないから、介助してくれる人に頼んで、代わりにやって貰う事もある。が、異性同士だとやはり抵抗があって男性の福祉担当者が男性の自慰行為を手伝う事がほとんどらしい。または、障害者施設等では、まだ障害の軽い人が、体の動かせない障害者仲間に手や口で奉仕する事もあるらしい。それも男同士でである。別に同性愛者という訳ではなくて、やはり異性に頼むと拒否されたり受け入れて貰えない事がほとんどなので、まだその気持ちが分かる男同士でするしかない、というのが現実なのだ。
私の周りでも福祉関係の仕事を目指してるという人は男女問わず多いが、まさか、そういう下の世話までする可能性もあるとまで考えてる人はなかなかいないと思う。
そういう現実がある一方で、障害者の性に対して前向きな活動もある。
まず、数は少ないが、障害者向けの出張ヘルスサービスが全国にいくつかある。利用者は圧倒的に男性だが、少数ながら、出張ホストという女性向けの風俗店もある。普通と違う点は、客が体が自由にならないので、服を脱がせて着せるところまでヘルス嬢が手伝い、一般と同じ行為でもトータルでかかる時間はどうしても長くなってしまう為、料金は割高になってしまう。
また、ボランティア団体の中に、積極的に障害者の性支援をサポートしてるものもあって、障害者の性の悩みを聞いたり、障害者やその家族、介助者を対象に講演会等を行ったり、また実際にボランティアの人が希望する障害者に対して色々な性行為を行っていたりするそうだ。
海外では、政府公認の障害者向けセックスボランティア団体も存在していたりする。


例えば、あるボランティアの人が障害者へセックスボランティア行為を行って、相手の障害者に恋愛感情をもたれてしまったり、自分はボランティアと割り切っていても、周囲の家族や恋人に理解されず、性のボランティアは辞めざる得なかったり等だ。
実際、この本の著者もこの問題について、積極的に取材してるにも関わらず、常に試行錯誤の連続で、そういう現実に直面しても、だからといって自分がセックスボランティアまでする事が出来るか?と言うと、それは難しいと悩んでいる姿が本を読んでいるとわかる。

この本では更に、単に性行為やその処理の仕方だけじゃなく、障害者の恋愛についても書かれていて、例えば、障害者同士のカップルだと、介助者がいないと性行為が出来なかったりとか、そこまでしてセックスしなくてもいいからとずっとセックスレスの障害者の夫婦の話も出てくる。
また性欲の処理という目的だけでなく、恋人と死別や離婚してしまって、その寂しさを埋める為に専門風俗を選ぶ障害者もいる。

そうして、この本の著者は取材をすすめる内に、確かにセックスボランティアとしての活動も少ないながら行われてる現実はあるが、その障害者のメンタルな問題を考えると、セックスボランティアって何なんだろう・・と考える。
で、私の意見。
この本を読んでて、最初は、とにかく知らなかった現実にただ驚くばかりだったが、読んでいくとなんかボランティア側の人達が偽善的に見えてきた。著者に対しても、やたら障害者、障害者だから・・っていう感じが鼻についてきた。私自身、全く障害者と関わってきた事が無いから、きっと勝手な言い分なんだろうが、そりゃ、ある部分では障害者としてのハンディはあるに違いないが、なんでもかんでも障害者だからもっと気を遣って注意してあげなきゃいけない、と思うのはどうかと思う。
私が障害者特有の問題だと思ったのは、体が自由にならないから自慰行為や性行為を誰か第三者に手伝ってもらわなきゃいけないって事ぐらいで、例えば、風俗やボランティアの人と関係を結んで、恋愛感情のもつれとかで精神的にダメージを受けるとか、出会うチャンスが無いから自然に恋人とセックスできる環境を得られないとかは、障害者でなくても一般の人の悩みと変わらないと思う。
普通の人でも素人童貞だっていっぱいいるし、障害者じゃなくたってルックスや性格に問題があれば恋愛だってなかなか上手くいかない。
性欲に対しての捉え方も同じで、性欲があんま無い人もいれば、性欲が異常に強い人だっているので、何でも一律に決め付けていっちゃうのは違う気がする。

ただ、もし障害者の人が性に興味を持って、性欲をどうにかしたいと思った時に、それを受け入れられる周りの環境が必要だとは思った。障害者の中には、周りの家族や介助者に性を否定されて、性欲に対して消極的になっている人が多いからだ。でも、障害者と周囲の人の性に対する意識が同じ場合ならいいが、相違してる場合は、なかなか難しい問題だとは思うが・・。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年10月04日 10時24分34秒
コメント(7) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

香月るる

香月るる

カレンダー

コメント新着

ぷりん@大阪@ Re:また専業主婦に戻りました~(06/19) お久です。 そうなんですか~!仕事辞めち…
ぷりん@大阪@ Re:失敗料理(11/18) 作らないのに駄目だしはムカつきますね~(…
ぷりん@大阪@ Re:バイト探し日記(11/01) 旦那さん厳しいですね(^^:) うちは…
はる・あつママ @ Re:*10/27* 香月るるさん、こんばんは。 先ほどは…
ぷりん@大阪@ Re:2011秋冬の流行は?(10/26) 私は、この秋は、ブラウス2枚とドルマン…

カテゴリ

カテゴリ未分類

(308)

家族

(2)

恋愛

(2)

仕事

(15)

趣味

(16)

旅行

(8)

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: