ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2017/04/12
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テーマ: 京都。(6079)
カテゴリ: 修学旅行ガイド
2017年 4月12日(水)】

 京都アスニーの古文書のセミナーに出席後( こちら )、修学旅行ガイドの下見に向かいました。

 今のところ行き先希望の確定している学校は4月20日の甲信越の公立中学校と4月24日の北陸の公立中学校だけです。

 その中の多くの場所が、過去修学旅行ですでに案内していたり、先輩に付き添っての訓練や入会時研修で訪問したりしたことがあり、どこに何があって、バス停がどこかなどは把握できていますが、一部よく分かってないところがあります。

 三十三間堂は先日下見に行きました( こちら )。



 それで今日は、 北野天満宮→白峯神宮→西本願寺 と巡ることにしました。

 まずは北野天満宮へ。昼食時間でしたので、修学旅行の昼食の下見を兼ねて、 「上七軒ふたば」 という食堂に行ってみました。花街にありながら、リーズナブルな値段で麺類や丼物を提供する店で、我がガイド会でもよく使う店です。しかし私は行ったことがなかったので、行ってみることに。

 ところが悪い予感が当たって、水曜日は定休日。当日行ってみて閉まっていたではいけませんので、定休日は把握しておく必要があります。同期ガイド仲間で共有している修学旅行生向きレストランの一覧表に定休日は書いてありますが、変わっていたりすることもあるのので、目的のレストランを決めたうえで、直前に開いているかどうか確認しておくのがポイントです。

上七軒ふたば



 入れなかったので、ネットでメニュー・値段の情報収集です。









 舞妓さんも来られるようで、天井には何か文字がぎっしりのようです。こういう点も修学旅行生にはいいのかもしれません。



写真はいずれも https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260501/26007628/ から 


 昼食は後にすることにして、まずは 北野天満宮 へ。絵馬を掛ける場所は、以前は、青丸の場所にあったと思うのですが、赤丸のところに移動していました。やっぱりよく知っているところでも、時々下見をしておくことが必要ということかもしれません。





 その後、昼食を摂りました。以前、北野天満宮近くでは 「初音」 というお店に下見を兼ねて入ったことがありますが、今日は、食堂リストを持ってきていなかったので、それ以外の候補は分からず、一之鳥居の東に見つけた 「四恩」 という店に入りました。

 蔵を改造したお店で、中は小奇麗な落ち着いた雰囲気のよいお店でした。値段もリーズナブルです。帰ってきて来て調べたら、修学旅行生用の食堂リストに載っていませんでした。掲載してもよいお店だと思います。





夏にはこのようなスイーツもあるようです。

写真はいずれも https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260501/26019683/ から


 東に歩いて、白峯神宮に向かいます。途中、「京都歴史散策マップ」をもらうために、京都市考古資料館に立ち寄りました。以前、ここでガイド会の研修があったときに、このマップを1日4つ無料でもらえることを知り、そのとき4ついただきました( こちら )。今日も4ついただこうということです。しかし、前回どれをもらったかは憶えておらず、絶対っもらっていないと思われるものを4つ選んでもらいました。帰って来てから調べたら、幸い重複はありませんでした。次回ふらっと寄ってもらうときのために、携帯のメモにもらった番号を書き込みました。


今回いただいた地図



入手済み地図(青マーカー分)



 堀川今出川を少し東に行ったところにある、 白峯神宮 へ。下記は白峯神宮HPから。



第75代 崇徳天皇
第47代 淳仁天皇

【白峯神宮由緒】(白峯神宮HPから抜粋)

 幕末、風雲急を告げる中、121代孝明天皇は、保元の乱(1156)によって悲運の運命を辿られた第75代崇徳天皇の御霊を慰め、かつ未曾有の国難にご加護を祈らうとされ、幕府に御下命になり四国・坂出の「白峰山陵」から京都にお迎えして、これを祀らうとされましたが叶わぬままに崩御されました。

 明治天皇は父帝の御遺志を継承され、宮地を和歌・蹴鞠の公卿宗家「飛鳥井家」の邸宅地跡に求められ、慶応4年(明治元年)9月6日、社殿を現在地に新造。奉迎鎮座されました。続いて明治6年に第47代淳仁天皇の御神霊を淡路島南端の御陵からお移して、御併祀になりました。

 また、当神宮には「まり」の守護神として「精大明神」が祀られています。「精大明神」は蹴鞠・和歌の宗家である公卿・飛鳥井家が代々守護神として邸内にお祀りしてきたもので、当神宮がその祭祀を受け継いでおります。

 そのために、今では「まりの神様」として崇敬され、日本サッカー協会をはじめ各種スポーツにおいて、使用された公式球が奉納されています。御神徳を仰ぎ、野球・サッカーを始めとする球技や新体操、また日々の習い事に至るまでの目的の上達を願う参拝者が多く訪れます。

 けまりは、ボールを落とさない事・落ちない事から、勉学の神 白峯天神様のご利益が学力を落とさない・試験に落ちないなどと縁起が良いとされています。

 このほか、崇徳天皇に仕え、武道の神として、源氏の頭領源為義・鎮西八郎為朝公を祀る「伴緒社」、縁結び、水神の神「潜龍社」などが境内各所に祀られています。


 私が案内する班にサッカー部の子がいるのかもしれませんし、北野天満宮に加え、合格祈願かもしれません。

 「まり」の守護神 「精大明神」 は、 地主社に 祀られています。有名選手やチームのボールの奉納が多くあります。







 「蹴鞠の碑」 が地主社の傍らにあり、球技上達の「撫で鞠」が組み込まれています。



球運を授かりたい方は、

一、鞠の守護神「精大明神」を二拝二拍手一拝の作法でお参りして、
二、縁起の石鞠を1回廻して球運を授かっていただきます。

とホームページにあります。

 主だった社、蹴鞠の碑、有名チーム・選手の奉納ボールの場所など把握できました。確認を忘れましたが、トイレはないようでした。


 続いて、延々南へ歩いて、 西本願寺 へ。ここは境内はシンプルで下見はあまり必要ではないのですが、安心のために下見をしました。下見をして正解でした。今、西本願寺は新しい門主さん就任による 伝灯奉告法要 が行われており、私が訪問したときもちょうど法要が行われていました。

 法要は毎日行われているわけではなく、期間を区切って行われています。係の方に尋ねたら、時間は14:00~15:30で、その時間は事前申し込みをした人しかお堂に入れないとのこと。しかし、法要が終わった後、普段入れない書院や飛雲閣が無料で公開され、そこには事前申し込みのない一般の人も修学旅行生でも入れるとのこと。

 パンフレットを見ると、今日は第7期の期間で4月11日から18日、次の8期が4月25日~5月2日となっており、西本願寺を訪問する修学旅行は4月24日ですので、通常どおり拝観すればよいことが分かりました。




 予期せず、今日は今まで見たことがなかった、 書院 飛雲閣 を観ることができました。一般の法要参加も事前申し込みすれば可能なので、家内と参加したいと思っています。

対面所 鴻の間(国宝)



雁の間(国宝)



菊の間(国宝)



雀の間(国宝)



南能舞台(重文)



北能舞台(国宝)



虎渓の庭(特別名勝)



飛雲閣(国宝)



 五条大宮からバスに乗って帰宅しました。

(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。) 




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最終更新日  2019/05/31 01:15:00 AM
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