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美味いのか分からない俺の血を狙って襲撃をかけてくる。
いつさされたのかも分からない痒さが急に俺を襲い、俺はその痒さと格闘しながらいつもいやな眠りに入っていく。
本当に冷房器具を入れてもらわなくては近いうちに干乾びて新聞の一面もしくは三面を飾るかもしれない見出しは
「自室で干乾びた少年、窓も締め切り自殺の疑い!」
だと思うそんな記事が出る前に母親に心の底から頼んで冷房器具を入れてもらう必要がある、何なら今後の小ずかいを無くしてもいいだろう、それだけ今の俺の心は涼しさの三文字を求めているのだ。
ちなみにそれを母に頼み込んだら「だめ」の一言であっさり俺の心の願いは消されてしまった。
家にいても、暑さと、分からずやな母に対するいらだちがこみあげて来るだけなのでさっさと学校に行くことにした。
しかしこの日の気温は三〇℃は軽くこしておりこの中二キロの道のりを歩くのかと思うと今からでもUターンして家に帰り
学校を自主休校にして、クーラーの効いた家の居間で何も考えずボーッとしたい気分だ。
しかしそんなことが許されるわけも無く嫌々もう1年間歩き続けた通学路を歩いていると、
「ヤッホー!元気かい・・お!おーい、ミノー」
異常なほどにハイテンションな、そして今の俺には暑苦しいとうざったいのほかに例えようの無い奴が俺のことを呼んでいる
「おーい、聞こえてますかー?」なんでこの暑さの中こんなに元気でいられるのかが不思議でたまらない。
「おい!むしるなよな」
と言いながらそいつは俺の肩をつかんできた。
「なあ北大路よ、そのテンションはどこから出てくるんだ?
コツがあるのなら俺にも教えてくれそのテンションの2割程度でいいから。と言うか全部は要らん俺では精神がいかれそうだ」
この北大路は小学校4年のころに転校してきた、転校初日からテンションが高く、いったいどんな育て方をすればこんな
子になるのかこいつの親に教えてもらいたいくらいだ、北大路と仲良くなったのは確か小学5年生のころだったと思う
それまでは大して話もせずたまにすれ違って「やあ」「よう」などと言うくらいだったのに今はこういう風に仲良く
やってる(俺たちが仲良くなったいきさつはまた今度話すことにする)
「別にコツなんか無いよ俺は昔からこうだもーん」
そうかまあ確かに憂鬱になっているお前なんか今も昔も想像なんてできないよ
「それよりさミノ今日だったよな」
それとミノというのは本名ではなくあだ名だ昔学校に持って来て読んでいた漫画の主人公の名前をまんまもってきて小3のころからそう呼ばれている別にいやでもなくむしろ気に入っているのだがそのあだ名がついてからその漫画を読みずらく
なったのも事実だ。
「今日って何かあったけ?」
「おいおい君何忘れてんだよ暑さでぼけたか?」
その線は強いだろう何しろあのくそ暑い中で毎日寝ているんだボケの一つや二つ来たって不思議ではない。
「今日・・か」
俺が記憶の糸をたどっていると待ちかねたのか北大路が
「今日から隣の中学の奴らがうちの学校に来るんだろ
まったくどうやったら忘れられんだか理解不能だよ」
「うるせ」
そうかそういえば今日からだったっけとなりの中学の奴らが当分うちの学校に来るのって。
隣の中学、泉中学校は有名な中学だしかし有名と言っても勉強ができるなどではなくむしろその逆で問題中学なのだ
カツアゲ・万引き・障害などそのほか数え切れないことをしでかしている学校なのだそこの教師も耐え切れず
学校を辞めることも珍しいことでもない。
それに比べこの桜中学は平凡も平凡、何の問題も起きず毎日がおなじようなことばかりだ。もう少し刺激がほしいくらい。
話を戻すがその問題中学泉中がこの間学校の半分が燃えた理由は理科の時間に使ったマッチを持ちだし教室でマッチを
全部一気につけた生徒がそのマッチを投げ・・まあそこからは話さなくても分かる気もするのだが一応話しておこう・・
えっと、どこまで話したっけ・・そうそうその生徒がマッチをなげてから床に燃え移りスプリンクラーのかいも無く
一気に学校は燃えていったらしい。
漫画や小説などでは誰も怪我は無かったみたいな感じで終わるんだろうがやはり現実は厳しくそのクラスにいた生徒は23人いたらしいがその中の14人くらいは体に少なからずやけどを負ってまた死傷者も2人出たらしいもうその事件も1ヶ月も前のことだ
その事件が起こってからは今でもニュースでその事件のことを報道している。
火事を起こした生徒は当然のごとく逮捕され今はどうしているのか。
そんな事件が起こってから泉中学は当分休校であったのだが、今日から当分泉中が復興するまで我が桜中学で勉強するらしい男女に問わず泉中の生徒が来るということを怖がっている生徒も少なくはない。
とはいえ俺自身はとくに気にしてもいない、できる限り目立たなければいいだけの話なのである。
「俺ちょっと怖-よどーするよ虐められたらあー怖い」
そんなことを話しながらも、2人とも本気でそんなことを思っているのではなく今日もいつもどうり学校も終わり
あー今日って期待したより何も無かったなー。
そんなことを話してる俺とこいつの姿を想像しながら歩きなれた道を歩いていった。
まだきずくわけも無かった、当然だ、しかしあの時本当にUターン
して帰ればあんな奴に会うことも無かったのに、この暑さも忘れる出来事が起こるのだそれは全然嬉しくも無いことだ。
むしろこれに巻き込まれないですむのなら1年中夏でもいいそんなことを心から望んでしまうことに巻き込まれるのだが・・
もう引っ張るのはやめておこう、どれだけ引っ張っていても話は見えてこないもう一度言ってこう、一年中夏でもいい、暑くても平和な時間を返してくれ。
あの三人にさえ合わなければ・・・
この小説は、俺が7月にレオリオという名で立ち上げたのはいいのだが、途中でパソコンが壊れて、そのまま削除もせず放っておいたブログを偶然見つけ、読んでみたらこれを途中でやめるのももったいないと思ったのでこのブログに入れたのです。何も言わずupしたらパクリと言われて面倒くさいことになると思ったのでこれを書きました。もう一度言っておきます、これはパクリじゃないです、俺の創作物です。