2022.09.18
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9月半ば・・・日に日に初秋の趣になってきました・・・同時に九州にとても大きな台風が向かっています、3年前の千葉の台風を思い出します。店や家のあちこちが壊れたり、ガラスが割れたのを覚えています。くれぐれも、気をつけてください。

テニスはUSオープンが終わって・・・国内の女子東レパンパシフィックオープン、そして男子の楽天オープンへと続きます。国内のトーナメントは盛り上がります。観戦したかったのですが、スケジュールが合いませんでした。

そんなこんなで・・・秋に向けて4種類のこーひーのご紹介です・・・お待たせしました、名門インヘルト農園のブルボン種「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」・・・秋向け栗やチョコにもぴったりの「つるべ糸」・・・深煎りのモカ「深煎りモカ・シダモ」・・・よりダークにディープにリニューアルした「ブラックアイズ」お楽しみください。

【グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン】

朝、本店で焙煎した「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をカッピングして・・・おゆみ野店へ運ぶクルマの中、舌の上口の中にずーっと心地よさと共に色々な味わいや香りが漂ってきます。

今では当たり前にこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をさかもとこーひーの定番シングルオリジンとしてお届けしていますが・・・使えるようになるまでは、手の届かない憧れの農園でした。(今年は輸入量が少なくて、確保に苦労しました、仕入価格も上がっています)

コーヒーの最高峰の透明でまろやかなめらかな口当たりから、上品で華やかな印象・・・余韻のチョコレート感と甘さ・・・香りはフローラル、フルーツ、チョコレート・・・ブルボン種の繊細な魅力がエレガントさを感じさせます。

粉に挽いた時の香りから柔らかくなんとも惹きつけられる魅力が素晴らしいです。

温かいうちは…あまりにも滑らかで柔らか円やかな味わいから…華やかさと上品な甘さが伝わって来ます…気品、滑らかさ、円やかさ…バランスの良さ。

ピーチ、フローラル、アプリコット…フローラル、レモン&オレンジ、ハニーライク、ベリー…ジューシーな甘さ、クリーミー&ラウンド、エレガント、コンプレックス…メモが止まりません…余韻のピーチ&フローラルと包み込むような甘さが圧倒的な個性でしょう。

冷めると、円やかなコクと華やかな余韻がこの「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の素晴らしさを印象的にしています…上品さと複雑さが圧倒的な印象と魅力になっていますね。

そして、甘さといっても・・・色々な質とキャラを感じるのですが・・・この「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の甘さには・・・こーひーの上質な甘さと柔らか滑らかな質感・・・その甘さを引き立てるフルーツ感のバランスの素晴らしさを感じています・・・まぁ、そういう魅力を感じるとエレガントと言ってしまいますが・・・。

ぜひ、冷め切ってからのエレガントさ、ピーチ&フローラルな魅力をお楽しみください。

さかもとこーひーが世界最高レベルのコーヒー農園だと感じていて、3年連続で息子が訪問しました。グアテマラのカップオブエクセレンスでエルインヘルト農園の名声を高めたのが、このブルボン種でした。その後、パカマラ種やゲイシャ種でさらに有名になりましたが…。パカマラが出る迄はブルボンがエルインヘルト農園の代名詞だったでしょう。

エルインヘルト農園の土壌栽培の素晴らしさ、完熟度合いの揃った収穫、的確な精選処理・・・全てにトップクオリティの農園の実力が素材や魅力につながっています。

農園名:エル インヘルト農園

責任者:アルトゥーロ アギーレ

エ リ ア:ウエウエテナンゴ県 リベルター

プ ロ セ ス:フリーウォッシュド

品 種:ブルボン

標 高:1,500-1,600m

エル・インヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア300ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28°Cと冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の350ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。

1620円/200gパック(税込)

【つるべ糸】

4年目の「つるべ糸」です・・秋の日はつるべおとし、そんな季節のブレンドです。(もっとも最近は、つるべおとし死語になっているようです)・・・まろやか滑らかな口あたりで、余韻の味わい深さが季節にぴったりです。

「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をベースにした・・・秋向け、栗・チョコレート・ナッツをイメージしたブレンドです・・・季節柄おいもにも合いますね。ほっと落ち着くような味わいですが、そこは「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」がベースですので上質さ上品さが際立っています。

年に何回かプロ向けのカッピングワークショップをクローズドでしているんですが・・・最近はテーマを決めたブレンドのワークショップの要望があって・・・前回のリクエストが秋向けと栗でした。その時は、秋をイメージしていくつかのパターンでブレンドして・・・各自のブレンドをカッピングして、そのブレンドのイメージや価格を聞き、即修正する、そんな繰り返しでした。

で、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を発売して・・・その魅力を生かした秋向けで、栗・チョコレート・ナッツにぴったりなブレンドができました。

「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の上質さ、豊かな味わい、なめらかさまろやかさ、フローラル感、フルーツ感、余韻の心地よさ・・・をベースにして・・・栗やおいも、チョコレート、ナッツ系のお菓子をひきたて、こーひーもひきたつ・・・なめらか、まろやか、味わい深く・・・フローラル、赤ワイン、スパイシーな感じです。

使ったのは・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「エチオピア・モカナチュラル」「マンデリン・タノバタック」・・・出来上がってプレスで淹れてスタッフさんと一緒に飲んだら・・・Kさん「う~~ん、高級な味」・・・さすがさかもとこーひーのスタッフさんは味わいで高級感を感じるようです(笑)

さかもとこーひーの秋の定番こーひーになってきました。

仕上げに、名前を考えなきゃと・・・秋と言えば・・・秋の日はつるべおとし・・・そうだ矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。

1620円/225gパック(税込)

【深煎りモカ・シダモ】

「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」に「エチオピア・モカナチュラル」・・・そしてこの「深煎りモカ・シダモ」と・・・3種類の個性の違うエチオピアのモカが揃っています。

まろやかで豊かなコク・・・ベリー系とチョコレート系の香りと味わいが際立っている「深煎りモカ・シダモ」です。深煎りにして苦味よりも滑らかで上品で豊かな香りの味わいが印象的です・・・冷めてからの余韻には赤ワインや赤いフローラルさが際立っています。

20年くらい前までは「深煎りモカ・シダモ」を定番で出していたのですが・・・スペシャルティコーヒーに出会って「モカ・イルガチェフェ」の華やかな魅力をさかもとこーひー定番のモカとしてきました。

素晴らしい「エチオピア・シダモ」に出会いましたので・・・深煎りにして他の2種類のモカとは違った魅力をお楽しみください。

シダモのベリー系の魅力、円やかなコクを生かして・・・チョコレート感にカラメル感が微妙に重なるタイミングで仕上げました。深煎りのコーヒー感からビターチョコレート、そしてベリー・・・冷めると赤ワインや赤いフローラル感が他に無い魅力になってくると思います。

勿論、深煎りでも焦げのざらついた苦味とは無縁です・・・円やかな口当たりとコク・・・ベリー、赤ワイン、赤いフローラルのキャラが厚みを持って長く余韻に漂います。20年ぶりにクオリティアップ魅力アップして帰ってきた「深煎りモカ・シダモ」です。

エチオピアコーヒーの魅力をお楽しみください。

エ リ ア:シダモ県 グジ地区ケルチャ

プロセス:ウォッシュド

規 格:Grade - 1

品 種:エチオピア原種

標 高:1890m

アラビカコーヒーの原産国 ・エチオピア。コーヒーの木が森の中や庭先に自生しているこの国には1000年以上に渡るコーヒーの歴史があり、日本の茶道に似たようなコーヒーセレモニーは生活に密着した文化となっています。シダモはエチオピアの代表的なコーヒーの産地として有名です。その中でも特に高品質コーヒーを生産しているグジ地区のコーヒーは人気があり、現在手に入れることが非常に困難になっています。シダモ・グジ地区の高い標高がもたらす昼夜の激しい寒暖の差はコーヒー栽培に適しており、生産者のコーヒー栽培への情熱も相まって素晴らしいコーヒーを生み出しています。完熟したチェリーのみを収穫し、丁寧に生産処理されたコーヒーは花のような香りが際立っており、他のコーヒーには無い個性的な味わいがあります。今回、そのシダモ・グジをグレード1という最高品質の規格でお届けいたします。すばらしいフレーバーを是非ご堪能ください。

1620円/200gパック(税込)

【ブラックアイズ】

昨年、2021年5月にデビューした深煎りブレンド「ブラックアイズ」発売以来安定した人気で、すっかり定番化しました。

そこで、「ウガンダ・マウントエルゴン」が使えるようになったので「深煎りコスタリカ」を「ウガンダ・マウントエルゴン」に替えて・・・よりダークに、ディープに仕上げました。

ダークさにビター感が重なって・・・上品で柔らかな口あたりと甘さが長く続きます。酸味を感じないので、酸味が苦手な方にもお勧めです。

使った豆は・・・「バークレーロースト」「ウガンダ・マウントエルゴン」「深煎りインドネシア・ブルボン」「マンデリン・タノバタック」・・・さかもとこーひーのダークな深煎り豆ばかりです。

深煎りインドネシア・ブルボンを焙いてカッピングした時にイメージできた深煎りのブレンドです。

深煎りの豆だけで、ダークにディープに、上品で柔らかで・・・深煎りコーヒー苦手な方でも素直にコーヒーのダークさに馴染んで・・・深煎りコーヒー好きな方には今まで無かったような深煎りの魅力を楽しんでもらえるように・・・スペシャルティコーヒーの深煎りの可能性のひとつをイメージしました。

上品で繊細なビター感、ダークテイスト・・・マンデリンの滑らかさとブルボン種の柔らかな口当たりからの余韻がとっても気持ちいいです。そして、余韻にはビター感ダーク感と一緒にカラメルやダークチョコ、バニラ・・・さらにダークな中のフローラル感もあります、余韻はやさしい甘さです。

マンデリンの質感とブルボン種の質感を活かして、焦げる手前の火力で、ぐーっとダークにディープに深煎りにしました。キレの良い後味なので、アイスこーひーでもお勧めします。

ネーミングは「ブラック・オルフェ」と同じく土岐英史さんの4年前のアルバムからいただきました。

1080円/225gパック(税込)

さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。






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Last updated  2022.09.19 07:55:51
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