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3/10は東京大空襲、3/11は東日本大震災と忘れられない日が続いています。大空襲は親戚が亡くなっていて、千葉でも空襲があって、地元の蘇我には日立航空機工場があったので狙われました。どちらも子供の頃話しを聞いていました。今のアラ古希世代は戦争を知らない世代ですが・・・子供の頃に戦争の話しを聞いているでしょう。
大震災も常連の方に被災された方がいらっしゃいます・・・震災後、色々とお話しを伺いました。戦争に自然災害・・・最近はコロナ禍・・・長く生きていると辛いことがあります。せめて穏やかな日々を大切にしたいです。
花粉は相変わらずですが・・・毎日「はじまりの春」や「桜ぼんぼりカフェ」「ミモザカフェ」のご注文を受けているとすっかり春の気分になっています。
おゆみ野の街は桜いっぱいの遊歩道があちらこちらで交差していて春の散歩がご機嫌なんですが・・・木蓮の並木道もあってこの季節の楽しみです。
そんなこんなで・・・毎晩布団に入るとしばらく本を読むのが若い時からの習慣ですが、最近は目が疲れて数ページ読むと寝落ちしてしまい、なかなか読み進みません。
が、同世代の小説家で天才なんじゃないかと思っている山田詠美さんの新刊を読み出したら面白くて寝落ちしません、毎晩布団に入って本を開くのが楽しみになっています。
「私のことだま漂流記」山田詠美著・・・自伝小説とあります。エッセイ風に子供の頃からを振り返りながら書いていますが・・・しばらく進むと小説になっていて、目の前で詠美さんが話しているような雰囲気に包まれて心地よいです。
「小説家は格好いい?」というフレーズが気になりました。
「今でこそ、若い小説家の言動を見聞きして、あの人は小説を書きたいんじゃなくて、小説家になりたいんだよねー、なんて小馬鹿にする私だが、実は、あまり他人のことは言えないのだ。」
「コーヒー屋は格好いい?」「あの若い人はコーヒー屋をやりたいんじゃなくて、バリスタになりたいんだよね~」と浮かんでしまいました。
「小説家は、書いてナンボ、いや書き続けてナンボ、なのだ。」
「小説を書かない小説家とか、歌わないブルースシンガーとか、ピアノを弾かなくなったピアニストとか、・・・」
ハンドドリップしたり、ラテアートすることがコーヒー屋の本質では無いのに・・・ドリップしている自分、ラテアートしている自分を見て見てーって空気に満たされているカフェがあります。
コーヒー屋にとってコーヒー淹れるのは仕事のほんの一部でしかないのに・・・。
いい感じのカフェは、お客さんがいい雰囲気になっていますね。このいい雰囲気になるようにするのがコーヒー屋の大切な仕事なんじゃないかと思っています。
良いコーヒー届けるのは当然ですが・・・どういう常連さんの暮らしの一部になるかが大切で、それが伝わってくるカフェと、そうでないカフェがあるように感じています。
まぁ、コーヒー美味しくなかったらいい雰囲気も何もあったものじゃないんですけどね~。
さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
「ブラジル・パッセイオ」 2024.10.23
「アフターダーク」 2024.10.22
「パナマ・レリダ・パカマラ」 2024.10.21
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