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2020.04.12
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カテゴリ:
アドラー流子育て                   岩井 俊憲 著

アドラー心理学 → 勇気づけの心理学

勇気づけ → 困難を克服(こくふく)する活力を与えること

勇気づけが習慣化すると…
① 「ここを越えればもっと成長できる」という人生のリスクに直面したとき、
   チャレンジできるようになる。
② 「困難は克服できるものだ」ととらえることができるようになる
③ 目標に向けて、人と協力しあったり、貢献することができるようになる

勇気づけできる人               勇気づけできない人

 楽観的                    悲観的
 目的志向                   原因志向
 大局を見る                  細部にこだわる
 加点主義                   減点主義
 良いだしをする                ダメ出しをする
 プロセルを重視する              結果を重視する
 人格を重心する                人格を軽視する
 周囲との協力を重視              人との競争を重視
 聴き上手                   聴き下手
 失敗を受容できる               失敗を非難する

勇気づけで知っておきたい4つのこと

 ② 激励は勇気づけではない
 ③ ともに喜ぶことが勇気づけ
 ④ ともに悲しむことは、必ずしも勇気づけにならない

● 子どもの行動の「目的」に目を向ける
   不適切だと思われる子どもの行動→どうしてそういう行動をとるのか、子どもの目的に目を向ける


   20歳になったらどんな人間になってほしいか?
   常に目標に立ち返り、理性的な判断をする

  その目標をかなえるための手段・方法を身に付ける
    勇気づけを身につける
    聴き上手になる
    意見・事実を見分ける
    自然の結末と論理的結末を経験させる

  無視はNG
  叱るのもNG
  問題の指摘だけではなく、代替案を提示する

「正の注目」  子どもの行動に対して「よかったね」「助かったわ」とホメ言葉やごほうびを与えたり、勇気づけて関心を示すこと → こどもは自分の要求を通してもらったと思い、満足感を得られる

「負の注目」  「何度言えばわかるの」「ちゃんとしなさい」と禁止・命令をしたり、叱ったり罰を与えて支配しようとすること → 子どもは不快に感じるもの、親に関心を示してもらったと感じる

子どもに投げかけたい言葉

 ☆ 子どもが、不適切な行動だとわかっていないとき
    「それはいいやりかただと思う?」
      ・まず子どもに尋ねて考えさせる
      ・もし子どもがいいやり方だと思うと答えたら…、
       「お母さんはいいやり方だとは思わないけど」などと言って話し合う
☆ 子どもが自分の行動が不適切だということだけわかっているとき
    「ほかにもっとよい方法がないかしらね?」
      ・不適切な行動自体には注目しない
      ・適切な行動の仕方を一緒に考えると絆が深まる
☆ 子どもの適切n行動を、あなたが見過ごしているとき
    「○○ちゃんがこうしてくれて、おかあさんは助かってるな」
      ・うちの子は問題行動ばかりしていると思うのは、
       不適切な行動ばかり目を奪われているサイン
      ・親が子どもの適切な行動を「あたりまえ」ととらえてしまっている可能性大
☆ 子どもが不適切な行動で自分の要求を通そうとしてきたとき
    「そんなやり方をしなくても、お話してくれれば相談にのるよ」
      ・安易に子どもの要求を受け入れてしまうことは、子どもを甘やかすことになる
      ・適切な行動をとるようにうながす投げかけが大切
☆ 子どもが泣きわめいて要求を通そうとするとき
    「・・・・」(反応しない)
      ・泣きわめく子を叱るのはもっともNG
      ・激しい不適切な行動にあ、話題を変えるなどして反応しない

◎ 子どもの不適切な行動を正すためのチェックリスト

⒈ その行動の前後関係をよく観察する
   □ 子どもが不適切な行動をしたとき、感情的にならない
   □ 目先の問題を解決することだけを考えない
   □ 少し距離を置いて、冷静に子どもの行動を観察する
      ※ 「子どもはどんな状況でその行動をするのか?」
        「わたしはいままでにどんな対応をしていたか?」
        「わたしの対応の効果はどうだったか?」
⒉ 不適切な行動に注目せず見守る
   □ 不適切な行動には、実害がないかぎり注目しない
      ※ 実害とは、けがをしたり、誰かをけがをさせたり、
         大切なものを破損したり…といったときのこと
⒊ より適切な行動を一緒に考える
   □ 強圧的な対応や命令口調にならないようにする
   □ まず、子どもの考えをあたたかく受け入れる
   □ 子どもと一緒に具体的に考える
   □ 子どもの考えを聞いてから、自分の考えを提案する
   □ 実際に何をすることを選ぶのかは、子どもにまかせる
      「おかあさんはこうしたらどうかと思うんだけど」
⒋ 適切な行動をしたとき、正の注目を与える
   □ 子どもが少しでも適切な行動をしたら、勇気づける
   □ 「あたりまえ」と思えるちいさなことでも、適切な行動を見逃さない
      ※ 適切な行動にいい反応を示し続ければ、子どもは自分の存在を認められたと感じ、
        親子間の信頼が深まる
        結果的に、適切な行動が増えていき、不適切な行動が自然と減っていく

◎ 子どもが「かまって行動」で気を引こうとする2つのケース

① 親が子どもの「適切な行動」に無関心なとき

   例 子どもが毎朝決まった時間に起きて学校にいくことはあたりまえだととらえる
      ↓
     朝寝坊したときだけ、子どもを叱ったりする
        ※ よくない行動をすれば、おかあさんにかまってもらえると感じるようになる

② 親が子どもに難しすぎる課題を与えたとき

   難しすぎる課題を与えたから子どもが挫折したんだと気づかず
   「やる気がない」「努力が足りない」と子どもを批判する
      ↓
    子どもはますますくじけ、チャレンジしなくなる

  批判は子どものココロをくじく
  先回りすることで子どもの成長のチャンスをつみとることなく
  子どもの行動を見守ってあげる勇気も必要

◎ 罰を与えると招いてしまう5つのこと

 ① 罰する人がいなければ、問題行動をとる
     ・ いつも罰を受けていると、人の顔色を伺いながら行動するようになる
     ・ 罰する人と罰しない人を区別するようになる
 ② 「かまってもらえた」と思い、問題行動を続ける
     ・ 罰は負の注目を子どもに与えていることになる
     ・ 子どもは無視されるより、かあってもらえたほうがマシだと感じるようになる
 ③ 罰を与えるだけでは、何をするのがいい行動なのかを学べない
     ・ 罰を与えると問題行動自体はしなくなる可能性もある
     ・ 罰するだけでは、何をするのがいいのかが子どもに伝わらない
 ④ 罰は勇気をくじき、子どもを消極的・依存的にする
     ・ 失敗したことに罰を与えられてしまうと、
       子どもは、「失敗するとまた罰せられる。それならやらないほうが 
       マシだ」と考えるようになる
 ⑤ 罰を与えると、親を憎むようになり、親子関係が悪くなる
     ・ 子どもは、親が自分の考えを押し付けようとしていることを見抜いて親を憎む
     ・ 親のほうは、子どもが自分の愛を理解していないと感じる☆

☆ 罰のかわりにできること

    危険な状況でないかぎり、不適切な行動には注目しない
    適切な行動をしたときに、関心を示す

~ 子どもから信頼される9つの聴き方 ~

① あいづちをうつ
   ・ ただじっと聴かない
   ・ 話の切れ目に「ふんふん」「それで~」「なるほど」とあいづちをうつ
② 子どもの言葉を繰り返す
   ・ 子どもの言った最後の言葉をそのまま繰り返す
   ・ または疑問形にして繰り返す
③ 子どもが黙ったら、「それで?」などを投げかける
   ・ 会話が途中で途切れたら少し待つ
   ・ そのうえで「それで?」などと話がつながる投げかけをする
④ 質問する
   ・ 子どもの話の枠の中で、質問を投げかける
   ・ 矢継ぎ早に質問すると尋問(じんもん)のようになるので、数は少なめに
⑤ 子どもの話を最後まで聴く
   ・ 途中で口をはさまず、子どもが話し終えるまで聴く
⑥ 子どもの気持ちを言葉に出してみる
   ・ 子どもの気持ちを想像して、口に出して聞いてみる
⑦ あなたの気持ちを伝えてみる
   ・ 「おかあさんあったらこう感じるな」など、あなた自身の気持ちを伝える
   ・ 「それは○○なのよ」といった押し付けにならないように注意
   ・ 意見や考えではなく気持ちを伝える
⑧ 子どもとの視線や距離について工夫する
   ・ 向かい合う、並んで座る、離れている、近くにいるなど、その都度、
     子どもが話しやすいように工夫する
⑨ 声の調子や顔の表情に気をつける
   ・ 会話する際、言葉以外に重要なのは声の調子と顔の表情
   ・ 声や顔の表情も伝えたい気持ちに合わせる

ご褒美がもたらす4つの弊害

① ご褒美をくれる人がいないと、いい行動をしない…
   ごほうびをあげることで行動をうながすという対応をしていると
    ↓
   子どもにごほうびをくれる人とくれない人を区別しながら行動するように…
    ↓
   ごほうびがあると行動する、なければ行動しない子になる…

② 子どもの要求するごほうびがエスカレートする
   子どもを行動させるための誘発剤としてご褒美をあたえ続けると…
    ↓  
   子どもは、ごほうびが駆け引きの材料になることを覚える
    ↓
   ・ まず自分の要求をだし、それが受け入れられたときにはじめて行動する子になる…
   ・ 子どもの要求に親がのんでいるかぎり、要求するご褒美がエスカレートしていく…

③ 結果ばかり重視するようになり、ゼロか100かの主義になりやすい
   ごほうびは行動のプロセスにではなく、結果に与えられるため、
   子どもの関心が結果だけに向きがちになる
    ↓
   ・ ごほうびがもらえないとわかると、最初から行動しない子になる
   ・ 子どもの行動がご褒美によって左右され、子どもの発想がゼロか100になる

④ ご褒美がほしいがために手段を選ばなくなる
    ごほうびはほしいけど自分の実力では無理だと子どもが判断したとき…
     ↓
    ごほうびを得るため、手段を選ばず行動してしまうようになる

☆ ごほうびと勇気づけの違い

  ≪ごほうび≫            ≪勇気づけ≫
・ 行動の「結果」を見る      ・ 行動の結果でなく「姿勢」「プロセス」を見る
・ 成功したときだけ        ・ 成功したときだけではなく、失敗したときにも
・ 人格を無視しがち        ・ 人格を尊敬する
・ 上から下への関係        ・ 横の関係
・ 親の要求が満たされたとき    ・ 長所・能力を認める
・ その場かぎりの満足感      ・ 次のステップへの意欲を引き出す
・ 条件つき            ・ 無条件

勇気づけが必要な理由

① 子どもが自立する
   子どもを支配し、従わせることが子育ての目的ではない
   子育ての目的は、子どもが自立すること
   子どもを友人として援助することが大切
② 子どもが自分のことを好きになる
   子ども自身のあるがままを認めてあがること
   子どもは自分に自信をもち、自分を好きになる
   「叱られる」「上から目線で励まされる・褒められる」では子どもは精神的な安定を保てない
③ 子どもが自分の力を信じられるようになる
   勇気づけは、子どもの行動のプロセスに注目する
   たとえ結果が失敗であっても、そこに至るまでの努力を認める
   この経験を積み重ねることで、子どもは「ボクは問題を解決できる」と思えるようになる
④ 親のことを信頼するようになる
   勇気づけすると、子どもを信頼しているメッセージが伝わるため、
   子どももまた、親を尊敬して信頼するようになる
   勇気づけは親の価値観を押し付けではない

☆ 子どもの希望をかなえられないとき
   ① 頭ごなしに否定しないこと
   ② 子どもに共感すること
   ③ 「ダメだ」とストレートに言うのではなく、視野を変えさせる投げかけをすること

  ※ 子どものいいところを書き出してみる
     出てきたいいところを、子どもに言葉として伝えてみる
       ↓
     生きていることに喜びを感じられる子に育つ

勇気づけを実践するときの9か条

⒈ 子どものよいところに目を向けよう
   短所・欠点を見るのではなく、長所・才能に注目する
⒉ 子どものプロセスを重視しよう
   結果よりも努力・プロセスを重視する
⒊ 不完全さを認める
   親も子も不完全であることを認める勇気をもつ
⒋ 比較を避けよう
   他人と比較するのはやめる
   子ども自身が目標設定をし、取り組んだことに注目して尊敬する
⒌ 親自身が協調できる存在でいる
   親自身が、人にはひとりひとりの持ち味があり、お互いにその個性を認め合い、
   協調しあうことを示す
⒍ 信頼関係を築く
   子どもを無条件で受け入れている態度で接する
⒎ 過去ではなく、未来に目をむける
   子どもの行動の原因を追求したり、過去の行動に囚われるのはNG
⒏ 子どもを支え、ともに歩こう
   親は子どもを勇気づけるつもりで「○○したら△△してあげるわよ」と声をかけてしまうが、
   それが子どもの圧力になることも…。子どもを支え、ともに歩む姿勢でいく
⒐ 対等の友人として言葉をかける
   上下関係ではなく横の関係でかかわることが大切
   親が子どもをひとりの人間として信頼し、尊敬することこそ、勇気づけの基本
   共感が大切

「いったい誰の課題か…」

  原則として、子どもの課題に親が口出すことはよくないこと
  親の課題に子どもが口出したり、親の課題を子どもに押し付けたりするのもよくない

共同の課題にするとき…
  言葉に出して、相談・依頼する
   個人の課題を共同の課題にするには、はっきり言葉に出して相談する
  共同の課題にするかどうかは話し合う
   「○○のことで、おかあさんは△△したいと思っているんだけど、
    あなたたちも協力してもらえないかな?」
  共同の課題になったら、協力して解決策を探す
   みんなで協力して解決策を考える

♢ 親の共同の課題の向き合い方

 ⒈ なるべく放っておかないで相談にのる
    ・ 子どもから相談されたときに、放っておくと、
       子どもは「ボクは大切に思われていない」と感じる
 ⒉ 共同で行う
    ・ 子どもから相談されたら、解決する方法を親子で一緒に考える
    ・ 共同とは、子するどもを対等なパートナーとして扱う
    ・ 親が子どもを指導するのではなく、一緒に考え、一緒に解決すること(協力する)
 ⒊ 親が解決しない
    ・ 課題を親が解決してしまうと、「相談すれば親がなんとかしてくれる」と依存し、
      子どもが自立しなくなる。
    ・ 親は答えを与えず、答えに至る道筋を話す
 ⒋ 理性的に話し合う
    ・ 子どもから迷惑かけられた場合でも
      「迷惑だからやめてちょうだい」などと言っては、信頼関係は築けない
    ・ 「ねえ、○○ちゃんのしていることで、迷惑だと感じているの。
       どうすればいいか一緒に考えてくれない?」と
       冷静に相談を持ち掛ける(感情的にならないことが大切)

♢ 支配する親から援助する親になろう

    さまざまな体験をさせたほうが自立した子に育つ

    子どもは、もともと探求心があり、冒険家で、知りたがり屋
      ↓
    親は子どもの「援助者」として見守る

    子どもが助けを求めてきたら、そのときはできるかぎりの援助をしてあげる


✖ 相手を不快にするよくある頼み方 ~ 命令口調 ~
 ⒈ かたい命令口調    「○○しなさい‼」
              「○○をやめなさい」
              「○○するな」
 ⒉ やわらかい命令口調  「○○してください」
              「○○してちょうだい」
              「○○しないでください」
              「○○しないでちょうだい」
 ⒊ 皮肉っぽい命令口調  「どうして○○するの?」
              「いつになったら○○するの?」

◎ 相手が受け取りやすくなる頼み方
 ⒈ 疑問形のお願い口調  「○○してもらえる?」
              「○○してくれる?」
              「○○してもらえない?」
 ⒉ 仮定形のお願い口調  「○○してもらえると、とっても助かるんだけど」
              「○○してくれない?そうしたらうれしいんだけどな」
   ※ 家庭内でも、できるだけお願い口調を使うようにする

✖ 伝わらない事実言葉
  ⒈ かたい事実言葉   「○○だ」
              「○○に決まっている」
              「○○に違いない」
  ⒉やわらかい事実言葉  「○○なのよ」
              「○○なものよ」
              「○○だと思うでしょう」
  ⒊皮肉っぽい事実言葉  「○○であることも知らないの?」
              「どうして○○しないの?」

◎ 伝わる意見言葉
  ⒈ 前置型意見言葉   「これはわたしの意見にすぎないんだけど」
              「私はこう思うんだけど」
  ⒉ 後置型意見言葉   「○○と思う」
              「○○と感じる」
              「○○してほしいと思う」
              「○○してくれるとうれしい」

♢ 子どもがお願いを聞いてくれなかったとき…

   注意はあっさりと1回だけ

    子どもがどうしても聞き入れないときは、あっさりと引き下がる

   いったん「ノー」と言った子どもは、滅多に「イエス」とは言わない
      ↓
    子どもの「ノー」を受け入れる勇気をもつ
      ※ 感情的になるかどうかは、自分でコントロールできる
        母が感情的になれば、子どもも感情的になる


感情に振り回されない4つの問いかけ

 ⒈ 感情を使ってどんな目的を達成しようとしているのか振り返る
    その感情を使って、自分がどんな要求を通そうとしているかを考えること
 ⒉ 感情を使うと、目的が達成できるか考える
    「いままでこんなふうに感情的になって、うまくいっただろうか?」と振り返ること
    「相手はそのとき、気持ちよく要求を受け入れただろうか?」
    「わたしは要求を受け入れてもらってうれしかった?」と問いかける
 ⒊ 深呼吸をする・場面を変える
    ついカっとなってしまったときは、深呼吸をしたり、場面を変えたりする
    「感情的になってしあうこともある。そんなときどう対応するか、
     わたしは自分で判断することができる」と冷静に語り掛ける
 ⒋ 冷静に相手に伝わる言い方を心がける
    「感情を使うのではなく、冷静に、合理的に、
     わたしの要求をつたえる方法はないのだろうか?」と問いかける。

 人はかならず目的をもって行動する

  子どもの本心に目を向ける
  「この子はどんな意図(目的)をもってこれをしたんだろう?」
  「その意図(目的)を、よりよい形で実践するにはどうすればいいだろう?」
  「その方法を子どもにうまく伝えるためにはどうすればいいだろう?」と考える

 子どもは失敗することによって成長する 
    ⇓
 子どもが失敗したときこそ、子どもがさまざまなことを学ぶチャンス
   ※ 失敗したことよりも、その後始末の中でどう学ぶかが大切

 欠点は長所として生かせる

  欠点ばかり指摘されると、子どもは意欲を失う
  子どもの長所を発見し、それを認めることが大切

♢ 子どもからのお願いごとを断るとき…

 ✖ 非主張的(子どもに遠慮して言いたいことを言えない)→子どもの頼みを聞いてしまう
 ✖ 攻撃的→子どもを傷つけてしまう
 ✖ 復習的(売り言葉を買い言葉で返してしまう)→子どもを傷つけつつ、頼みも聞いてしまう
 ◎ 首長的→子どもを傷つけない断り方
    子どもの気持ちを理解し、子どもの要求を満たしてあげられる部分はできるだけ協力する

 断るときのポイント

  簡潔にビジネスライクに断ったほうがこじれない
  なるべくためらわないで、
  『おかあさんは嫌なの』『おとうさんはそうはしたくない』など簡潔に断るほうがいい
  皮肉、怒りはこめない
   『もうその話はおわりにしたいんだけど?』
   『○○まで、その話は待ってくれない?』
  それでもダメならあきらめる


自然の結末と論理的結末→子ども自身の体験を通じて子どもが自ら学ぶ子育て(自立心と責任感を育む)

 ♢ 自然の結末
   親の干渉なしで子どもが自分の行動の結末を体験することを成長のチャンスとする子育て
   ※ 親が先回りしない
     子どもが約束を守らない行動をとるとき、親はつい叱ってしまいがちだけど
     ここが親の踏ん張りところ
     否定するのではなく、約束を思い出してもらうようにする
   ☆ 子どもの行為が、子どもや周囲の人々の生命や安全を明らかに脅かす場合は、
     子どもがその行動を起こす前に話し合って、結末を予測させておく

 ♢ 論理的結末
   子どもが実際に行動を起こす前に、関係する家族との間に話し合いをもち、
   GOサインが出たら子ども自身に責任を引き受けてもらう子育て
   ※ 最終的に親が責任を肩代わりしてあげるのは避ける
   ☆ 親子が冷静に話あえる関係であることが前提
     親自身の対応に一貫性があることが大切

 体験しながら学んでいく

 人格否定はしない
 『いつも』など誇張して批判しない
 結局過保護にならない

親子が発展的に話し合うための3つのポイント

⒈ より適切なやり方を一緒に考える
   ・ 子どもがしようとしている行動が、望まない結果を招きそうだと子ども自身が
     気づいたらよりよい行動の仕方を考えるように手助けする
   ・ 親が先回りして答えを与えるのはNG
      ✖ こうすればうまくいくのに
      ◎ では、どうすればいいと思うかな?
        ※ 子どもが自分で選ぶ・自分で決めるということを大切にする
⒉ 子どもが自分の力で結末を予測するように手助けする
   ・ 親が結末を予測して伝えるのではなく、子どもが自分で考えるようにうながす
      ✖ そんなことしていると大変なことになるわよ
      ◎ そうすると、結局どんなことが起こると思う?
⒊ 最終的に何を選ぶかは、子どもに決断させる
   ・ いくつかのやりかたを発見してら、最終的にどれを選ぶかは子どもに決めさせる
   ・ 子どもが自分の力で選び取るように勇気づけることが大切
      ✖ だからこうしなさい
      ◎ そのうちのどれにするかな?

≪望ましい親子関係になる15か条≫

① 親と子がお互いに尊敬しあっていること
② 子どもに対して礼儀正しく振る舞い、子どもを対等の友人として扱っていること
③ 良い点を強調し、子どもの失敗をできるだけとがめない。
  『いいところを探し出す』姿勢をもつこと
④ 子どもを「あるがまま」に受け入れ、親が「こうあるべき」と思っている姿勢を押し付けないこと
⑤ きょうだいやよその子と比較しないこと
⑥ 子どもにそれぞれに責任をもたせ、責任を果たす訓練をさせること
⑦ 叱らない。そのかわりに『自然の結末』と『論理的結末』の技法を使うこと
⑧ よくない行動をする子どもは、自信と勇気を失った子どもであうととられ、勇気づけること
⑨ 親も子も、自分が不完全であることを受け入れる
⑩ ユーモアの感覚を身につけていること
⑪ 合理的なルールを作り、親も子もそのルールにもとづいた行動を心がけること
⑫ いつでも自分の感情に正直で、素直であるよう心がけていること
⑬ 『あたたかさ』『やさしさ』『愛情』を言葉と行動で示していること
⑭ 相手の立場に立って、ものを見ようとすること
⑮ 家庭を民主的に築いていること





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最終更新日  2020.04.12 15:43:51
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