くずみ さくやのダイエット&SnowMan好きブログ

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久住咲夜

久住咲夜

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2007.12.20
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カテゴリ: BLコミックス
さらっと読める明るいBL本の感想を♪


「シャンプー」
藤谷陽子先生
drapドラコミックス



互いに違ったフェロモンを持つ、同僚の三宅と越川。
その匂いに誘引され、急激に縮まる2人の関係...
生まれたのは恋慕か、愛欲か。


シャンプー

タイトル作ですが、久々に読んだのであらすじ見るまで同僚じゃなくて

相手のシャンプーの香りが同じだったことから意識し始めて、段々と
シャンプーの香りだけではなく、自分を惹きつける何かがあると
思い始めるのが、すごく恋愛の些細な入り口という感じで
絵とあっていて感情もさっぱりしていて良いな、と思います

はっきり言ってしまえば、攻め視点なのですが受けの三宅は越川が好きなのが
近くに来ると赤面したりで解るのですが、越川は手を怪我した三宅を
お互い裸で髪の毛を洗ってあげて、途中から意識してしまい抱く...のですが
ちょっと衝動的過ぎないかな(笑)
そもそもいくら男同士でも...お風呂入るかなぁ
ここ、越川だけでも服着ていたら違和感無いのだけれど。
一気にお互い素っ裸なのがね(笑)


できるものかなぁ(苦笑)
でもお互い実は「両想い」だからこそのこの流れのお話かもしれませんね。


約束の関係

幼なじみ同士が、同じ会社に入り受けの綾平は真面目さで出世しますが
それはいつでも明るく純朴な太一のサポートのおかげで、

「オレがもしも女だったら...」と、思ってしまうんです。
でも、太一の性格の良さを知っているからそう思っているだけで
「恋」には進んでいなくて。
その気持ちはまだ友情の延長かな?とも思ってしまいますが、
太一は綾平が好きなのね、と寝ている綾平にそおっとキスしようとしたり
するので解っちゃうんです(苦笑)
綾平と女性の会話に「綾平には好きな人がいる」と誤解した太一は
綾平の前で堪えきれず泣いてしまうのですが、その場面が可愛くて。

綾平はまた他の女性に振られたと思って、また「オレが女だったら...」と
無意識に太一にキスしてしまうんです。
そして、我に返って後ずさりながら「......あれ?えっ!?あれっ...すまん」
と、焦るのが可愛くて。
こころの底では意識しなくても、想いが積み重なっていたんだなぁと。
でもまだ、その想いまで頭は理解してなくて(笑)

その後は太一も「本当はずっと好きだった」と、ハッピーエンドです♪
すごく綾平の「女だったら...」が、少しそればかりが「想い」の描写の前に
先走る感じがして気にかかりますが。


ウエディング!

すごく...すごーくっ!!
健気受けの子が好きな方には、おすすめだと思いますっ
なんていっても、攻めを落とすために女装して「抱いてくれ」って
言うくらいなので(苦笑)

...だから、さくやは...ごほごほ(笑)

幼なじみ同士で可愛い感じの受けが、ノーマルな攻めに好きになって欲しいと、
女の子の格好だったらいいでしょう!と、いつも女装をして迫るのですが
幼なじみだし、可愛いとは思っているので答えを保留にしてしまうのです
でもやっぱりダメだと思って、受けの家に答えを言いにいくと
不意に部屋に来られた時、受けはその時もちろん普通の服装で
「...ごめんっ」と、女装しだすのですが、その姿を見た攻めが
思わず......ってどうなのかしら(笑)
作者さんのコメントでは「受けの中で一番男らしい」と描いてありましたが
男らしかったら、そのままで勝負すればいいじゃん。と思ってしまうのは
酷なんですかね(苦笑)

普通に女性が好きな人に、そうアタックしてしまう気持ちもわかる気が
しますが、常に女装して女性名で呼ばせたりして。
それって、あまりにも自己犠牲な気が...。
めちゃくちゃ偽りだし。
攻めも、焦る受けの姿を見て愛しさがいっぱいになって、抱きますが
良いお話だろうけど。さくやにはちょっと......だったかな(苦笑)

でも健気な子が好きな方には、最高じゃ無いのかな?


あまい言葉

さくや、一番このお話好きです(笑)
大学生同士でお酒の勢いでなんとなく始まった関係なので、受けの御崎は
後輩である直哉のことを愛というよりは、他の関係に思いたいのですが、
そんな直哉は実は、入学当初から御崎のことが好きで。

そんな事を知らない御崎は「いつまで続くんだ」と思いながら
離れられないような、友人の前で彼女が欲しい発言しちゃうような
不安定な気持ちのままなんです。
もうひとつ御崎を悩ませているのが、直哉の気障なセリフで。
御崎を抱いている時、いつも聞いているこっちが気恥ずかしくなるような
甘いセリフを延々と言うのですが、女扱いされているようで嫌だし。

直哉の「一生守るから」と御崎ひとりくらい養うというような事を言われ
我慢の限界だとキレてしまいます

BLばかり読んでいますが、受けキャラみんながみんな攻めの気障な言葉に
「きゃっv」と、思うわけ無いと思うのですごくこの場面好きです

本当は直哉の言葉たちは「もて台詞」本を丸暗記したもので(苦笑)
結局はなりふり構わず、怒る御崎に素直な自分の言葉で告白して
入学式の時からずっと想われていたことに感動して、真っ赤になりながら
最初からその素直な言葉が欲しかったんだ...と。

最後たばこ臭いと怒る御崎に、直哉は
「この味のキスじゃないと物足りなくなりますよ」と生意気に言いますが

「お前自身の味を教えてみろよ」とあっさり言う御崎が...

さすが先輩っ!!カッコイイ!
と、直哉共々御崎に惚れ惚れしました♪


灼熱から生まれた未来


高校生同士の、卒業を控えてお互い恋心を隠して思いつつ
過ごす日常の一場面で、甘酸っぱい爽やかさなお話です。
手が少しでも触れる事を意識したり、友情な事を意識したり
さり気なく満員電車でかかる息や汗の匂いにくらっとしたり...
青春だなぁ!(雰囲気ぶち壊しな、さくや・笑)
大学は別のところを受験する予定のため、離れると思っていましたが
思わず受けの子が「好き」と告白してしまい
攻めも「両想いなのにここで別れられるか」と、同じ大学に行く!と
一緒にアパート借りよう!と言ってるのが...もうまだまだ暗い考えや
迷いが無くて若いなぁ!(酷い・笑)と、可愛くて。

「男同士ってどうするの...」、「知らね...調べとこ...」

「...忙しいな 受験生」と、お互い照れながら笑いあうのが本当に純粋で
可愛いふたりのお話だなぁと、にやにやしながら読みました。

初のコミックスということですが、読みやすいお話ばかりで
気分を変えたいときや、さらっと読むのに良いなと思いました♪





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Last updated  2007.12.20 20:30:12


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