くずみ さくやのダイエット&SnowMan好きブログ

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久住咲夜

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良き風 New! kono52さん

2007.12.23
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カテゴリ: BLコミックス
あらすじを読んだときのイメージとは違いましたが、好きなお話です


「恋の雫」
香坂あきほ先生
drapドラコミックス



大学で知り合った成沢と肌を重ねるようになった麻耶。
カラダの関係が自分だけ深く、熱くなってしまうことに
焦燥を感じた麻耶は...。

タイトル作と他に短編が3作と書き下ろしに成沢と麻耶のお話があって
どれも恋が始まったときの雰囲気が描かれていて、爽やかなお話たちです♪



まず最初、雑誌のところ(あと帯にも)に「俺だけが、好きなんてくやしい。」
って言葉があったので、とても印象に残って購入を決めました。
受けの一方通行な想いや、切ない恋はさくや苦手なのですが(苦笑)

すごく「くやしい。」なら、どうするんだろう?って気になっちゃって。

だから読む前の印象は、受けへの想いや感情を滅多に出さずにただ抱く攻めと
何も言えないけど、内心は苦しい受けのお話だと思ってたから...。
読んでみて、びっくり(笑)

いや、絵も雰囲気に合っているし読みやすいし、あまあまだし
さくやの印象とは全く違ったけど、違う魅力のあるお話です。

成沢はいつもサンダルを履いていて、入学式のスーツ姿でもサンダルなことに
気付いた麻耶が、つい気になって成沢の姿を探して見てしまううちに、

カラダの関係が始まってしまったような仲なので、
好きだと想い始めても自分に対する成沢の気持ちが、何なのか聞けないまま
悩んでいるのですが......がっ!(苦笑)

どう見ても、成沢は麻耶にめろめろなのが表情や言葉で解ります(笑)
まぁ、キスしている時に麻耶が目をつぶっている間に食い入るように成沢は

感じなのですが......それにしても、成沢はこんなに想いを表に
溢れてさせているのに。
気付かないで「俺だけが、好きなんて」と思うなんて(笑)

あらすじ通りのお話を読もうと思えば、期待とは違いましたが
お互い言葉が足りなかっただけのラブラブな可愛いお話だと思えば
成沢は麻耶に惚れ込んでいて、美形だし
麻耶は意地っ張りだけど、素直で可愛いし、良いお話でした♪

一話は成沢から一歩踏み込むお話で
名前を呼ばれるのが慣れない、と照れ隠しで怒る麻耶と
名前を呼ぶたびに「好き」という想いを乗せていたと告白する成沢に
泣きそうな、焦るような照れた顔の麻耶が可愛くて!
青春だなぁと。(最近この言葉さくや多いなぁ・苦笑)

二話目は、多分お互いあまり確実な言葉は口にしていないと思うのだけれど
過剰に意識しちゃう麻耶と、どこでもべたべたする様になった成沢でも
麻耶はカラダから始まった関係への焦りから、
(でもこれってふたりとも一目惚れじゃあないのかな・笑)
もっと他にすることは無いのか!?、と思わず怒鳴ってしまい
それを聞いた成沢は嬉々として俺とデートがしたいんだね、と
恋人らしいことをしている、とニヤニヤ喜びます...可愛いな、成沢(笑)

でも両想いの恋だと解ってもどこか意地を張ってしまって
素直になれない麻耶は、名前を呼んでよとべたべたしてくる成沢を
冷たく拒否したり...でもこんな時も溜息をつきつつ、違う話に変えたり
すごく成沢が優しくて、ちゃんと麻耶を理解していて。
べたべたしていないと麻耶の気持ちが解らなくて不安だった成沢と
人目があるところなのが嫌なだけと照れる麻耶が...らぶらぶだなぁ(苦笑)

素直にお互い想いを言葉にして、抱き合った後
眠る成沢の名前を麻耶はこっそり囁きますが、途端にばちっと
目を覚まして、びっくりする成沢が可愛かったです

すごく麻耶が潔い...というか表面的には甘くない?
そういうイメージだからか、不思議とあまあまなお話なのにさっぱりしていて
キャラもお話も好きになりました
魅力的なのに、ページ数が少ないのが残念です(涙)


「きみの声が届く距離」
多分マンションかな?上の階と下の階に住んでいるふたりで
出会ったきっかけは洗濯物が上から落ちてきたのを拾った宮川が、上の階に
住んでいるツカサに届けに行ったのが始まりで、
今では何往復もして、たまに夕食を一緒に食べるほどになっても
時々わざと物を落としてきたり、ツカサの部屋で普通に会話していても
ツカサからの段々激しくなるスキンシップの意味が解らなくて焦った宮川は
部屋から走って逃げてしまいます。

その後からは、上の階からの落し物は無くなり、届け物がないと
自分からツカサに会いに行く理由も無くなってしまった事に気付いて。

でもベランダで、ツカサもベランダに出ていることに気付いていつも通り
話し掛けますが「迷惑になることはしないってきめた」と
宮川を好きな気持ちはあっても、それを消しても一秒でも長く近くにいたいと
こころの中で願うのが切なくて...このお話も会話が足りないだけなのよね(笑)

一方的に言われた宮川は怒って、初めて「落し物」無しでツカサの部屋に
怒鳴り込んできますが、その時自分も理由が無ければ会えない様にしていたと
気付き、謝りますが
「はじめて自分からきてもらえた」と喜ぶツカサが健気で(苦笑)

でも、どうみてもこの時点では宮川は「抱かれる」という考えまでに
なっていなさそうなのに、どんどんいただかれてしまうのが(笑)
しかも最後はツカサから、同棲話まで出てるし。
ちょっと急ですが、とても雰囲気のあるお話で好きです

よく考えると両想いにならなかったら、怖いお話ですけど(笑)
ツカサだけ物を落とすたびに、宮川への想いが積み重なっているみたいで


「抱きしめたい」
高校生同士の、相手を意識するところから始まるお話なのですが
高瀬は、いつも元気に走りまわる練馬に話しかけられてから
仲良くなりますが、今では恋になってしまっています。
それまではあまり意識していなかった、シャツのボタンを外すと見える肌や
からかう為に触れてくる練馬の手にも過剰に反応してしまい、
そろそろ限界がきていると、練馬のために距離をとろうとしますが
急によそよそしくなった高瀬に、思わず練馬も自分の想いを伝え
両想いだった...と...でも、そのまま体育の授業中なのに体育倉庫に行って
するのは、どうなのかなぁ(苦笑)

もしかしたら、ラストにかけていつもちょっと急展開になっちゃうのかも


「シェイク」

カフェの店員の菊水(何となく菊ってつくとテニ...を思い出す・苦笑)は、
最近常連になった、女性客ばかりの店内には不似合いな
黒いスーツの男性からの視線や、突然に手を握られ警戒します。
出来れば避けたいと思うのですが、うっかりコンビニで出会ってしまい
「宮守です」と、自己紹介と食事の誘いを受けます
...なんとなく菊水、罠よーっ!!と叫びたくなっちゃいます(笑)

お酒が入りつつ、どんどんと言われる宮守の告白とスキンシップに
負けてしまい部屋まで連れて行かれるのですが...

...しないで入れようとして「大丈夫ですから」とか平然と宮守は言って
菊水は必死に無理!痛い!と、怒鳴って途中で終わるのですが...
ただその描写が無かっただけかもしれないけど、ちょっと宮守の行動って
失礼で最低だなぁとおもっちゃったり。

だから、菊水は度胸とか真っ直ぐで好きだけど、ちょっと宮守が...うーん。
まぁ、そこまで読み込まなくても良いんだろうけど(苦笑)


あと、描き下ろしで成沢と麻耶の甘い日常のお話があります。
どんどん好きだけではなく一緒にいたい想いが強くなるのが伝わって、
素直に言葉を言ったり、成沢のべたべたを許していても
流されて始まりそうになったら、蹴りを入れて
ちゃんとあめとむち(夕飯の食材をひとりで買いに行かせたり・笑)を、
しっかり使い分けている麻耶が、成長したな!と読んでてほのぼのしました。

でもその「むち」も、麻耶からおかえりと言って欲しいとねだっていた
成沢の為に思いついた用事で。ちゃんとここに帰ってきたら
「おかえりって、迎えるから」と、笑う麻耶が格好良いし、可愛いです

あらすじの印象のような切ないお話も読みたかったけど、とても好きです
ちなみにコミコミさんだと、特典ペーパー付きです♪
2007年11月発売コミック【特典ペーパー付】恋の雫





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Last updated  2007.12.23 02:08:45


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