くずみ さくやのダイエット&SnowMan好きブログ

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久住咲夜

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すずしーー New! odetto1990さん

2008.05.05
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カテゴリ: BLコミックス
さてさて、昨日の感想の「 桃色純情男子
こっちもどこが好きというよりは雰囲気かな...?


「桃色恋愛事情」
桜巳亞子先生
アクアコミックス

親友の鷹狩と付き合うようになった山口は、ある重大な悩みを抱えている。
鷹狩に......どうやら愛されすぎているようなのだ!
贅沢な悩みかも知れないけれど、感情を隠さない彼の所為で

ヒヤヒヤしどおしの山口で――!?


よく、初出を見てみたら短編のひとつがコミックアクアに掲載で、あとは同人誌から
なんですね~。不思議なコミックスの形態だなぁ。

絵柄も格段に綺麗になっていて(目は何となく魚系なのだけど・汗)、安定していて
あまあまで読みやすいお話たちばかりです。

「桃色シリーズ」
鷹狩と山口のお話ですが、最初お互いの想いはどうであれ、体から入ってしまった関係を
後から「恋愛」として意識していく過程が、じっくり描かれていて
ドキドキしたり、苦笑いしたりしながら読めます。
山口が抱かれる立場ゆえの体の変化に素直についていけない葛藤や、
どんどん人の目が気になってしまって、鷹狩を避けてしまうのが

好きなのだけど困ってしまう、乙女にぐるぐると悩む山口がカワイイです。
(ちょっと何話にも亘っているのでしつこいかなぁという感じだけど・苦笑)

鷹狩も、山口の気持ちを察して抱きしめるだけで我慢したり、かといえば
クラスメイトの前でち○びを舐めたりと、どんどんキャラが崩壊しているのですが(笑)
それも、山口を溺愛する一心だと思えば、にやにやしながら読めます


「言わないんじゃない、言えないだけだ」と、ちゃんと鷹狩は葛藤を解っていて
理解しているのが伝わってきて、優しさでいっぱいです

山口がおろおろする分、鷹狩が想いを解ってもらおうと、自分と同じくらいでは無くても
好きになってもらおうと全力でたくさん山口を構っているので、すごくあまあま♪

でもメンタル面もちゃんと描いてあって、主導権を握られて抱かれる事に戸惑う山口が
抱かれるのが嫌では無いけれど、怯えたりして拒否してしまったり
鷹狩がそれに気付いて、途中で止めたりと
想いがいろいろな事を乗り越えて形になっていくのが丁寧に描かれていると思います。

あと、恩田と緑も出てきますが...(前巻のあとがきのトラウマは消えてないのよ~・笑)
どうしても、どんなにラブラブでも、穿った見方をしてしまう...。
緑は好きなんだけどなぁ。
別物だって考えればいいのだろうけれど...恩田がいい加減な発言もあるから...。
うーん、あの言葉を読まなければ純粋に楽しめるのだけど
こればかりはね...。
(↑前巻をこっちのラブラブを見た後に買ったから、余計にショックが...。)

でもでも、鷹狩と山口のお話は、学生の生活の中で、精一杯お互いを想っているのが
伝わってきて、楽しめました!
何より、攻めの鷹狩が頑張っているのがすごくカワイイです

鷹狩の家に山口が泊まりに来ている時も、
鷹狩ママに「(ふたりで)ゲームでもしてたの?」って聞かれると
「いや、マジだから。遊びなんかじゃねーよ。」と、
何のお話してるの!?(笑)って感じで、全然会話がかみ合っていないのが楽しいです。
山口と常に一緒にいたい鷹狩の必死さが伝わってきて(苦笑)

しかも、勝手に「同じ大学を受けて同棲して、一日中山口を監視」とか決めているし(笑)

うーん、ラブラブなお話は良いな~!!(お花がぽぽんっと浮かんじゃう)
何となく、前巻は読まないで、この巻だけで楽しむ方が良いんじゃないかなぁと思います
ちょっと矛盾も出てくるし、「桃色恋愛事情」も短編だし、こっちの方が
丁寧に気持ちが描かれているので。
鷹狩と山口、さくやは大好きです

そして、後はシリーズとは違う短編ですが
「与える男」
同期だけど上司の寅井にコンプレックスを持つ水沢のもとに、ある晩部屋を間違えて
出張「ホスト」として寅井が訪れて、口止めの為に襲われて...というお話なのですが
...........いやはや、さくやの好みを解る方はね、解るはず(笑)

寅井は借金を返すためにホストの仕事もしているので、どんなに雰囲気が甘くなっても
「仕事」は続けていくんですよね...。
こういうお話って、他でも読んだことがあるのだけれど
ただ、さくやの我侭な好みだけと、現実じゃなくて夢を見せてくれても
いいんじゃないのかなぁって。
例え綺麗事でも「恋人になったのだから、ホストの仕事は止める」とか。
「水沢とはしたくてしたんだ」とか......どこが嬉しい?(苦笑)
さくやには無理だわ。
もちろん、親の借金とかお金の為にそういうお仕事で大変な方もいると思うし、
さくやだって何年か前に突然お父さんが倒れた時は、頭の中が真っ暗で
(白じゃ無くて、黒なの(笑)現実逃避よりも考えなくちゃいけないから)
その時は大丈夫だったけど、
本当にそこまででは無くても考えたというか、覚悟した事があるから何とも言えないけど、
BLでくらい、夢が見たいのです(笑)
だからこういうお話は嫌い。

「純愛オオカミ・となりのオオカミ」
学生寮の同室のふたりのお話なのですが、攻めはずーっとアピールしていて
受けは冗談だと思っていて、受けが失恋して傷心なのをいいことに
攻めが抱いてしまうというお話なのですが...テーマは「言葉責め」らしいのですが...
さくや、そんなに言葉責めだと思わなかったな(笑)
...あーっ、何だかどこにだか解らないけれど、戻れない気分!(涙)

でも、攻めが受けを好きな気持ちでいっぱいなので、すごく好きなお話です
襲われて、でも真剣な想いに戸惑う受けに、
何故か敬語で付き合ってくださいと必死でお願いしたり、
考えさせてと返事から逃げようとする受けに
「せめてキスだけでも...」とお願いするのが、そんなに好きなのね!という感じで
ドキドキします...にやにや。

あともうひとつ、短編が入っているのですが...これはどうなのかな...。
「恋と仕事」
取引先の店長の事を気になってしまう営業くんのお話なのですが
力技というか、雰囲気で(も無いくらいなのだけど)もっていっているというか...。
想像で何が言いたいかは解るのだけど、お話の中からは伝わってこないような。
途中までは淡々としてても柔らかい想いなのに、突然最後へという感じで。
ちょっとさくやにとっては残念なお話でした。


学生同士の戸惑いや甘いお話を読みたいときに凄く良いと思います♪
鷹狩と山口は、遠巻きでいちゃいちゃしているのを見ていたいようなふたりです
(近くでだと甘すぎてむむっとしちゃうわ・笑)





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Last updated  2008.05.05 22:49:07


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