くずみ さくやのダイエット&SnowMan好きブログ

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久住咲夜

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2008.05.08
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カテゴリ: BLコミックス
続いては、「恋する暴君」第二巻~♪

一巻よりかは「読ませるお話」という感じで好きかな。


「恋する暴君・2」
高永ひなこ先生
海王社

4年間の片思いの末、ホ○嫌いの先輩・宗一と見事、身体の関係を結ぶ事に
成功した森永。
ところが、その後2ヶ月、次の機会が訪れない!

凶暴凶悪、至上最も手ごわい受・宗一に危機が迫る!


あらすじを書いていて笑っちゃった!!「見事」って(爆笑)
確かに、それくらいの大げさな表現をしたい位の驚愕な出来事なのだろうな~。
森永良かったね......にやり(笑)

さてさて、2巻ですが、今までは巽先輩の家族や、森永との関係が描かれていましたが、
今回は森永の過去の恋人や家族が中心になっていますね。
だからかな?
さくやは、攻めの過去の恋愛とかも見えるのは嫌なのですが
(どんなに綺麗な思い出です。とか纏められても、態々知りたくないというか...)
この2巻のお話は、それが無くてはこころに残るお話にならなかっただろうし

何よりも、森永が巽先輩に「身代わり」といったら言葉が悪いけれど、


お話での攻めの昔語りって、受けは初めて会って予備知識の無いまま
まっさら(身体じゃなくて、)で好きになっていたりしても
元恋人と何処か似ていたとか、未練とかがじっくり描かれているのが多いので。
(だから兄の面影を弟に求める華藤えれな先生の「シンクロニア」は本当にきつかった...)

...さくやは受け至上主義なので、受けが元恋人をずっと思っていて、


.................だから、あまりさくやの好きなお話って無いのよね(笑)

そういえば、口絵のイラスト(五話の表紙)めちゃくちゃ好きです!
ふたりとも可愛いっ(必死の攻防戦だけど・苦笑)

前回、一応脅迫とはいえ巽先輩を抱く事が出来て、(ひとり)恋人気分の森永が
巽先輩をそれとなーく誘っても何度もあしらわれることに、我慢の限界が来てしまって
強引に行こうとした時の、巽先輩のお言葉...

「二ヶ月間我慢できたって事は...、二ヶ月に一度でいいってことだよな」

あははははっ!!
さくや、本もってぴょこぴょこ飛び跳ねたいくらい、この巽先輩大好きっ!
森永(抱きたいと思っている相手)にとっては残酷な言葉だけど、
「暴君・凶暴・凶悪」なら
それくらいの上目線で戦いを挑めるくらいの受けじゃなくっちゃねっ♪
誘いをさり気無く断りつつ、どれだけ我慢できるか数えていたなんて...!
ぷくくっ(笑)

好きです、巽先輩(さくやの傍にはふたりともいて欲しくないけど・笑)

でも、冷静に考えたら取り引きで嫌々抱かれるよりも、「俺が好きなら退学するな」とか、
森永を丸め込む事だって出来そうだけど...先輩はそんな事はしないか(苦笑)

うーん、でもやっぱり日常のふたりと、そういうシーンの差が何だかな~。
もちろん、高永先生のシーンって丁寧に描かれていて読むには大好きですが
森永の言い分が拒絶されているのに、無理矢理というか...。
言っている事や、普段は下手に出ていても、こういう時だけ強引で、手馴れているから
「男」が抱きたいだけ...って思われてもしょうがない行動なんだもん。

こころが欲しいと叫んでいるけど、出来ると思ったら躊躇う巽先輩を
強引に押さえてでもしちゃうし。

でも、巽先輩だけを何度も翻弄している場面はすごく萌えたけどね!!(笑)
綺麗に描かれているシーツ越しのおしりのラインも(照)

する回数の為とはいえ、巽先輩がちょっと弱気になったのは、珍しいし
しかも森永に言い負かされたのにはびっくりです
...森永も泣きながら感激するほど必死だったけど(笑)

でも、森永って結構ヘンタイな気が...?
態々本皮の手帳を買ってきて、約束の日にハートマークつけてプレゼントしたり。
しかも、多分これってマークつけた後、包装紙とリボンで包んだって事よね(苦笑)

あと、森永に「セ○レ」発言された巽先輩が、熱々コーヒーを森永にかけて怒るシーンが
あるのですが、散々怒った後に、コーヒー買ってこいって命令するのが...!
何度読んでも涙が出ちゃうくらい笑えますっ
ついに「鬼」って言葉まで森永から出てくるし(笑)

理解されない事、とか難しい問題を軽い雰囲気で読みやすく描いていますが
重くなりすぎないのは、上手いなぁと思います。
「こころに残る切ない恋」に読者まで引き摺るのではなくて、
巽先輩の態度や森永の言葉で、振り返らないで、ただ前に向かっているのが解るので。

やっぱり作品だから、そういう方々にとって大切な問題を出していても
お約束というか、幸せなご都合的な展開になってしまいますが。

しかし、第四話の表紙の巽先輩は「受け」には見えないよ...!(笑)
ターゲット(裏切った仲間とか)を見下ろしている悪い人みたい~。

うーん、でも流れでは「森永の過去の恋の話を聞いて、無意識にでも嫉妬する宗一」だと
思うけれど、何となく「気に入ったおもちゃを取られた感じでもやもやしている。」
にしか思えないな~。

まぁ、少しずつでも巽先輩は森永の事を
色々な意味でも大切になっていっているんだっていうのが伝わる場面もありますが。
「お前だからギリギリ我慢できてるんだ!」とかね。

でも、正直さくやは森永の「嫉妬かも」という言葉に
今日久しぶりに読みましたが、声を出して「嘘でしょ!?」と叫んでしまいました(笑)
先輩はそんな人じゃないよ!(多分...いや絶対・笑)

やっぱり一巻でもいくつかありましたが、森永の想いの言葉
「オレに夢中になってくれないかな」、「俺達の間柄にこれは自然なこと...」と
願いつつも「夢かな...」で、ちょっと諦めの切なさも入っているのが
切なくて、相手への大きな愛おしさが伝わってきてドキドキします。

「せめて...相手は選べよ...」というお兄ちゃんには笑わせていただきましたが(苦笑)

描きおろし漫画を読むと、やっぱり森永ってヘンタイだとしか...!
髪の毛を触られてくすぐったくて騒ぐ先輩をよそに
「新しいポイントはっけーん!」とめちゃ責めるシチュエーションを妄想していたり...。
しかも、いつも妄想の中の森永って強気で、巽先輩は弱々しくされるがままだし(笑)
もーうちょっと、現実的な妄想をしたほうが...可哀想だけど。

あと、理性が切れるのが早いし(笑)
今までずっと我慢してきたという割には...うーん。

そういえば、理性のことを考えていて思い出しましたが、2巻目の最初の頃のお話の
中々先輩が相手をしてくれないと、ヒロト君に解説する時の

もともと手が届かない時は「わんこが木の上になっている柿を諦めつつ眺めている」
一度でも抱いてしまって、想いを溢れさせた状態は
「わんこの目の前にご飯があるのに、ご主人さまにストップをかけられている」

というのがね!!
さすが森永の切々な実体験の解説で解りやすいっ(笑)

今回は「抱く」という即物的なもの(何となく...前回の目標?)だけでは無くて
切なさも、過去も現在も恋だけでは無い色々な苦しさも、
くすりと笑える場面も描かれていて、一冊の中に色々な感情があって
楽しく読むことができました♪

バランスが良いというか、キャラだけが魅力的では無くて「お話」があるというか。
素直に面白いと思えます。
さくやは、このお話好きですっ(巽先輩が好きだからも半分以上あるけど・笑)





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Last updated  2008.05.09 01:03:04


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