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カテゴリ: 映画の話
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ヘヴィメタルの世界はかなり苦手な分野で(音楽もミュージシャンのルックスも…)、あちらこちらで目にしたこの映画への賛辞にも今ひとつ気分が乗らなかったのですが、観てみたらビックリ、大当たりでした。

「ANVIL」とはカナダのヘヴィメタバンドの名で、この映画は30年間、ロックスターとして成功する夢を追い続けてきた彼らのドキュメンタリーです。
主人公は、幼馴染でもあるボーカル/ギターのリップスと、ドラムのロブ。

予告編がこちらで見られます→YouTube 「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」

副題に「夢を諦めきれない男たち」とつけられていますが、この表現が匂わせる後ろ向きな、ネガティブな惨めさとはまったく違う、一種の『気高さ』を彼らから感じました。

生活レベルやミュージシャンとしての実績など、彼らの人生の客観的な要素は完全な『負け組』なのにもかかわらず…
映画が捉えた数ヶ月の期間も、痛々しい挫折の連続なのにもかかわらず…です。

美輪明宏氏のよく言う





人生の価値を決めるのは自分の心の持ちよう、という、当たり前すぎて見失いがちな真実に満ちた映画でした。
世間一般で言う「成功」からずっと見放されてきた人の口から、あんなにも深い、示唆に富む言葉の数々が語られる。その美しさ。私もかくありたい…と心から思ったほど。

ちなみにこの映画、始まりと終わりの舞台は日本なのです。
映画館での上映はすでに終了していると思いますが、4月にはDVDが出るそうなので、未見の方にはおススメします!

(ちなみにANVIL、本作のヒットを受けて来日ツアー決定だとか。映画は素晴らしかったし彼らを大好きになったけれど、やっぱりヘヴィメタは頭が痛くなりそうなので、私は行かないです(笑))





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最終更新日  2010.02.10 00:42:06
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