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リムスキー=コルサコフ:「シェエラザード」
交響組曲《シェエラザード》作品35
キーロフ歌劇場管弦楽団
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
録音:2001年11月 サンクトペテルブルク マリインスキー劇場
とあっては欲しくなってしまふ。視聴の上お買いあげ~。
<曲目>
交響組曲《シェエラザード》作品35
第1曲: 海とシンドバッドの船
第2曲: カランダール王子の物語
第3曲: 若い王子と王女
第4曲: バグダッドの踊り - 海 - 青銅の騎士の立つ岩での難破 - 終曲 -
交響詩《中央アジアの草原にて》
イスラメイ
曲目を見るとまるで海賊。それに王子と王女の物語だったのですか~。
きっと何も知らずに単独で聴いたら、ヴァイオリンの奏でる美しい音色に素直に聞き入ったかもしれないけど...。
すでに出だしから妖しげな雰囲気をかもし出している。ルジの金の奴隷を想像しすぎ?だってねー、ルジとマハリナの悩ましい映像が脳裏を駆け巡るのは止められません。
実際、動悸息切れめまいの一歩手前で密やかに曲の展開に聴き入ってしまう。
多分電車の中で聴いたらきっとアタマのおかしい人と指をさされるだろうな。やめとこう。
第1曲の解説によると、
ヴァイオリンが歌い上げるのは、シェエラザード妃の優美な主題で、主部に入ると果てしない大海原の描写、それにつづくシンドバッドの船に恋をささやくそよ風のような第2主題なんだそうで。 え、そうだったんですか? まさかそよ風が曲の構想にあるとは。(愕然) ピ、ピンクの突風では...。
第3曲の解説がどうしても違和感。
『ヴァイオリンがロマンティックに主題をいきなり歌い始める。それは若い王子と王女の愛のため息のようだ。』
うー。 ど、どうしてもそう聞こえない。そこはゾベイダと妖しく戯れる場面につき、とてもとてもそんな純粋な音とは思えませぬ。いや、音が穢れてるってことじゃなくて~。
色気ムンムンの、すがるような目つきの、金の奴隷様がですね~、禁断の不純な盲目愛に突き動かされて、激しく炎を燃やさんとする、熱にうかされた上ずった目が、どうしてもどうしても浮かんでしょうがないのよ。
第4曲のバグダッドの踊り。それは、ぐるぐる回る群舞の中をルジがキッと前を睨みすえ、脚を蹴り上げまくる、格好良すぎて倒れそうな場面が..あぅぅ。
もっともっと蹴りまくってくれ。
演奏は非常に良いので、純粋に音楽として聴くもよし、妄想の幅を広げるもよし。
切なげなヴァイオリンの響きも、ゆったりとした厚みのある音も、乱暴なくらい速くなるテンポも、猛烈に鳴く弦の音も、すべて刺激的で、ハッとするくらい官能的。
音楽は脳をダイレクトに刺激するというけど、ホントだな。
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