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残像はスライドショーのように、しなやかなルジを脳裏にフラッシュバックさせる。そんなに美しいものが本当に存在するはずがない。あまりにも出来過ぎな、奇跡のような生身の上半身が、空恐ろしいほど素晴らしくて圧倒されたのが今回の始まり。人類を創造した神様でさえ嫉妬してしまう、非の打ち所の無い輝く肉体。形あるものの中ではこれがきっと唯一無二の最高。
言葉のない表現者として、踊り手として、ファルフ・ルジマートフであるために肉体的最高を維持しつづけている努力は並大抵のものではないだろうし、実際に人に感銘すら与える力を持っている。完璧すぎてまばゆいほど。それほどにルジマートフの芸術的な肉体はわたしたちを魅了する。
不思議なのは、ソネットもシェへラザードも同じ人とは思えぬまったく別の生き物に変化してしまうこと。それがどう転んでもある種の霊的感動を呼び起こしてくれる。ぞくぞくと震えるほど魂を揺さぶられ、目にした姿に捉えられて頭から離れないなんていうことが、ルジ以外では一度も感じたことが無い。鑑賞歴が浅いとはいえ呆れるほど違いすぎて、わたしの心の琴線に触れるのはルジだけなんだなぁ、と思うわけです。それに魂がどうだ、肉体がどうだ、とだらだらと書き綴るのもよく読み返すと気恥ずかしいけれど、そうとしかいいようがないし、他を圧倒する超人レベルなので致し方ないと思う。
年明けにはルジの奴隷(アリ)が待っている。その前にキーロフで海賊を見ておきたいけど、仕事的にムリそうなんだな。もしうまく調整できたら行きたいな~。
...『ルジの奴隷』って自分で書いてぞくっとした...。
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