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日本にとって異常に強かった太平洋高気圧の勢力が後退してきました。といっても例年と比較するとまだ強いです。高気圧のベルトは500hPAにあり台湾付近からベーリング海の南まで続いています。例年ならこのベルトがもっと南にあるはずです。真夏でさえ小笠原列島付近に北上するくらいなんですが、今年は10月に入っても一が例年の真夏並みでした。12日は気象庁からエルニーニョ情報が提供されます。太平洋高気圧がこの冬にどのような位置になるのか予測することができます。先月までの情報では12月あたりまでラニーニャが継続することになっています。年明けも引き続きラニーニャに間違いはありませんが、問題はピークがいつごろなのかということです。ピークのときに一番冬の場合は寒気が南下します。同時にピークが過ぎて南米チリ沖の海水温が上昇してくるときに暖気が入りやすくなります。年明けには海水温が上昇してくると思うので寒波のピークは11月末から12月でときどき1月に強い寒気が入り2月から3月は急激な雪解けが進むパターンでないかと思われます。
もうひとつ、重要なことは500HPAの寒気より850hPAや地上の寒気が強くなるという特徴がラニーニャの冬にあります。現在秋田市で5800mですが、ラニーニャの冬は例えば平成18年2月1日は500HPA5480mで-23.7℃、850HPAの1452mで-6.3℃、地上気温が-3.2℃でした。3日9時は500HPAで5220m-30.1℃、、850hPAで1378m-15.3℃、地上気温は-6.1℃でした。
1日の天気は雪時々くもり、3日は雪時々くもり一時吹雪でした。これでわかるように放射冷却のための低温ではありません。
太平洋高気圧も2月に入ると春のラニーニャの特徴でた線機を上空に運ぶのですが、地上や下層には寒気が入りやすくなり大雪になる可能性もあります。
ちなみに平成17年10月10日は500HPAで-15.3℃、850HPAで6.2℃、地上気温は15.8℃でした。今年はそれぞれ-9.7℃、11.8℃、18.2℃とかなり高くなっています。
この年は11月6日から1月28日まで寒波が継続的に入りました。
さて、今回の寒波は弱いものですが、この秋一番になりそうです。ピークはふたつあり15日21時の500hPAで-21℃と20日21時の-20℃です。850HPAでは15日21時の4℃と18日夜の-1℃という見方と20日21時の1.5℃という見方があります。後半のむピークは不透明なところが多いです。韓国もNOAAも毎日予想が変わっています。寒気のコースの予想が難しいようです。
今までのデータが通用しない可能性も 2014年12月12日
秋田市記録的大雪68cm 2013年01月12日
北極振動強い 2013年01月09日
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