Scotch ケンの放言どころ

　つなぎ法案提出をもくろむムチャ！

　　　みなさん、４月からガソリンが２５円値下がりしたら国民生活が

　　　混乱しますか？　みんなして喜ぶんじゃないですか？

　　　歳出・歳入のバランスから、このガソリン税が歳入に入らないと

　　　2008年の予算が成立しないというのである。

　　　国民をどれだけ苦しめ、搾取すれば済むのだろうか？　庶民の

　　　味方である筈の公明党の国交大臣冬柴が先頭に立って、必要だぁ、

　　　困るぅ、と言って向こう１０年間で５９兆円の道路財源を確保しよう

　　　としている。　高齢化で困っている老人・弱者を放っといて！

　　　この人達はどこに目をつけて政治をやっているのだろうか？

　　　道路なんかをつくるより、道路予算を一般予算化して福祉にその

　　　カネを優先的に回すのがスジではないのか？　喫緊の問題は道路

　　　より高齢者対策ではないのか？　それと教育分野に！

　　　必要な道路が出来ないだの、子供達の通学路のガードレールも

　　　設置できないだの、果ては環境問題に悪影響があるだのと屁理屈

　　　を述べて財源を確保しようとしている。

　　　一体、政府も役所も暫定税率など期限切れになるものは、それを

　　　織り込んで予算を立てるのが普通じゃないの？

　　　それをアテにして予算に組み込み、強引に期限延長の法案を通す

　　　というやり方はどう考えてもやるべきことではないだろう。

　　　暫定税率の期限が切れて歳入が減るので、その金額を減らして

　　　予算を立てさせれば済むことである。

　　　こんなことをやってるから予算は毎年膨張し、累積赤字がどんどん

　　　増えるのである。

　　　今度大阪府知事に当選した橋下氏がこう言っている。　「歳入に合

　　　わせた予算を立てる」・・・・・と。　それを、いや税収を増やすために

　　　借金して投資すべきである・・・・・と。　また、いや、景気を浮揚させ

　　　る為に公共投資をすべきである・・・・・と。

　　　そりゃ国家運営だから杓子定規にはいかないだろうけど、今までの

　　　日本（政府自民党）は余りにも首相や大臣がコロコロと替わって、

　　　みんなツケ送りで責任を取ってきてないじゃないですか？　その結果

　　　が８００兆円にもなんなんとする赤字国債なんですよ。　この赤字国債

　　　をどう償還していくか？　の考えを政府の口から一度でも聞いたことが

　　　ありますか？　このまま行ったら、間違いなく日本は破綻しますよ。

　　　国民の金融資産が１５００兆円あるとかいいますが、株価は下がり、

　　　預金金利はゼロに近い、国債だって紙切れになる可能性だってある

　　　んだし、賢い国民は海外に投資しますよ。　あるいは、こんな日本を

　　　見限って海外におカネを持ち出し生活の基盤を移しますよ！

　　　サブプライム問題で、世界と協調して金利率を下げようたって今まで

　　　自民党が景気が悪くなるとかで日銀に反対して、たった０．５％しか

　　　ないから下げようがなかったじゃないですか？

　　　国民にしたって、この２０年近く預金金利がゼロに等しく、可処分所得

　　　など出っこなかったでしょう。　退職金を預金して老後の生活を少しでも

　　　貯金の利息で・・・・・なんて、そんなつつましい考えも、政府がずう～っと

　　　奪い続けてきたじゃないですか？　銀行も空前の利益を出すようになって

　　　いるのに、未だに預金金利がスズメの涙！

　　　政府与党の議員は二世やら金持ちが多いし、それに政党助成金だ献金

　　　だ、といって国民を搾取してきたから一般国民の窮乏など、どこ吹く風の

　　　悠々自適の生活をやっている。

　　　そしてガソリン税が無くなるといって、自分達の取り分が減るので大騒ぎ

　　　して横車を押そうとしている。　何としてもこいつらの横暴を止め、そして

　　　次の選挙で、その権力を奪い取らなければ国民はたまらない。