野党が猛反対しているのに、「つなぎ法案」なるものを提出した。
どうあっても、ガソリン暫定税率を向こう10年延長して59兆円の
道路財源に使うつもりなのだ。
しかも政府案としてではなく自民党として伊吹幹事長名で提出した
ようである。 昨日の国会で、福田総理は野党から追及されて
「まだ提出もしていないものを・・・・・」 などとトボけていたがその裏
で、政府としてこんな法案を出すのは憚られるので自民党として出
そうと画策していたのだ。 きたないやり口である。
そしてまた、参議院で否決されても衆議院に戻して2/3で可決する
つもりであろう。
何で国民の大多数が喜ぶガソリン税の値下げを強引に取り下げて
不要不急の道路を造ろうとするのだろうか? 国民の大多数は反対
している筈だ!
野党が譲歩している 「 道路財源にしないで、一般会計に入れて
必要なものに順番に使うべきである。 順番待ちしている沢山の
高齢者達の為の老人ホームの建設とか介護で疲れ果てている人
達の為の介護施設とか
仮に1兆円あれば、介護施設、高齢者用施設など一つ10億円要る
として1000個できるのです。 48都道府県で割ればそれぞれ20
ずつ出来るのですよ。 そしてそれに従事する介護師やら従業員の
需要もあるし、介護に疲れて困っておられる方々もその重荷から解放
されるし、一挙三得も四得もあるのです。
道路なんかは人を救えないのに何故日本の政府は優先順位が分らん
のだろうか? どう考えても納得いくものではない!
ラクダのジイこと伊吹幹事長 は 「国民生活を混乱に陥れる・・・・・」
とか何とかへ理屈を言ってるが、混乱なんかするものか?
もうこの上は、国民に信を問うべく衆議院を解散して総選挙することだ。
そして国民、国民と言うのなら国民に果たして自分達のしていることが
正しいのかどうなのか確認してみたらいい。
例によって、 ナベツネ の自民党広報紙、読売新聞はこれを取り上げて
「国民生活や経済、財政などに生じる混乱を避ける為にやむを得ない
措置である」 と味方している。 この新聞は国民の味方ではないのだ。
全国の読売新聞の読者は、もうこの新聞の購読を止めようではないか?
購読料を利用して戦時中の大本営のようなウソ八百をタレ流して素直な
読者をダマしているのだから・・・・・
国会での、あるべき正常な手続きを排除して議論を封殺して、我が侭
を通そうとするのは議会制民主主義を否定する以外の何ものでもない。
自民党内でも、心ある議員はこの暴挙に反対しているのである。
ラクダのジイは責任ある立場とはいえ、自らがこうした不条理に手を染
るのは日本の政治にあってはならない汚点を残すことになることを自覚
すべきである。
このジイは温厚な外見に似合わず品格がない。 自説を述べることより
相手を誹謗中傷することが目立つ。 かつての幹事長にはこれほど品の
ないものはいなかった。 言うことすることが全て国民に相反している。
ただちに衆議院を解散して総選挙すべきである!
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