MATRIX7

MATRIX7

2007.10.18
XML
カテゴリ: モータースポーツ


 マッサのドライバーとしての力量は、アロンソに比較すれば見劣りするだろう。腕だけがF1ドライバーの条件ならば、マッサの居場所はフェラーリにはない。しかし、F1チームが組織として動かねばならないのなら、内部で対立を起こさないマッサにポイントが上がる。二人のドライバーが喧嘩もせずに親密な関係を維持できるなら、わざわざ災いを呼び込むことはない。フェラーリにはマッサのほうが向いていると判断したのである。もちろん、この保守的な発想を批判する空気はフェラーリ内部にも強いだろう。フェラーリがアロンソに門を閉じたことは、フェラーリが衰退に向かう危険すら予感させる。 アロンソを獲得できる絶好のチャンスを見逃したことは、幸運が他のチームに向かうことを意味している。行き場のないアロンソを獲得したチームは、2・3年後に強力な競争者に成長してくるはずである。ルノーやトヨタが裏で動くのも無理はない。ハミルトンやアロンソ級のドライバーを獲得できるチャンスなどそんなに転がっていないからになる。
 フェラーリは自社の技術に自信があるのだろう。アロンソなしでも、ハミルトン+マクラーレンに勝てると考えているらしい。しかし、2年間はルノー、この1年はマクラーレンに劣っていたことも事実である。そして、どちらのチームにもアロンソがいた。フェラーリを超えるチームにしたいならば、「アロンソを獲得すればよい」と考えるのも無理はない。アロンソがどこに向かうかで、F1世界の流れが変化していくことは避けられない。フェラーリ首脳陣だって、そんなことは百も承知でマッサを選択したのだから、強い確信があるはずである。それでも、未来を予測することほど難しいものはないから・・・。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.10.19 21:57:50
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: