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2009.05.23
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カテゴリ: 山手線の猫
山手線の電車は上野に着いた。

上野から化粧の薄い若い女の子が乗ってきた。

年は17歳ぐらいか?実の年よりか幼く見える。

「あれ? 猫がいる?」

女の子は、猫が丸くなって寝ているのをうらやましいそうに見ていた。

「いいわね。幸せそうで。」

頭を撫でようとしたが起こしては悪いのでそのままにした。

「私、家出してきたの。何が悪いと言うわけじゃないのよ。」

猫に話しかけ始めた。



私、スターになるの。アイドルになるのよ。こんどオーデション受けるんだ。それでね。未来をつかむの。」

女の子目は輝いていた。

東京は魔都である。何万。何千万人の希望を飲み込み叶うのはその中の一人か二人である。

誰も自分の願いが叶うと信じながらどこかへ消えてしまうのだ。

旅の疲れが出たのか列車の窓から見える風景に見ながら女の子も猫のように丸くなって寝てしまった。

夢が壊れませんようにとそーと静かに眠っていった。





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Last updated  2009.05.23 23:17:16
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