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ちょっとしたコネで来賓席で競馬が観戦できることになった私たちは、朝早く中山競馬場を目指した。片道2時間かけてたどりついた未知の世界。改札をくぐりぬけると、競馬新聞を片手に持ったおじさんたちの群れ。思い思いのスタイルでこれから始まるレースに挑む姿は真剣そのもので、右も左もわからない私はただただキョロキョロするばかり。雨が上がったばかりの馬場に出てみると、とても広く、芝生の香りがする。パドックで競争馬を見た。引き締まった筋肉とツヤツヤした光る体。そして風になびく綺麗な鬣。芸術品と呼ぶにふさわしいその完成された姿。少し、馬に魅せられる人の気持ちが分かったような気がした。そして、来賓席へと向かった。いくつかに区切られたその部屋からは、馬場が一面に見渡せる。ベランダに出れば、馬の駆けていく足音が聞こえる。ゴールに近づくと、色んな期待を込めた人々の歓声が聞こえる。お腹が空いたら、注文し観戦しながら食べればいい。馬券は並ぶことなく買うことができ、当然払い戻しだってすぐだ。暖かい部屋で、阪神や中京の様子を並行してチェックし、日本×韓国の試合に時折釘付けになりながら、終わってみれば3Rを取ることができた。だが、これはビギナーズラックというらしい。知っている騎手、聞いたことのある馬の名前、競馬新聞の評価、それをテキトーに並べただけ。掛金も少なかったため儲けはもちろんないが、「競馬」という娯楽はとても新鮮だった。満足感にひたり、さて帰ろうといった頃、強風のため武蔵野線がストップしていた。春とは思えない寒さの中、西船橋まで歩いた。最後にこのオチは辛かった。次こそはジャンクSPORTSでおなじみの、フサイチジャンクだ!
2006/03/19
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仕事で逗子マリーナへ行くことになった。逗子マリーナと言えば、パームツリーや南国風のリゾートマンションが立ち並ぶ、日本とは思えないようなロケーション。ドラマやファッション誌の撮影も多く、でも今日はあいにくの雨模様でとにかく寒いの一言。まずは小坪漁港近くの「ゆうき食堂」でお昼をとることにした。小さな店だが人気があるらしく、人の出入りが激しい。私は「アジフライとまぐろの刺身定食」を頼んだ。どんぶりに入ったゴハンと、ぶ厚く切られたマグロ。アジは2枚で、キャベツの千切りが添えられていた。ワカメのお味噌汁はシンプルながらダシがきいていて、温泉卵がついてくるのも嬉しかった。味にもアジにもとても満足した後、マリーナ内を一周してみた。防波堤からは材木座、稲村ガ崎、向こうには江ノ島が見えた。その昔、尾崎豊と斉藤由貴がスクープされたとかで、あの時2人がここにいたのかと思うと、なんだか不思議な気分だった。私も10年近く前、その当時好きだった人と訪れた場所。その頃、今こうして再び足を運ぶことなど想像していなかったが、雨のせいもあってか、少し切ない気持ちになった。仕事を終え、帰りは逗子から由比ガ浜通りを抜け、長谷の大仏の前を通り、鎌倉山を越えた後、みんなへのお土産をということで西鎌倉のレシューでケーキを買った。地元のケーキ屋さんだが、口コミで人気が出たらしい。今ではかなり有名だそうだ。仕事の合間のちょっとしたドライブは、また違った鎌倉を知ることができた。この街は、とても愛すべき街かもしれない。
2006/03/10
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小さい頃見ていた「西遊記」は、今もなお人々の記憶に残る名作だろう。特筆すべきは、そのキャスティング。今思えば全てがハマリ役で、見事!の一言。だって、悟空は悟空だと思っていたし、おっしょさまはおっしょさまでしかないと思っていた。八戒だって、沙悟浄だって、ドラマの中の登場人物だとは考えられない、多分、私にとって「西遊記」はそんなドラマだった。子供の目線だったからか、セットもかなり凝っていた気がする。そこはまるで中国のようで、妖怪さえもリアルに感じた。だから、今の「西遊記」は少し物足りない。昔のイメージが強すぎるのか、それとも自分が大人になってしまったからなのか。主題歌は「ガンダーラ」から「Around The World」へ。ここにも時代の流れを感じる。でも、いい曲だ。
2006/03/06
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