難病持ちの社会教育主事のひとりごと

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2021.09.06
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テーマ: 家庭教育(72)
カテゴリ: 家庭教育
少子化が進む今、各自治体の首長部局では子育て支援に力を入れています。

そんななか、教育行政では別な角度から家庭教育支援に取り組んでいます。

子育て支援と家庭教育支援。

両者とも似ている言葉ですが、前者が乳幼児を中心とした子どもに対する保健福祉的な支援を行うのに対し、家庭教育支援は家庭における教育力の向上をめざしています。

子育て支援では、保護者が働きながら子育てが続けられる環境の整備や乳幼児医療費助成などの経済的な支援、発達障がいのある子どもへの支援などを行っています。

家庭教育支援では、子ども自身にというよりも、子どもを指導する「大人」がどのように子育てを進めていくかという課題を解決するための学びに重点を置いています。

私の住む県では、各自治体でさまざまな家庭教育支援が行われていますが、具体的には、①講座型、②情報発信型、③サロン型、④アウトリーチ型に分かれると思います。


①の講座型は従来から家庭教育学級などで行われている手法です。
保護者同士が集まり、子育てに関する講話や一緒に趣味的な講座を学ぶことで他の保護者との連携を進めていくという狙いのものもあります。


②の情報発信型は、さまざまな媒体を活用して、子育てに関する情報を提供する方法です。
私のまちでは、子育て手帳を作成して配布したり、コミュニティラジオ番組を通して情報発信したりしています。
この課題としては、保護者の主体的な学びに繋がらないこと、知ってほしい人には届かないことが挙げられます。

③サロン型は、サロン形式で悩みごとを共有し合ったり、サロンにアドバイザーを派遣することで悩みごとの解決を図ったりする方法です。
①の講座型と似ていますが、より親しみやすいというメリットがあります。
課題としては①と同様、集まる人の固定化が挙げられます。
本当に来てほしい人は、仕事などを理由に参加が難しい状況です。

④のアウトリーチ型は家庭を訪問して、悩みごとについてアドバイスする手法です。
来てもらえないならば行っちゃえという発想ですが、もちろん訪問するのは平日が多く、仕事で外出している世帯も多いため、時間と人とお金がかかる割には、なかなか面会まで結びつかないという課題もあるようです。

課題ばかり書いてしまいましたが…。
どこの自治体もこうした課題を抱えながらも、何とか家庭教育支援を充実させようと頑張っているということを知ってほしいです。






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Last updated  2022.01.18 22:11:47


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