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いつの間にか年が明けていましたwもう2月も末ですが、ブログをおさぼりしている間、公私ともに充実した日々を送っておりました。なかなか書くことに気持ちが向かず、放置状態でしたので、反省しています。最近の仕事ではDX化の推進が重視されていて、オンライン化やペーパーレス化が行政でも少しずつ取り入れられてきています。ICTの普及により生活が便利になった一方で、誰でも情報を記録し、拡散でき、さまざまな主張を寄せることができるため、常に周囲の人の監視されているかのような世の中になってしまいました。ソーシャルキャピタルとは程遠い状況をどう打開し、地域に活力を生み出していくか。それが社会教育に求められている役割であり、社会教育が生み出すものは大きいと感じています。
2024.02.29
最近、自分の業務の中で研修会を企画したり受講したりする機会が非常に多いです。自分が企画する際には、受講してくれる人が眠くならないように、できるだけ参加型の演習をするようにしていますが、県の研修会などは一方的にしゃべりっぱなしという形式が多くてなかなか内容が頭に入ってこないこともしばしばあります。今自分は教育とは離れた仕事をしているのですが、研修会の企画となると、どうしても専門職としての血が騒ぐというか、なんとしても充実した研修にしたいという気持ちが強くなります。明日は別な担当者が企画する研修会なのですが、準備がまったくできておらず、もどかしい気持ちになってしまいます。伝え方にしても、もっとこうすればうまく伝わるのに…ということがたくさんあるのですが、後進の育成のためにも自分が前に出過ぎるのは良くないかなと思い、ある程度任せているところです。ただ、導入部分が一番大事だと思っているので、各研修の入り方は細かく指導しています。明日の研修会が充実したものになると良いのですが、辛口な受講者が多い研修会ですので、今からヒヤヒヤしているところです。
2023.12.19
私のブログに来てくださる方は社会教育に関心のある方か難病を患っていらっしゃる方かと思います。楽天ブログの物足りないところはアクセス記録がわかりづらいんですよね。1日前しか、どの記事が読まれたのか記録されていませんし、何というワードを検索されてこのページにたどり着いたのかもわかりません…。ところで、私は国の指定難病(特定疾患)であるクローン病を患っております。かれこれ12年目となり、ベテランの域に突入といった感じでしょうか。病気がわかった時には絶望しましたが、今は医学の発達により、状態が落ち着いている「寛解」を維持できています。最近、病気がわかった方も落ち込まずに前を向いて、治療にあたってください。病気と闘おうとしてもなかなか勝てません。抗ったって仕方ないので、じっくり病気と向き合うことが大切だと思います。病気に抗おうとすると、病気も強気で向かってきます。今はずーっと寛解の状態なので、もはや健康の人とあまり変わりはありません。ただ治療にお金が必要なので、社会保障の恩恵を受ける存在にはなっていますが…。前置きが長くなりましたが、そんなクローン病を含む炎症性腸疾患の学会が市民向けに公開講座を行っています。今年度は12月からオンデマンドで配信されますので、興味がある方や診断を受けた方、またそのご家族やご友人の方はぜひご覧いただけたら良いかと思います。最新の治療方法や栄養療法など最新情報を聞くことができるかと思います。事前に申し込みが必要ですので、ご注意ください。無料で配信されるのであればYoutubeでも良いのになとは思いますが、どういう人が受講しているかデータが欲しいのでしょうね。
2023.11.28
私が指導するジュニア・リーダーのなかには、「社会教育が面白いので、もっと勉強してみたい」と話してくれる高校生がなんにんかいます。中学1年生からボランティア活動に一生懸命参加してくれていて、意欲的にいろいろな活動に参加してくれていました。そんな彼女たちが「社会教育主事っていいですね」と話していることは、なんとも指導者冥利に尽きるところです。彼女たちは社会教育が学べる大学に進みたいと話していて、私の母校をはじめ、県外へ出てみたいと話す高校生には、有名な先生がいる大学を紹介しています。社会教育を仕事にしていきたいと思う子どもたちがいるのにも関わらず、社会教育をずっと仕事にしていくには難しい状況もあります。こういう夢のある子どもたちを大切にしていくためにも、社会教育で安定的に働けるような環境ができるといいなと感じています。
2023.11.23
先日、私のまちの社会教育課の子ども会担当者とお話しする機会があったのですが、昨年度90程あった子ども会数が今年度は70程度まで落ち込んでいるようです。この減少率、減少スピードは危機的な状況です。加入者の減少は県やまちの子ども会組織にも影響を及ぼしてきていて、県の子ども会は予算減少に伴い、来年度から事業を見直すこととしたようです。私が指導するジュニア・リーダークラブも他人ごとではなくて、まちの子ども会から補助金をもらって活動している身ですので、まちの子ども会費の減少は私たちの活動費にも影響を及ぼしかねない重大な事象です。私のまちの子ども会では各小学校区単位に設立されている校区コミュニティ協議会へ働きかけ、校区単位での子ども会活動を呼び掛けているようですが、まだまだ浸透している様子はありません。地域の繋がりがますます希薄化している状況が浮き彫りとなっていますが、地縁という繋がりをもっと大切にしていくための取組が重要です。これは子ども会だけでなんとかできる話ではありませんので、行政全体が地域の繋がりの希薄化をどのように改善していくか考えていかなければならないと危機感を持っています。
2023.11.19
11月13日に文科省の社会教育人材部会が開かれたようで、ホームページに資料が掲載されていました。その中に、「社会教育主事の配置に関する状況と活躍促進に関する基礎調査」というものがあるのですが、社会教育主事や社会教育士の課題を改めて痛感したところでした。リンクはこちら。相変わらず、社会教育主事の発令率は市(区)で約6割、町で約4割と低調となっており、発令が進んでいない状況が続いているようです。それから、都道府県で見てみると、教育委員会事務局内に社会教育主事有資格がいない都道府県があるにも関わらず、発令率は100%となっています。これはつまり、無資格者に発令しているということになります。社会教育主事資格の価値を下げる要因でもあるなと感じているのですが、都道府県がこのようなことをしてしまうのはすごく残念です。社会教育主事の発令が進まない要因としては、「未発令でも業務が可能」を挙げている自治体が多いようです。たしかにそのとおりではありますが、人と人のつながりを作るのが社会教育ですので、社会教育主事という肩書きがあるのとないのとでは、業務のしやすさは変わってくるのではないかと感じています。社会教育主事に期待する役割については、都道府県が「学校教育と社会教育の連携を促進する」という回答が約9割と非常に高くなっているのに対して、市(区)では約4割とかなり差が開いています。社会教育主事の役割のひとつに社会教育法で地域学校協働活動が挙げられていますが、都道府県としては地域学校協働活動の推進に社会教育主事が大きく関わって欲しいという思いがあるのに対して、基礎自治体では学校に向けた社会教育よりも地域に向けた社会教育の方を重視しているという姿勢の違いが如実に表れているのだと思います。社会教育士についてですが、社会教育士を活用した取り組みや事業があるかどうかについては、都道府県の約7割、市(区)のほとんどが「ない」と回答しています。まだまだ行政の方にも社会教育士が浸透していないという実態が明らかとなってしまいました。この結果には、文科省や社会教育士会は危機感を持って、社会教育士の普及・啓発に努めていかなければならないと思います。資料には社会教育主事の発令者の年齢や在職期間、研修の有無なども掲載されています。在職期間については、やはり3年程で異動する職員が多いようで、専門性を継続的に発揮できる環境にない自治体が多いようですね。20代~30代の主事発令者はかなり少ないようですが、このような年代ほど対外的に活動する際には肩書きがあった方が有利に働きますので、積極的な発令をお願いしたいところです。今回の調査結果を受けて、どのような方針を立てるか気になるところではありますが、有資格が自信と誇りを持って仕事に当たることができるようになってほしいですし、そのためには社会教育主事や社会教育士の役割を社会教育法の中にもっと規定していく必要があるのではないかと感じています。
2023.11.16
先月下旬に11月からの難病受給者証が届き、これでまた1年間治療費の支払い上限1万円で治療を継続できます。毎月1万円も正直かなりの負担ですが、この制度がなければ我が家は崩壊してしまうほどの治療費がかかるので、非常に助かっています。この制度もみなさんに納めていただいているお金から賄われているわけなので、自分の仕事を通してしっかり還元していくことだと感じています。誰しもひとりでは生きていけませんが、みなさんに支えられながら生かされている立場ですので、日々できることをしっかりやっていきたいです。
2023.11.09
先日、周辺の自治体と共催のジュニア・リーダー研修会が行われました。その研修の1コマでファシリテーターを務めさせていただきました。内容としては、県のジュニア・リーダー研修会の実行委員として活躍してくれたジュニア・リーダーの話を受けて、やっぱり話し合いは大事だよねと気付いてもらい、参加者同士で自分たちに何ができるかを意見交換してもらうというものでした。意見交換のテーマはサイコロを振って、出た数字で決めるという遊び要素を取り入れていて、参加者は初めて会うメンバーが多かったのですが、楽しそうに意見交換していました。テーマは「学校で」「地域で」「家族に」「好きな人に」といった内容だったので、実際に行動に移すかどうかという点では不透明ではありますが、ポイントは話し合いや意見交換の大切さに気付いてもらうことなので、そこはしっかり参加者に伝わったかなと思います。こうして休みの日に研修に参加してくれる子どもたちは本当に偉いなと思いますし、こういう意欲的な子どもたちのために自分ができることを続けていきたいです。
2023.10.31
先日、社会教育士会のオンラインカフェが開催され、司書教諭として勤務されながら防災士として活躍されている方のお話をお伺いしました。防災士として、学校で講座を開いたり、メディアと連携されたりということもすごいのですが、働きながら防災士や社会教育士を取得されたということも、すごいなと思いました。リカレント教育という言葉は古くからありますが、最近はリスキリングも重視されています。そういう意味で多方面に積極的に学びをされているということが大切なのだなと思いました。カフェでのテーマと少し違った視点なのですが、防災士会の話を聞いていると、やはり組織として、最小単位の組織があって、県があって、国があるというのは、心強いことですし、大きな力を発揮できるなということを感じました。社会教育士も都道府県単位で設立しているところもあるようですが、その組織自体が日本社会教育士会に所属しているというわけではありません。なんかこのあたりは、組織としての物足りなさというか、心配な点であるという風に感じています。都道府県単位で設立しているところをうまく巻き込んで、全会員に所属してもらうところまでもっていくことができなければ、「日本」と名乗ることに少し抵抗を感じてしまいます。このあたりは、現在の理事さんたちは大学の教員ですので、私たちのように教員以外の会員に理事を引き継ぐ前に整理してほしいところです。
2023.10.22
先日、日本社会教育士会のセミナーがオンラインで開催され、参加しました。ゲストは東京大学の李正連先生で、韓国における社会教育士のような位置づけである平生教育士について、「韓国・平生教育専門職員制度の成立と展開」というテーマでご紹介していただきました。私が興味深かったのは、韓国の平生教育士が1~3級の3つの段階に分かれていて、ステップアップが図れることと、活躍のフィールドが教育だけではなく、福祉の分野にも及んでいることです。日本の社会教育士制度はまだ始まったばかりで、社会にまだまだ根付いていないところですので、平生教育士には学ぶべきところが多くあると感じます。特に、称号を取得した後の学びの継続という点では、まだまだ充実を図っていく必要があると思います。社会教育士の学習機会をどこが音頭を取って行っていくかも検討していかなければならないと思います。それから、社会教育士の活躍の場として、福祉の分野にも広げていくことは特に重要であると思います。例えば、障がい児入所施設などでは、教育専門職としての社会教育士は大きな役割を果たすことができると思います。まだまだ始まったばかりの制度なので、国も社会教育士自身も手探りの状況ですが、社会に社会教育士という言葉が定着して、活躍のフィールドが増えていくことを願うばかりです。
2023.10.18
先日、県内のジュニア・リーダーが集まって、会合が開かれました。本来であれば、夏休みに県内外のジュニア・リーダーが集まって、200人規模の研修会が開かれる予定だったのですが、天候不良により中止になりました。この日はその実行委員を集めた会議だったのですが、私もなぜかユース・リーダーの代表として、この実行委員会に携わらせてもらっており、自分のジュニア・リーダーに所属する会員を連れて参加してきました。次に自分たちの県で行われるのは8年後になるということで、8年後に向けて、ここは改善した方がよい、ここには気を付けた方がよいという視点でグループで話し合い、発表するという活動が行われました。しかし、準備はしてきたものの、本番をしていない影響で、なかなかジュニア・リーダーたちからは意見が出づらく、改善点を見出すことに苦労をしていましたが、なんとか発表までできていました。個人的には、県外のジュニア・リーダーを呼ぶことは難しくても、県内のジュニア・リーダーに声をかけて、同じ内容で延期にすることはできなかったのかな、という残念な気持ちが強いです。副実行委員長を務めたジュニア・リーダーも「やりたかった」と本音を漏らしていましたが、果たして県の子ども会側はこの気持ちに寄り添えてあげられたのか疑問が残ります。企画だけでも、大きな研修会の運営に携わったということはよい経験になるかと思うので、実行委員として参加したジュニア・リーダーは前を向いて頑張って欲しいです。
2023.10.02
先日、社養協(全国社会教育職員養成研究協議会)の研修会に参加しました。社会教育士会から関連する内容なのでと社会教育士会の会員宛にも案内がありました。会員向けの内容ですので、研修内容の詳細にまでは言及できませんが、社会教育主事講習での取組について2つの事例の紹介がありました。全国の大学等でそれぞれ工夫を凝らした講習が組まれているのですが、正直なところ、講習の内容が社会教育行政職員として役に立っているかどうかは、自信を持って役立っているとは言いづらいところもあります。というのも、社会教育・生涯学習が取り扱う範囲は非常に大きいのですが、いち行政職員として担当する分野はごくごく限られていて、広く取り扱う講習がひとりひとりの担当分野を深くカバーできているかどうかでいうと、少し厳しい評価をした方がいいかもしれません。とはいうものの、多様な分野を学ぶことこそが、社会教育行政職員の視野を広げることにもなりますので、そのあたりのバランスというのが難しいなという印象です。外国人の学習や障がい者の学習、地域福祉との関連など、最近の社会教育では重要なテーマであると思いますが、こうした分野を教育委員会で取り扱っている自治体は少数派かと思います。実際の基礎自治体の社会教育行政では、青少年育成事業や公民館での生涯学習講座などが主になってくると思うのですが、主事講習で青少年育成での子どもたちへの声のかけ方について取り扱うことってないですし、公民館講座にしても自分のまちの特徴に合わせてどのような講座を計画していくかをシミュレーションすることもほとんどないと思います。社会教育士という称号付与が始まって、資格取得をめざす人は増えると思いますが、一方で行政職員である社会教育主事に必要な知識やスキルは以前よりも重要視されなくなってしまう懸念はあると思います。
2023.09.24
子どもが絵本を読むようになって、まちの図書館を利用する頻度が増えました。子どもができるまでは、自分が読みたい本が少ないので、図書館へ行くことはなかったのですが、子どもが絵本に興味を持つようになり、一昨年くらいに約20年ぶりに本を借りて司書さんに驚かれたということもありました。さて、タイトルについてですが、図書館の蔵書についてです。私が興味のある分野、というと、本当に社会教育関係の本が好きで、公民館とか、教育全般とか、児童福祉とか、そういう本が好きなのですが、社会教育学の分野の本はあまり図書館にありません。一方で、図書館学とか学校図書館に関するの本は数十冊蔵書があり、豊富に取り揃えられています。当たり前と言えば当たり前なのですが、図書館の本は司書さんが選んでいるため、どうしても図書館学の本が多くなるのは理解できます。しかし、あまりにも社会教育学に関する本がないというのはすごく残念な気持ちになります。だいたいは購入して読んでいるのですが、社会教育関係の本は意外とお値段が高くて、1冊数千円もする本が多いです。ずっと手元に置いておきたい気持ちもありますが、想定していた内容と違うこともあったりするので、図書館で取り扱ってくれたら本当にありがたいなと思っています。たぶん、読むのは自分くらいしかいないかもしれませんが、それでも図書館にあることで、もっと多くの人に社会教育に興味を持ってもらえるようになる可能性もあります。図書館も社会教育施設ですので、基礎となる社会教育学をもう少し大切にしてほしいなと思います…。
2023.09.18
久しぶりに書籍等の所感について。先日参加した月刊社会教育を読む会で、参加者のひとりが「コミュニティ・スクールというのがイマイチわからない」と話していたのを聞いて、確かに地域と学校の連携が大切ということは理解できていても、制度そのものを自分もしっかりとは理解できていないなと感じていました。先日、図書館に行ったときに、ちょうどタイミングよくこの本があったので、借りてみました。この本で取り上げられている話題は1996年~2016年までの取り組みですので、直接、コミュニティ・スクール制度そのものと関わるものがなかったというのが実際のところなのですが、学校を公民館的に利用して地域住民が学習したり子どもたちに教えたりする取り組みや防犯に対する課題をPTAと教員が意見を出し合って解決したりする取り組みなどが整理されていました。この本を読んで感じたことは、地域住民の活力もそうですが、校長の決断力が非常に重要であるなという点です。学校を地域に貸し出す際には、当然として、施設設備の汚損・破損、来校者のケガ、利用後の学校美化などへのリスクがありますので、子どもたちへの教育に支障をきたすことを避けるために、校長としてはあまり認めたくないという人が多いのではないかと思います。しかし、子どもたちが地域住民とふれあうことによる教育的効果や、学校がもたらす地域社会への好影響を校長先生が重視できれば、きっと学校も地域も「ひらく」ことができ、相互に良い関係性を築き、質の高い教育や地域づくりができるようになると思います。この本からは、コミュニティ・スクールの仕組みそのものについて知ることはできませんでしたが、コミュニティ・スクールの基礎となる部分について理解するには、よい事例があったように思います。
2023.09.04
先々月くらいから月刊社会教育を読む会が地元で開催されるようになり、初めて参加してきました。8月号は「学校と地域」がテーマ。読む会では、島根県の海士町の実践を中心に議論がなされました。県立学校に対して、町の教育委員会が社会教育的働きかけをするというのも非常に興味深いですし、町職員が自らの給与を削減してまで町の財政を維持するところに、住民も行政に対する信頼感が大きくあったのだと思います。社会教育の推進には、何かしらの負担や犠牲が伴うことがしばしばありますが、行政がみずからそういう姿を見せたことで、地域住民も時間や労力を惜しまず提供できるのだと思います。今回の読む会には大学の社会教育の先生も参加されていましたので、久しぶりに研究者の話を聞くことができ、実りの多い時間となりました。来月は「社会教育職員」がテーマですので、絶対に参加できるように調整したいところです。
2023.08.31
私の指導するジュニア・リーダークラブでは、毎年、人権についての研修会を実施しています。子どもたちって、簡単に乱暴な言葉を吐いてしまったり、友達をからかったりしてしまうのですが、それがきっかけで傷つく子どももいたりします。ジュニア・リーダーとして、人権感覚を研ぎ澄ますことは、非常に大切だと考えています。子どもたち自身も「人権は大切だ」ということはわかっていても、じゃあ具体的にどうすればよいかという点ではなかなか考えが浮かばない人もいます。研修会では、一番大切なこととして、「困っている人や悩んでいる人の存在に気付いてあげること」を挙げました。そして、相手のことを思い、行動することが大切だと付け加えました。最近、小学生向けの事業でも、発達に課題のある子どもやひとり親世帯の子どもが増えています。そういった子どもたちに配慮しながら、言葉を選んだり行動したりすることができるようになれるような、ジュニア・リーダーに育ってほしいと思っています。
2023.08.22
長らく放置していました。体調を崩したわけではありませんので、ご安心を。7月下旬に私が指導するジュニア・リーダークラブの代表者が東京で防災教育活動について学会発表を行いました。おそらくその学会で高校生が発表するのは初めてだそうですが、堂々と取り組みの紹介を行えたようです。最近では、テレビや新聞にも取り上げていただき、ジュニア・リーダーが行う防災教育活動について周知を図れているのではないかと思います。ジュニア・リーダーは子ども会から誕生したものですので、理想は各単位子ども会で防災教育活動を展開していくことです。子ども会は年々会員数や加入率が減少しており、存続が危ぶまれているところですが、やはり地域の繋がりは地域づくりの面でももちろん重要ですし、子供の成長にも欠かせません。何よりも、災害時に近所の人たちを知っているということは、互助・共助のためにも大切ですので、そういう意味では防災教育活動は子ども会活動の切り札であると感じています。これを県内外へ拡大させていくために、自分たちに何ができるかを考えながら、取り組みを強化しているところです。
2023.08.20
今日は午前中に少し時間が取れましたので、保健所へ特定疾患の更新手続きへ行ってきました。必要書類は完璧にそろえていたし、必要事項もしっかり記入していましたので、受付後はスムーズに進みましたが、やはり課税証明書を持ってこないケースは少ないようで、受付したおじちゃん(たぶん再任用)から、「マイナンバーでされるんですね」とか言われちゃいました。いやいや、あるものは使わないと、課税証明書も200円しますので、マイナンバーでできるものはマイナンバーでしれもらわないと、本当にもったいないです。待ち時間が少しあったので思いましたが、マイナンバー制度がもっと充実してくると、この作業もインターネットから可能になるのではないかと思います。家庭用のプリンタでスキャンもできますし、必要書類で添付が必要なものはスキャンしてPDFで送れば済む話です。私のまちではマイナンバーカードを使っての住民票のコンビニ交付があるので、出向中の身としては助かるのですが、そもそもマイナンバーがあるのに住民票が必要なのも意味がわかりません。マイナンバーを使えば、医療費とも紐づけができると思うので、毎月の総医療費と自己負担額の写しも要らないような気もします。この辺りの手続きをもっと簡略化してくれると、マイナンバー制度が始まった意義は高まるのだろうと思います。毎月1万円で治療費が済んでいるのも、特定疾患という制度のおかげなので文句は多く言えませんが、このマイナンバーに限っては欲張っていかないと、たくさんの公費を投じて始まった事業なので、逆にもったいないと感じてしまいます。まあ、気になってた手続きも終了しましたので、ホッと一安心です。
2023.06.27
私のまちには、条例公民館が8館あります。そのうちの1館に指定管理者制度を導入しており、校区コミュニティ協議会が管理運営をしています。今日の議会の一般質問の中で、指定管理者制度を導入している条例公民館についての質問があり、興味深く聞いていました。公民館で地域で採れた野菜を販売して、自主事業の財源にしているのはよいのか、当日の利用申込ができないのはなぜかといった質問がありました。公民館での野菜の販売は、専ら営利目的であればできませんが、地域で採れた野菜を販売するということは、地域経済の活性化や地産地消の推進にもつながる活動ですし、売り上げを地域住民の学習に繋がる自主事業の運営費とするのであれば、全く問題ないことです。当日の利用申込ができない点について、事務局側は「公民館利用に適切かどうか判断するために当日申込ができないようになっている」と回答していましたが、この件については、私個人としても、当日の利用申込についても専ら営利目的や特定の宗教や政治に偏ったものでなく、他の団体の利用に支障がないのであれば原則認めるべきだと思っています。他にも、指定管理している団体から施設設備の充実に関する多くの要望が出されていることを質問されていました。これについては、行政と指定管理者との契約の中で、一定の金額(たしか10万円ほど)までの修繕は指定管理者側が行うことという内容になっていますので、この契約の金額の範囲内の内容は指定管理者側で行うべきことですし、金額を超える修繕等については行政が優先順位が高いものから順次対応していけばよいだけの話かなと聞いていました。公民館は社会教育施設ですので、利用料で運営できるだけの財源を確保できる施設ではありません。そういう意味では、指定管理者側にとって、管理運営を受託するメリットってあまり多くはないのですが、校区の住民にとっては、使い勝手の良いハコモノを手に入れたような感覚なのだろうと思います。校区コミュニティ協議会が指定管理者となるデメリットとしては、その校区に住む人以外の住民がその施設を使いづらくなるという点が挙げられます。広く住民に開かれた施設となるには、その校区の住民だけが独占しないような配慮も必要です。地域住民のたまり場になることは歓迎すべきかと思いますが、そのあたりのバランスというのはすごく難しいことだなと思いました。
2023.06.21
私の住む町では、10年前に60%ほどであった子ども会加入率は、現在30%程度にまで落ち込んでいます。特にここ数年、コロナ禍で活動を休止する子ども会が急増しており、子ども会を継続しているところの方が珍しいというような状況にさえ陥っています。子ども会加入率の減少の背景には、地域の自治組織である自治会や町内会の加入率自体が減少していることや育成者の役員負担、少子化による会員減少、個人情報保護の観点から新入生の把握が困難になってきたことなど、さまざまな要因があります。そこに今回のコロナが重なり、むしろ無くても困らないということで、子ども会がどんどん子どもから離れていっています。こうした状況の中、コロナ禍でも活動を地道に継続しているところが私のまちにはあります。そこは、子ども会を育成者任せにしないという視点で、地域の自治会が全面的にバックアップし、自治会の高齢者組織や女性組織とうまく連携を図り、子ども食堂やお弁当の配達など、地域の子どもをサポートする体制を整えています。この自治会の子ども会は、親が自治会に加入していなくても、地域に住む子どもなら誰でも加入できます。逆に、子ども会活動を通して、親に自治会活動の良さを知ってもらいたいというコンセプトなのだそうです。コロナがひと段落しましたので、今年の夏は、七夕や夏休みの学習会などを計画しています。これからの子ども会のキーパーソンはまさに地域の高齢者だと感じています。高齢者が子どもたちのために一生懸命になることで、子どもたちも地域に愛着が湧くとともに、高齢者への尊敬の気持ちは高まりますし、高齢者も子どもたちとのふれあいから、元気と生きがいを得ることができます。従来の「子ども会=子どもと育成者の組織」という概念を飛び越えた取組が、衰退する子ども会活動を活性化させるとともに、地域全体に活力を与えるのだと考えています。
2023.06.19
先週の日曜日に、普段元気いっぱいの娘の食欲がなく、翌日病院に連れて行ったところ、コロナ陽性と診断されました。保育園全体でかなり流行っているようで、あえなく娘も感染してしまいました…。次の日に次女の熱が39度近くまで上がったため、病院へ行くと、こちらも陽性。その日のうちに私も発熱し、翌日受診したところ、陽性となりました。妻も鼻水や咳などがありましたが、症状は軽かったので受診まではしなかったのですが、おそらく感染していたかもしれません。そういうわけで一家4人のうち、3人が感染。妻は本当に大忙しの1週間でした。私は難病患者でもあるので、病院から、経口のコロナ薬を希望されますか?と確認されました。早く治したかったので、お薬をお願いし、ゾコーバ錠という薬を処方されました。こちらの薬は公費が出るそうなので、お薬代は不要でした。24時間くらい早く症状を抑制できるそうなのですが、発疹や痒み、下痢などの若干の副作用が出る場合もあるそうです。症状としては、38度代の発熱、節々の痛み、のどの痛み、咳、鼻水、寒気、吐き気で、かなり大変でした。まだ咳と鼻水は続いていますが、ようやく落ち着いた感じです。かなり大変ですので、コロナには気を付けないといけませんね。お仕事を4日もお休みしてしまったので、また明日から頑張りたいと思います。
2023.06.18
先日、社会教育士会のオンラインカフェが開催されまして、私も参加しました。社会教育士会は行政職員だけでなく、いろいろな職業の人、立場の人がいるので、とても興味深いです。今回は、公民館で働く、会計年度任用職員の方が、公民館での取組について詳しく教えてくださいました。子どもから高齢者まで、いろいろな人が集まれるような仕掛けがたくさんあり、しかもそれを会計年度任用職員が企画・運営していきながら、公民館の雑務もこなしていくという、なんとも労力を使うお仕事ではありました。それでも、楽しさを感じながら取り組まれてるのは本当に素晴らしいことだと思います。一方で、社会教育士としての課題点のひとつがまさに今回の事例で明らかになったように思います。それは、社会教育士としての立場の弱さです。まだ社会教育士という称号を名乗れるようになって数年ですが、会計年度任用職員という報酬は安価で、翌年の雇用も保障されていないという状況で、長時間労働を強いられているというのは、大きな課題であるように思います。もっと社会教育士が認知されるとともに、その存在意義が重要なものとなるようにしていくために何ができるかというのを社会教育士会としても考えていかなければならないように思います。
2023.06.08
今日は大規模な防災訓練が実施されました。警察や消防、自衛隊、病院、医療関係者、インフラ系の企業など100以上の参加機関が並ぶ中に、ジュニア・リーダークラブの文字。実施した内容は、近隣の小学生へのHUG訓練で、普段から取り組んでいることではありますが、中高生が主体となって防災訓練の一部を運営するのは、全国でも本当に珍しい事例だと思います。こうした訓練に参加する際には、これまで消防やDMATの医師の支援があったのですが、今回はジュニア・リーダーだけで運営できており、自立した取組ができるようになっています。昨日は県内の他の自治体のジュニア・リーダーへもHUG訓練を指導しており、その取組みは徐々に県内へ広まってきています。取組みを拡大させながら、より高度な指導ができるよう、ジュニア・リーダー自身も日々勉強していく必要がありそうです。
2023.05.28
先日、私が指導するジュニア・リーダーと地元の進学校の生徒会との協働事業が行われました。過去2回行ってきたこの事業ですが、1、2回目とも参加者は少なく、うまくいったという実感はあまりありませんでした。今回は、募集対象や内容を見直し、対象を小学生を中心にするとともに、自習形式だったものをワークショップ式に変更したところ、想定を大きく上回る参加者がありました。地元の進学校の学生にとって、小学生と接する機会はほとんどありませんでしたので、今回の事業では最近学校に求められている、地域に根差した学校運営という部分を生徒たちが成し遂げたような形になったのではないかと思います。残念ながら、主導してきた生徒会長の任期が満了するため、今後も事業を継続できるかは不透明ではありますが、ジュニア・リーダーとしては今後も続けたいという意欲があるようなので、なんらかの形で事業をつづけていけるとよいのかなと思っています。
2023.05.22
先日、社会教育士会の交流会がオンラインでありまして、参加させていただきました。その中で、社会教育士会の概要について説明があったのですが、私の暮らす県、というか地区ブロックに所属する社会教育士は1名。つまり、自分以外の会員はいないということらしいのです…。いや、講習では50人規模でいたのにも関わらず、この数字はあまりにも衝撃的過ぎました。社会教育士会の認知度が低いのか、それとも会費など他の要因があるのか、まだわかりませんが、なんとも寂しい数字です。交流会後には部会の説明もあったのですが、会員拡大に向けた取組みを是非とも促進していただきたいところです。さて、肝心の交流会はというと、とても有意義なものでした。自分と同じグループになった人の中には、自治体の計画づくりをサポートしている企業に勤める人や自治会長など、本当にさまざまな職種の方がいらっしゃって、これまでの行政職員だけの「社会教育主事」と大きく異なるなというのを実感したところでした。他県の地域の実状を実際にお伺いする機会なんて、なかなか無いものだと思うので、それだけでも会に参加してよかったなと感じました。今、社会教育士の称号をお持ちの方で、まだ社会教育士会に加入されていないという方は、是非とも加入を検討していただきたいところです。
2023.05.21
今月はおかげさまで予定がびっしりと詰まっています。5月の残りの土日はすべてジュニア・リーダーの引率関係でうまってしまいました。本業よりも、ジュニア・リーダーの方が忙しい感じです。土曜日は地元の進学校の生徒会とジュニア・リーダーが協働した事業があるのですが、別な会議に参加しなければならず、協働事業の方は社会教育課の担当者にお任せすることになりました。コロナが落ち着いて、たくさんの事業が始まってきたことはとても嬉しいことです。日曜日は通学合宿事業が始まり、ジュニア・リーダーがアイスブレーキングをすることになっています。この通学事業から、ジュニア・リーダーに興味をもってくれる子どもたちもたくさんいるので、ジュニア・リーダーにはしっかり活躍してもらって、その楽しさを多くの人に知ってもらいたいと思います。土日に働く分、どこかでしっかりと年休を取得して、体調管理に努めたいと思います…。
2023.05.17
毎年の恒例作業となっているのですが、今年も特定疾患の更新案内が届きました。相変わらず、書類が多くてうんざりします。簡素化できる部分もあるような気がしますが、前例主義なのかなかなか改善されていきません。県は市町村よりも住民と距離がある機関なので、住民目線から少し遠い気がします。このあたりは市町村の方が融通が利く気がしますし、住民に近い目線で考えているように思います。健康保険証のマイナンバー利用が始まったので、軽症高額認定と高額長期認定については、マイナンバーを使って照会できそうな気もしますし、相変わらず所得課税証明書もできるだけ取得してくださいといっているし、なんのためのマイナンバー制度なのか疑いたくなるようなことばかりです。とはいえ、こうした医療福祉制度のおかげで、今の治療が継続できているわけなので、きちんと書類を揃えて提出したいと思います。でも、毎年更新はやはり面倒ですよね…。
2023.05.14
私が指導するジュニア・リーダークラブでは、毎年、子どもの日に青少年研修施設で開催されるイベントのお手伝いをさせていただいています。一昨年から毎年度参加しているのですが、昨年からは私も子どもを連れて、参加者として事業を楽しんでいます。コロナへの警戒も少なくて済むようになり、来場者も想定を超えていたようで、駐車場が足りなくなり別の駐車場を案内しなければならないほど盛況でした。ただ、常連だからわかること、それはイベントのブースの固定化です。今回の事業では、他の研修施設も招待して、それぞれブースを作って、創作活動や体験活動を提供していたのですが、どうしてもマンネリ化というか、実施する内容が固定化されてしまっているような気がします。新しいことを始めるというのは、なかなか難しいことだとは思いますが、施設の職員が積極的に研修して、他県の同様の施設で取り組んでいる内容を調べてみたり、リモートという手段もあるので、実際に指導してもらったりするなどしてほしいなと感じました。社会教育はマンネリ化との戦いでもありますが、それを解決するのも社会教育です。ちょっと訳がわからなくなってきましたが、マンネリ化を防ぐために、自分たちが学ぶところから社会教育の発展があるように思います。
2023.05.09
先日、私が指導しているジュニア・リーダークラブに派遣の依頼があり、単位子ども会のレクリエーションに参加してきました。幼児から小学6年生までの20名が雨の中集まっていたのですが、みんな楽しそうにレクリエーションに参加してくれました。育成会の役員の負担感から子どもを子ども会に加入させない家庭が多くあるとともに、活動を中止している子ども会も増加してきているようです。しかし、参加している子どもたちの様子を見ると、近所に住んでいる異年齢の友達とのつながりをとても大切にしている様子で、小さい幼児のお世話を小学生が積極的にしていました。地域の繋がりの希薄化により、異年齢集団と交流する機会も減ってきていると思いますが、上級生が下級生のお世話をすることで、上級生も下級生も学習できることが多くあります。こうした繋がりって、子ども会がないとなかなか築くことができません。育成者の負担も決して軽くはないことは理解していますが、それでも活動を続けていく価値があるように感じました。
2023.05.08
先日、社会教育士会からニュースレターが届きました。大変興味深く読ませていただいたところなのですが、1点気になることが記載されていました。昨年2022年7月の段階で、旧課程での主事講習での社会教育主事任用資格の取得と、新課程の養成課程での新科目2科目の履修による組み合わせでは「社会教育士」の称号は取得できないのではないかという指摘に対し、文科省は「旧課程での主事講習を修了した者が、新課程の養成課程で社会教育士の称号取得を目指す場合、基本的には新課程ですべての科目の単位を修得することが必要になることが予想されます」という趣旨の回答をしていたようです。社会教育士会が文科省担当者と話し合いをする中で、上記のような形でも称号取得を可能にすることが社会教育士の拡大と活躍の場の拡充になることを伝えてきた経緯もあり、今年3月に上記の形でも称号取得が可能であるとの通知がなされたようです。私の場合は、旧課程の養成課程で主事を取得しているため、上記のケースと少し異なると思いますが、従来の仕組みでは養成課程でも主事講習でも、結果として同じ社会教育主事という任用資格を付与していたわけなので、今頃そこに区別をつけるのはおかしいのかなと思います。社会教育士会という組織があったことで、国との話し合いも組織として行うことができた部分もあったと思います。その点では、称号取得後、個々でバラバラになってしまう社会教育士取得者をとりまとめて組織化しておくことの重要な目的のひとつであるように思います。とはいえ、身近なところで社会教育士が活躍していくためには、絶対的に数量が足りていません。今回の文科省の判断は、課題が山積している地域社会を再生していくために必要な、意欲的で専門的な知識・力量を持った社会教育士を増やしていくために、大いに寄与していくこととなると思います。
2023.05.07
先日、イン・リーダー研修会を行いました。運営はすべてジュニア・リーダーが行います。レクリエーションも自分たちで決めて、イン・リーダーの前で堂々とやっていました。中高生であのレベルでレクリエーションができるというのは、本当に頼もしいですし、こうした経験は大人になってからも生きると思います。毎年、何をするか頭を悩ませているグループでの活動は、先日のジュニア・リーダーの合宿で体験したハンターゲームを行いました。天気もなんとかもってくれたので、外に動物カードを隠すこともでき、参加したイン・リーダーたちも楽しそうにゲームに参加していました。子ども会活動で大切なのは、いかにつながりを強固にするかということです。地域の教育力の低下が危惧される中、子ども会活動を続ける意義は地域のつながりを強めることだと思います。幼児から高齢者まで関わることのある子ども会活動を通して、子どもたちは何かしら成長するきっかけをつかむことができます。コロナの影響もあって、活動を休止する子ども会は年々増加しているようではありますが、それでも子ども会活動の意義をしっかりと認識して続けていくことで、学校では得られない貴重な学びを子ども会活動は経験できると思います。今回のイン・リーダー研修会では、楽しい活動ばかりでしたが、本当のテーマは、地域の子どもたち同士のつながりを強めることの大切さを感じてもらうことです。今回の研修を参加した子どもたちが、今度は自分たちの子ども会活動の中で、つながりを強めていくキーパーソンになってくれることを期待しています。
2023.04.30
昨日は指導するジュニア・リーダークラブの総会。出席者こそ少なかったのですが、新1年生が4名加入していただき、卒業生が2名だったので、早速、昨年度の人数を上回りました。今年度は高校3年生がいないため、高校2年生が中心となってクラブを引っ張ってくれることになりそうです。副会長にはやる気のある中学3年生の男の子も選ばれました。年々、頼もしさが増していっているような印象がします。早速、来週はイン・リーダー向けの研修会をジュニア・リーダーだけで運営します。いろいろな経験を積んで、大人になった時に活かしてほしいところです。
2023.04.16
今日は月に1回の通院日でした。今日はなぜか患者さんが少なくて、スケジュールに余裕があったのか、主治医の院長先生とゆっくり雑談ができました。先生から、次回から毎月の点滴が後発品に変わると説明があったのですが、その理由が厚生局から指導があったからだそうです。今の病院は昨年4月に院長先生が総合病院を独立して経営しているところで、繁華街の一等地のビルに間借りしているのですが、スタッフやスペースも最低限のところでやっています。私の持病の専門病院で、難病であることから、治療に必要な薬品の価格が非常に高く、患者さん1人当たりの薬価がどうしても高くなってしまうのだそうです。今までは総合病院で、1人当たりの金額でみると大きな数字ではないため、国から指導を受けることはなかったそうですが、独立したことで、数値で見ると他の病院よりもかなり目立った数字になってしまい、国の指導を受けることとなったようです。難病患者の場合、自己負担の上限額が決まっていることから、患者へのメリットが少ないということで先発品を使っていたそうなのですが、今後は後発品を使って薬価を抑えていくことになったそうです。先生は窓口で支払う負担分だけで考えられていたのですが、雑談の中で、医療費全体が上がればその分保険料が上がってしまうため、間接的に患者の負担が増えることに繋がるということをお話しすると、「そういう視点はなかった」と驚かれていました。後発品を使った薬価の抑制は、ひとつの医療機関が気を付けていても仕方のないことで、すべての医療機関で取り組まなければならないことです。もっとたくさんのお医者さんに、薬価の抑制の重要性について認識してもらう機会があるといいなと感じたところでした。
2023.04.07
先週、ジュニア・リーダーの卒業式がありました。今年の卒業生は2人だけだったのですが、そのうちの1人は中学生時代は不登校でした。学校の先生と合わなかったようで、中学生の頃は他の人とご飯を食べるのも難しい子でした。それが、高校に入ったら、とても社交的になり、いろいろな人と積極的に話をしたり、部活を2つ掛け持ちして部長を務めたりと、非常に成長したように思います。なにがそうさせたのか聞いてみると、「環境が変わったからだと思う」と答えてくれました。中学生時代に学校には行けなかったのですが、ジュニア・リーダーとしての経験が高校ですごく生きたと話してくれました。高校3年生ではジュニア・リーダーの会長も見事にやり切りましたし、本当に立派になったように思います。私の心がけていることのひとつとして、ジュニア・リーダーも子どもたちの居場所にしたいということです。学校や家庭では経験できないことをたくさん経験させたいということもありますし、学校では出会えない友達や人生の先輩方とたくさん会わせたいと思っています。4月から新年度が始まります。新しい子どもたちと会えることを楽しみに、新年度の準備を進めているところです。
2023.03.26
私の祖父が2週間ほど前から肺炎で入院しており、まだ面会制限があるので、情報がまったくわからない状況でした。洗濯物の受け渡しの際に看護師さんと少し話ができるくらいで、その時は点滴が外れないから隊員ができない、食事をあまり食べていないという情報しか入っていませんでした。たまたま、私がよくお世話になっている人が入院中の病院の相談員(医療ソーシャルワーカー)をしているので、状況を電話で聞いてみました。前日までは補液程度の点滴だったようですが、食事の摂取量が少ないため、もう少し栄養価のある点滴が始まっているようだと教えてくれました。また、祖父は看護師さんに「普段からあまり食べない」「甘いものは好きではない」と言っていたそうですが、実際は甘いものも好きで家ではよく食べるということと、人と話すのがあまり得意ではないということを伝えると、相談員さんは「それなら意外と早く退院させた方が本人にとってはいいかもしれないですね」と話してくれました。まだ炎症反応値も高く、白血球値も少し高いようだったので、症状としてはまだ万全ではないようですが、状態が少し落ち着いたら早めに退院する方向で調整していく方向となりました。相談員さんと話をして、かなり安心できた部分が多く、社会福祉士(ソーシャルワーカー)の仕事って、本当に偉大だなと思ったところです。さて、こういう役割を学びや地域づくりの面で期待されているのが社会教育士です。社会教育士も、病院の医療ソーシャルワーカーのように、地域や学習者の状況をしっかり見極めることも大切でしょうし、現状からより豊かに生活できるための解決策を地域住民や学習者と一緒に見つけていくことが大切です。ただ、まちや学習者の状況は病院と違って数値化されたものはありません。あくまで感覚というか、雰囲気というか、風土というか、そういうものを感じ取っていく必要があるのが、社会教育士の難しいところであり、面白みでもあるように思います。果たして、地域社会の中で、社会教育士がアドバイザーとして活躍できる未来はあるのでしょうか。それは、これからの仕組みづくりやひとりひとりの社会教育士の活躍次第だと思うので、私自身も頑張っていきたいです。
2023.03.14
昨日は家族で近くにある青少年研修施設の主催事業に参加してきました。前回ゴールデンウイークに参加したときに、娘がとても喜んでいたので、今回は妻がいつの間にか申し込みをしていました。たくさんのブースがあって、自然いっぱいの施設内の散策や万華鏡づくり、自然の素材からの創作活動、サンドボトルづくり、ニュースポーツ体験など、県内の研修施設がそれぞれの特徴を生かしてブースを作っていました。ブースはどれも面白くて、楽しかったのですが、残念だったのが、昼食の食事です。昼食は施設内の食堂で食べたのですが、そのクオリティがちょっと残念でした…。300円なので、豪華なものは期待していなかったのですが、レトルトのようなカレーとシンプルなうどんの二択。二択なのはまだ良いとして、今の世の中には、とても美味しいものが溢れているのに、さすがにこのクオリティでは来場者はガッカリしてしまったことでしょう。施設の広報という面もこのイベントにはあったかと思いますが、ご飯が美味しくなければ人は集まりにくい時代です。社会教育施設は経営が難しいところが多く、食堂の業務委託についてもできるだけコストを抑えて運営していかなければならないでしょうが、来場者を増やすには、食事がかなり重要だと思います。施設運営者も単純に金額だけで業者を選定するのではなく、味やメニューでの工夫など、食事の質と量も評価に加えるべきだと思います。また、単に食堂利用だけの来館者があっても良いのではないかとも思いますが、教育施設は縛りが多くて難しい点もあるのは事実です。利用者の少ない平日のお昼などは食堂の運営事業者と協力し、来場者を確保できるようなプログラムづくりができると、施設の利用率が向上し、無駄のない施設運営ができるようになるのではないかと思いました。
2023.03.05
あっという間に3月がやってきました。年度末の処理や新年度へ向けた準備であわただしく過ごしている人も多いと思います。さて、今回も遅くなりましたが、月刊社会教育の3月号は「社会教育施設の可能性」がテーマ。「可能性」をテーマにしているのに、巻頭論文では「社会教育施設の現状と課題」というちょっとネガティブな要素が多分にある論文でしたが、上野景三先生がコロナ禍で浮き彫りとなった社会教育施設の現状と課題について、丁寧に整理されています。動物園についても取り上げられていました。社会教育を学んでいない人にとって、「動物園は社会教育施設です」と言っても、なかなか信じてもらえないかもしれませんが、動物園が果たしている、動物を収集し、飼育し、調査・研究し、展示し、来館者の学びに繋がるということを考えると、とてもわかりやすい教育施設のように思います。最近では経済的な事情から、動物を継続して飼育していくことが難しくなりつつあるようですが、生命の尊厳や環境保全に繋がる学びを提供してくれる動物園を維持・存続していけるように自治体も努力していかないといけません。このほか、九州の事例がすごく多いのが不思議なのですが、公民館や図書館などについても取り上げられています。行財政が厳しくなる中、評価が難しい社会教育施設は経費削減の対象となりやすい状況があります。指定管理者の導入や配置職員の削減によって、ハード・ソフトの両面で厳しい状況にさらされているように思います。社会教育による学びを充実させていくには、少数精鋭の優秀な「社会教育家」が欠かせないと思います。これからの社会教育施設の可能性を考えた時に、時代の流れや社会のニーズを敏感に拾い上げ、住民の学習に繋ぎ、地域課題を一緒に解決できるような職員を、官民どちらのフィールドでも育成していくことが非常に重要なのではないかと感じているところです。
2023.03.01
今年も確定申告の季節がやってきました。申告ってすごく面倒なイメージもあると思いますが、電子申請もできるようになり、長時間待たされる必要もなくなりましたし、必要な書類とパソコンさえあればすぐにできるようになりました。私は毎月病院に通っていて、月10,000円の自己負担があるので、申告をすると医療費控除が適用されて、お金が返ってくる分があります。今年は30分ちょっとかかってしまいましたが、それで数千円返ってくることを考えると、時給換算するとそこそこお得な作業だと思って毎年欠かさずやっています。税務課の業務の様子を見ていると、この時期はとても忙しそうで、夜中近くまで残業しています。早く電子申請が広まってくれると、税務課職員の負担も減りますし、人件費も減ることになりますので、公費の節約にもつながります。今から申告をされる方は、ぜひ電子申請のやり方をご確認ください!
2023.02.21
今日は社会教育士会のシンポジウムがオンラインで開催され、参加させていただきました。子どもの世話をしながらの受講だったので、途中聞き逃したところも多かったのですが、とても興味深い内容でした。「子ども・若者の目線で社会のあり方を考えよう」というテーマで、不登校や引きこもりなど生きづらさを感じる子どもたちに対する支援を行っている2人の方のお話を聞かせていただきました。個人的に、印象に残ったのは、「困難を抱える子どもたちの支援の現場で社会教育士(社会教育主事)の方と活動したことがない」という言葉でした。社会教育主事は教育委員会に配置されているので、やはり福祉的な分野に携わることは少ない状況があります。行政の縦割り構造の悪いところです。不登校や引きこもりといった課題は、社会教育行政では、手の届きづらい内容となっていますし、実際に、社会教育主事を務められている方からしても、こうした課題については、専門外という人も少なくないと思います。そうなると、教育福祉の分野で、活躍が期待されるのはどちらかというと社会教育士の方でしょう。しかし、社会教育士は、今のところ質も量も足りていない状況だと思います。これからの社会を考えた場合に、社会教育士が教育福祉の分野で果たせる役割は大きいと思うので、社会教育士会としては、こうした人材の育成ができるように支援していってほしいなと感じました。やはり、社会教育士としての役割を法規定することは絶対に必要だと思います。
2023.02.17
国や地方自治体、企業などには、障害者雇用促進法によって、障がい者を一定の割合以上雇用しなければならないと定められています。しかし、結構守られていない企業も多く、報道によると雇用率を達成している企業は全体の48%にとどまっているようです。自治体でも達成できていないところも多く、募集はするけれども採用に至らないというケースもよく見かけます。さて、私は難病持ちの障がい者でもあるのですが、難病と診断されて経管栄養が必要となった際に、障害者手帳を取得しました。夜間だけではあるのですが、鼻からチューブを通して栄養補給しているため、社会生活が制限されるということで、手帳を所持しています。私のように手帳が交付されている難病患者は良いのですが、難病患者の中には、障害者手帳を所持していない人もたくさんいます。難病は体調が不安定なものが多いので、就労の際に苦労しているという話はよく聞かれます。私の病気の場合は、体調が悪い時は入院・手術が必要だったり、頻回にトイレに行かなければならなかったりするので、職場での配慮は必要不可欠です。こういった難病患者は、体調不良時にどうしてもパフォーマンスが低くなってしまうのですが、そのことを不安視してか、難病患者の就労はかなりハードルが高いように思います。難病患者も障害者雇用に含まれると良いのですが、難病患者が持っている医療受給者証と障害者手帳は基準が異なるものなので、難病患者も障害者雇用に含むのは今のところ実現できていません。私の病気は、10代、20代の若い世代に多いので、その後の人生に大きな影響を与えます。たくさんの難病患者が、持っている能力を十分に発揮して、安心して働ける環境が早く整えば良いなと思います。現在のところ、難病患者を新しく雇入れた際の助成はあるようですが、これでは継続雇用に至らないのではないかと推測されます。そのため、障害者雇用率に難病患者を含めることを始めるべきだと思います。1つの案としては、重度の障がい者を1人で2人換算しているように、「難病患者は障害者0.5人分として換算する」という方法でも、何もないよりは良いのかなと感じます。障害者手帳の基準を見直して、難病患者に身体障害者手帳を交付するのもひとつの方法かなとも思います。私の病気の患者さんは年々増加傾向にあるので、難病患者の雇用の問題は早く改善してほしいところです。
2023.02.08
先日、社会教育主事講習の修了証が届いたので、早速、社会教育士会への加入申込をしました。すぐに担当者から連絡があり、ちょうど年度替わりの時期なので、今加入するよりも4月加入の方が良いのではないかと、とても丁寧にご連絡をいただきました。早く会員になって勉強したい気持ちもありましたが、年会費1万円は高額ですので、4月からの加入ということでお願いしました。その後も、Zoomで開催されるシンポジウムの案内が届いたりと本当に丁寧に連絡をいただいています。今は社会教育の部署から離れているので、こうして社会教育に関する学習機会が持てることは、本当にありがたいことです。まだシンポジウムの申込はしていませんが、一般の方でも1,000円払えば参加できるそうですので、興味のある方はぜひ申込をされてみてはいかがでしょうか。ちなみに、私もまだ会員ではないので、1,000円必要なのですが、よい機会なので申込してみたいと思っています。
2023.02.05
だいぶ遅くなってしまいましたが、月刊社会教育の2月号は「人と人をつなぐ地域と社会教育」がテーマ。巻頭論文を書かれている山城先生は沖縄出身の熊本大学の先生とあって、震災時の公民館や沖縄の共同売店などについて書かれています。公民館、特に「自治公民館」における、地域住民による社会教育活動をどう充実させていけるかが、これからの地域活性化のカギを握っているというお話です。自治公民館は自治会や町内会ごとに建てられている公民館ですので、まちが設置する条例公民館よりも、さらに身近な地域の特性に合わせた、住民の自主的・主体的な活動が展開されており、そういった活動こそがこれからの地域づくりにおいて重要であるというのは全くその通りであると思います。そうなってくると、社会教育行政だけでなく、首長部局にある地域政策的な部署にも社会教育の理解のある人が配置されなければ、地域活動への指導や助言はできないように思います。「社会教育士」という称号ができましたので、社会教育士を首長部局の地域政策関係部署に配置するようになることが求められます。ところで、2月号では久しぶりに子ども会関係の論文も掲載されています。社会教育の雑誌なのに、子ども会やPTAなど、身近な社会教育関係団体に関連する論文が掲載されることは少ないように感じます。大学などの研究者にも、子ども会活動やPTA活動にもっと興味をもってもらい、調査研究した成果を広報してもらわなければ、課題が山積する子ども会やPTAの未来図を描きづらいままになってしまうように思います。2月号は自分の好きなテーマの論文が多かったので、とても興味深く読むことができました。楽天ブックスだとすぐに売り切れちゃうので、毎月中旬頃になったら毎日アプリを開いて確認しないといけないのが、ちょっと億劫ではありますね…。
2023.02.01
最近、育休中の学び直しが議論になっています。と言うよりは、否定的な意見が多数を占めています。育休中は子育てに追われて、勉強する時間なんて無い!というのは、しっかり子育てをしてきた人にとってはわかり切ったことですが、仕事一筋でやってきた人には、育休中はただの休みのようにしか考えられないのでしょう。育休中の人に限らず、働いている人もそうでない人も、学び直しができる環境を整えること自体は非常に大切なことだと思います。私も、一時期、大学院の授業を受けたことがありましたが、終わらない仕事を定時で切り上げて、夜間の授業を受けに大学へ行くというのは非常に苦痛で1か月も耐えられませんでした。当時の上司の理解も低く、授業があることを知っていても、仕事を完璧にこなすことが大前提という考え方でしたので、かなり苦労しました…。生涯学習という言葉が流行ってから、30年以上が経過するのですが、学び直しへの理解は低い状況です。もっと気軽に仕事をしながら大学院などに通える状況が作れれば、さらに豊かな社会を作れると思うのですが、それには十分なお金と休暇が必要不可欠です。そんな豊かな時代は果たして訪れるのでしょうか…。
2023.01.31
今年度、社会教育主事講習の一部科目指定講習を受講しまして、今日無事に修了証が届きました。これで晴れて「社会教育士」の称号を手にしたわけですが、個人的にはこれからが勝負だと思っています。社会教育士を広めていくには、称号を手にした人がどんな活動を展開していくかが重要だと思っています。私はボランティアでジュニア・リーダーの指導をしているので、その活動ももちろんですが、行政職員として、社会教育だけでなく、高齢者、障がい者、子ども・若者、生活保護者などの社会福祉、まちづくりなどの分野でできることを実践していきたいなと思っています。ひとまず、日本社会教育士会に加入をしてみて、継続的な学習機会を持つことが大切かなと思っています。近々、手続きをやってみようと思います。
2023.01.30
先日、私が指導するジュニア・リーダークラブの会員が県の研修会に参加した際に、代表で活動事例発表をさせていただきました。特色ある地域活動というテーマだったので、広報活動と災害教育活動に絞って発表したのですが、発表を聞いていた他のジュニア・リーダークラブの会員もかなり興味を示してくれました。最近、災害が頻発していることもあり、各自治体でも早めに避難所を開設して避難を呼びかけることも増えています。そのため、ジュニア・リーダーの中にも、災害への関心が高い人が多く、活動について詳細に質問をしているのが印象的でした。夏休みに開催予定の地区の研修会でも、災害についての活動を取り入れたいという話もありましたので、ぜひこの機会にジュニア・リーダーの間に災害教育活動を定着させて行けたらいいなと考えています。
2023.01.29
ひとり親世帯の進学率に関するニュースがあり、興味深く見ていたのですが、おおむね5年ごとにひとり親世帯の実態調査が行われているそうです。ひとり親世帯の進学率は母子世帯で66.5%、父子世帯では57.9%という結果であり、大学進学率でみると、母子世帯41.4%、父子世帯28.5%であったようです。2022年の大学進学率は、56.6%とのことですので、ひとり親世帯の大学進学率が低いことはもちろん大きな課題ですが、なかでも、父子世帯の大学進学率の低さは母子世帯よりも顕著に表れています。ひとり親世帯の実態調査では、親の就労状況についての項目があり、母子世帯の親は父子世帯の親よりも非正規雇用の割合が多いという結果が出ていることから、ひとり親世帯について言えば、よく言われている、収入が多いほど大学進学率が高くなるという傾向は当てはまらないことが言えそうです。では、大学進学率が下がる原因は何かと考えた時に、家での過ごし方、つまり子どもが家事などに費やさなければならない時間が多いことがあるような気がします。母子世帯は非正規雇用が多く、パートタイムで勤務する割合が父子世帯よりも多いでしょうが、正規雇用の多い父子世帯では、親が家庭に関わる時間が少なくなり、結果として子どもが家事などに追われなければならない状況があるということが推測されます。母子世帯と父子世帯で10%以上の差が出るということは、明らかな差があると言えるので、ひとり親世帯の中でも父子世帯への支援が意外に重要なのかもしれませんね。
2023.01.18
文科省の生涯学習分科会の配布資料を見てみると、課題の一つとして、社会教育主事・社会教育士の継続的な研修が挙げられているようです。社会教育主事資格は一度取得してしまうと、それ以降、社会教育主事同士でネットワークを作ることも少ないですし、学習・研修の機会も充実しているとは言いづらい状況があります。個人的に考えているのは、社会教育主事や社会教育士に対して、助言や指導を行うことができる資格、「主任社会教育主事」や「主任社会教育士」を創設するというのを考えています。「主任社会教育主事」は、例えば3年~5年間の有効期間を設けることで、最新の社会課題に対する社会教育的なアプローチについて、継続的に学習・研修できる仕組みを作ることができます。そして、その主任社会教育主事・主任社会教育士が社会教育主事や社会教育士に対して研修や学習会を行うことで、学習の機会を拡げていくことができます。まあ、あくまでイメージなので、実現性は低いと思いますが…。何より大切なことは社会教育士を社会に定着させることだと思っていますので、これから私のように社会教育士という称号を得た人がどんな風に活動していくかが重要かなと思っています。今、自分がやっているジュニア・リーダーの育成と防災教育活動というところから、社会教育士のモデルケースを作っていければいいなと思っています。
2023.01.17
先週末はあいにくのお天気。それでも、今週末に家族時間が取れないので、家族でお出かけをしました。土曜日は科学系の博物館へ出かけました。ちょうど到着したときに、工業系の学生によるロボット実演があって、私の子どもも興味深く見ていました。ロボットと聞くと、人型のものしかイメージできていなかったようで、「どこにロボットがあるの?」と最初は聞いていましたが、ロボットを実際に身近で見てみて、その技術の高さを感じてくれたようでした。博物館の中では、科学実験ショーをやっていて、おなじみの空気砲の実験では楽しそうに輪っかを追いかけていました。日曜日も天気は悪かったのですが、先週から約束していた動物園へ。お正月に私の叔父からもらったトイカメラで動物の写真を撮りながら楽しそうに見入っていました。トイカメラはもちろんおもちゃではあるのですが、物事を記録するという習慣がつくのは大事なことだなと思いながら見ています。しかし、レンズを覗きっぱなしになって視野が狭くなり、大切な瞬間を見逃さないようにしてほしいという面もありますので、カメラも一長一短あるのかなとも感じます。途中から雨が激しくなってきたので、駆け足で見て回ったのですが、それでも十分に動物たちの様子を観察できたように思います。天気は悪くても社会教育施設は貴重な学びを提供してくれます。
2023.01.16
私が社会教育課にいた頃に、公民館の中にあるサークル団体の荷物についての話題になりました。公民館は行政の建物なので、そこに行政以外の荷物があるのはどうなのか、という当時の課長からの何とも意地の悪いような指摘。確かに、行政の土地などに駐車したり、自動販売機を置いたりするときは、行政財産の使用許可をもらい、使用料を支払わなければなりません。さて、公民館に置いてあるその荷物はとても大きな物。それがないとサークル活動ができませんが、長年にわたり公民館で保管し活動の都度、倉庫から出して利用されていました。個人的な意見としては、公民館は社会教育を推進していくための施設ですので、破損や紛失について公民館では責任を負えないという条件のもとに保管しておく分には問題はないと思うのですが、確かに場所を占領しているのは事実ですし、特定の団体だけ持ち物を置くことを認めるのは良くないことなので、実はすごく難しい問題でもあるなと感じました。『公民館のしあさって』という本の中で沖縄の繫多川公民館の事例が紹介されていますが、そこではサークル用に棚を貸出しているそうですが、予めそういう場所があるというのは、サークル団体にとっては大変ありがたいことだと思います。社会教育関係団体やサークル団体の荷物を保管できる部屋(倉庫)を予め作っておき、各団体が申請することで利用できる仕組みを作っておくことで、この問題は解決できそうなことなのかなと思っています。
2023.01.15
今日は成人の日。3連休の最終日となりますので、多くの自治体は昨日までに行うところが多いのではないでしょうか。成人年齢が引き下げられたことで、「20歳のつどい」などと名称を変えているところが多いと思います。成人式は、多くの自治体で社会教育課や生涯学習課など、社会教育を所管する部局が担当しています。成人式は青年団が新しく成人を迎えた人を祝うために始めたのがきっかけだそうなので、それを行政が行うようになった時に、社会教育部局が適任ということになったのでしょう。教育委員会が行うからには、成人を迎え、社会の一員としての自覚を促すような、教育的な意義が重要なわけですが、果たして新成人はそのことをどれほど認識しているのでしょうか。新成人の楽しみは袴や振袖を着ることだったり、成人式前後にある同窓会だったりするわけです。市長や教育長、議長などのありふれたお祝いの言葉を真剣に聞いている人は少ないでしょうし、その後の新成人によるクイズなどのイベントもそれ自体を楽しみにしている人も少ないと思います。こうした中、成人式を本当に教育委員会が続けていくべきなのか…というのが個人的な意見です。もっと言うと、行財政が厳しい自治体も多い状況ですので、果たして行政がするべきことなのか、とも考えてしまいます。コロナの影響で、成人式をSNSで配信する自治体も増えたと思いますので、こうした形でも新成人の自覚を促すことができるのであれば、式典を無くすのもひとつの方法かもしれません。また、成人式も七五三や七草のように、神社が執り行ってもよいのではないでしょうか。美容業界が儲かることもありますので、商工会などが実施してもよいかもしれません。成人式の開催意義がないとは言いませんが、成人式でスタッフのお願いを聞けない新成人を見ると、なんとも残念な気持ちになります。成人式のもっとより良い形はないものでしょうか…。
2023.01.09
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