英国音楽(60・70年代)が好きなんです
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●Barbara Dickson / Do Right Woman + From The Beggar's Mantle (輸入CD:CDSML 8425)「Do Right Woman」1. Easy To Be Hard 2. Turn A Deaf Ear3. Something's Wrong4. Garton Mother's Lullaby5. Dainty Davie6. Returning7. Do Right Woman8. Long And Lonely Winter9. Lover's Ghost10. Blacksmith11. Gloomy Sunday12. And I Will Sing「From The Beggar's Mantle」1. Witch Of The Westmoorlands2. If I Never Ever Saw You Again3. Recruited Collier4. The Morning Lies Heavy On Me5. Fine Flowers In The Valley6. Lord Thomas Of Winesberry And The King's Daughter7. Climb8. Orange And The Blue9. Winter's Song彼女は、スコットランド出身のシンガー。可愛らしさも感じさせるその美声はなんとも魅力的。70年前後はフォーク色の濃い作品でしたが、70年代後半から80年代はポップス系の作品で人気があったようです。まあ、いわゆる’ボーカルもの’ですね。歌謡曲かな(笑)。で、近年はまたフォークのほうへ回帰しているようです。このCD(今年発売の廉価盤CD、超お買い得)は、1970年「Do Right Woman」と1972年「From The Beggar's Mantle」の2枚の傑作アルバムを収録している2on1CDです。両方とも当時はDECCAから発売され、原盤は結構レアで、いい値段で売られています。「Do Right Woman」は、バンド形式の演奏で、ストリングスも入るといったポップ・フォーク。盟友(恋人?)Archie FisherとRab Noaks!!が参加。 トラッドもやるし、コンテンポラリーなものをやるというのが、彼女の特徴。このアルバムでも、トラッドを4曲採り上げてます(出来は最高に素晴らしい)。Do Right Womanは、もちろんあの曲。Archie Fisher作の曲も素晴らしいが、Rab Noaks作の「Turn A Deaf Ear」が最高!!(この曲はリンディスファーンも1stアルバムでやってます)。「From The Beggar's Mantle」は名盤として知られてます。1stの雰囲気も捨て難く、僕は好きなんですが、一番の傑作は間違いなくこのアルバムでしょう。こちらは演奏が極めてフォーク的。バックにNic Jones !!(フィドル、ギター)、Archie Fisher (ギター、コンサーティナ) を始め、Darryl Runswick (ピアノ、ベース)、Bill DeMont (チェロ) らが参加。Archie Fisher、Alan Taylor、Alan Hullらの曲を取り上げていますが、そのすべてが素晴らしい出来です。特にAlan Taylor作の4. The Morning Lies Heavy On Meは、本人バージョンと肩を並べるほどの素晴らしさです。ピアノをバックに歌い上げるAlan Hull作の9. Winter's Songも聴く価値十分。あと、トラッドはこのアルバムでも4曲採り上げていますが、それらすべてが素晴らしい出来ですので、こちらも是非聴いていただきたいです。彼女のポップスとフォークの溝を埋めてしまうという才能は、もっと評価をされてもいいと思うのですが、いかがでしょうか?
2006/08/11