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● ジョン・キルグリュー/「キルグリュー」 (AIRAC-1213 帯付日本盤紙ジャケCD:1971年or1973年) 1. JUST A LINE2. BRAND NEW WORLD3. NOTHING’S IMPOSSIBLE4. HOLD ON BABY5. YESTERDAY AND YOU6. ROVERMAN7. JOHN DUPREE8. GOT YOUR NUMBER9. YOU DON’T KNOW WHAT YOU’VE GOT10. HEY MOCKING BIRD11. DO I LOVE YOU12. JUST THE WAY YOU ARE ※帯では1973年発売、ライナーでは1971年発売。一体どっちが合ってるんでしょうか?判定:「買いです!!!」ジョン・キルグリューは、元ハニーバスのピート・デロに見い出された無名の英国(バーミンガム)シンガー・ソングライターで、ミュージシャンが本業ではなく、別の仕事を持っていたそうです(ライナーより)。エアー・メイル・レコーディングスの紙ジャケCD『LARRY PAGE COLLECTION VOL.4(全6枚)』の中からの1枚なんですが、英国SSW大好き人間として、今回はこのCDのみを購入(他は財政上の問題からパス)。恥ずかしながら、このレコードの存在自体を知りませんでした。(^^; ピート・デロに見出され、彼がプロデュースを務めただけあって、内容はPOPな英国的SSWもの。オーケストレーションは採用されているけど、ピート・デロのソロ作に比べると、夢見心地度はちょっと抑えられているかな?でも、もちろんそういう雰囲気もあります。宣伝文句にもあるように、英国の裏通りというか、もっと庶民的な雰囲気がしていて、声質とも相俟って、とっても親しみやすいです。シングルにもなった1. JUST A LINEですが、叙情的な曲調とクラシカルなオーケストラによる英国的雰囲気がホント素晴らしいと思います。1曲目から、まさに’つかみはOK’。2. BRAND NEW WORLDはコリン・ヘア的なカントリー・ロック調。3. NOTHING’S IMPOSSIBLEはシングルのB面になった曲で、1. JUST A LINEと雰囲気が似ています。コーラスが何とも効果的。これも素晴らしい。4. HOLD ON BABYはパブ・ロックファンが喜びそうなブリンズリーのような曲。こんな庶民的な雰囲気も彼の持ち味なんでしょうね。美しいバラード5. YESTERDAY AND YOUとも素晴らしいし、ハニーバスのようなキャッチーでPOPな8. GOT YOUR NUMBERは、ハイライト曲のひとつでしょうね、最高です。9. YOU DON’T KNOW WHAT YOU’VE GOTも感動的な名曲でしょう。各論はこのくらいで終わりますが、アーニー・グレアムのような渋い系SSWしか好まない人には向いてないかもしれませんが、ピート・デロやコリン・ヘアのソロ作が好きな人には、きっとツボでしょう。メロディーがいいので、どんどんどんどん曲が心の中に入ってきて、とても印象に残ります。ライナーでも想像してましたが、ピート・デロやコリン・ヘアも参加しているのではないでしょうか?彼らと思われるコーラスが、POP度や夢見るような感じ度をさらに上げています。
2006/05/27
●KEEF HARTLEY BAND / 「LITTLE BIG BAND」 (DL30 帯無日本盤LP::1971年) A 1. You Can"t Take It With You (7.48) 2. Me And My Woman (4.56) 3. Not Foolish, Not Wise (5.06)B 1. Leg Overture (Medley) (21.26): I :Leavin" Trunk II :The Halfbreed III:Just To Cry IV: Sinnin" For You(drums) :Keef Hartley(Vo,g) :Miller Anderson(b) :Gary Thain(Kbd): Derek Austin +(Percussion): Pete York +(Trombone): Derek Wadsworth(Sax,Flt): Lyn Dobson(Sax): Barbara Thompson(Trumpet): Harry Beckett他 総勢11名KEEF HARTLEY BAND、本国の英国ではそれなりに高い評価を受けているんだろうか?日本では残念ながら評価は低いと思います。それなりにレコードが市場に出回っているということもあるんでしょうが、レコードの価格が安いですからねえ。人気があれば、供給がちょっとくらい多くても、それなりの価格になる訳ですし。これは彼ら初のライブアルバムで、1971年6月13・14日ロンドンはマーキー・クラブでの録音。ジャズ・ロック、ブルーズ・ロック、ブラスロックといった表現が合うと思いますが、とにかく熱い熱い演奏です。アグレッシブで躍動感溢れる演奏に、Miller Andersonのヴォーカルなんですから、悪い訳ないんです。ホント素晴らしいですよ。Keef Hartleyのドタバタドラム、Miller Andersonのギターと、総勢11名のビッグバンドとの相性は抜群だと思います。Miller Andersonのヴォーカルもワイルドでソウルフルで、最高。A-1のアレンジは、Derek Wadsworthで、残りは演奏には参加してませんが、以前メンバーだったHenry Lowther。僕のは日本盤LPなので、音が若干篭もっています。UK原盤は、もっと抜けがいい音質なんだろうか?できれば、リマスター拡大版CDが出て欲しいなあ。無理かなあ・・・・・・あと、この本を読めば、貴方も絶対にKEEF HARTLEY BANDが聴きたくなります。
2006/05/14
●ANDWELLA (アンドウェラ) / WORLD'S END(世紀末) (紙ジャケ日本盤CD:UICY93049)01. ホールド・オン・トゥ・ユア・マインド 02. レイディ・ラヴ 03. マイケル・フィッツヘンリー 04. アイム・ジャスト・ハッピー・トゥ・シー・ユー・ゲット・ハー 05. ジャスト・ハウ・ロング 06. ワールズ・エンド07. ワールズ・エンド 08. バック・オン・ザ・ロード 09. アイ・ガット・ア・ウーマン 10. リーズン・フォー・リヴィング 11. シャドウ・オブ・ザ・ナイト北アイルランド出身のデイヴ・ルイスが結成したアンドウェラズ・ドリームが4人編成となり、バンド名もアンドウェラと改め、1970年に発表した2ndアルバム(アンドウェラとしては1st)が、この「WORLD'S END(世紀末)」。前作「Love And Poetry 」(1969年)はブリティッシュ・サイケの佳作だし、次作「People' S People」(1971年)はブリティッシュ・スワンプの傑作としてあまりにも有名ということで、もとネタがわかってしまう(01はストーンズの「悪魔を憐れむ歌」、09はマックの「ブラック・マジック・ウーマン」)ような曲も入っている本作は、結構軽視されがちの作品。だけど僕的には結構好きなアルバムで、悲しきアメ盤LPでよく聴きました。ホーンやオーケストラを使ったアレンジは、ルイスのボーカルやソングライティングに感じられる陰翳や叙情性をいっそう際立たせ、非常に効果的。全体的な印象としては、まさに’霧のかかった英国’といった風情。英国ポップ・センス、ドラマティック性、叙情美等々を兼ね備えた、まさに’ブリティッシュ・ロック’といった感触や雰囲気は、もっともっと評価されていいのではないかと思います。ロックする05や08は最高にかっこいいし、02、04、08のようなミディアム、スローな曲でのルイスのボーカルは英国の至宝と言っても過言ではないでしょう。素晴らしすぎ!08あたりは、次作の布石になるナンバーかな。スワンプの香りがします。03、06のようなインストナンバーや11のインスト部分も、まさに英国的といった雰囲気。「People' S People」よりはSold Outにはならないでしょうが、5000枚限定のCDですので、あるうちに買っておきましょう!「People' S People」だけを聴いて、本作を聴かないというのは非常にもったいないと思いますよ。2004年の初来日公演では、現役バリバリのところを見せてくれました。是非また来日して欲しいものです。デイブ・ルイス、最高のアーティストです。
2006/05/05
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