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(前回に続く)
さて、「アナと雪の女王」にまつわる現象を引き合いに出してまで(おかげで?長くなったが)、迷える多くの現代人に必要なことの一つは、「自分を知り、現実に理想の自分像、存在を育む」ことである、というところまでたどり着いた。
その実際が武道の中にもある、と私は考えている。
そして、主催する教室「武道で和の身体作り」の中で、参加者の方とともに進めているところだ。
教室に参加された方が、最初の頃表す感想に「こんなに自分に対して注意を向けたことはなかったです」というものだ。
確かに、現代人の多くは、現実を歩く自分自身に対して、随分無関心になっている、と感じることが多い。病気や怪我をして、やっと自身に関心を向ける、という方もあるぐらいだ。
一つには、外から入力される情報量があまりに多過ぎる、ということがある。
何かの本には、江戸時代の人が得ていた数か月分の情報を、現代人は一日で摂り込んでいる、と書いていたが、あながち大袈裟とも言いきれない。
結果、身体の感覚を通じた自身との対話は減り、外から入力される情報に流されて、頭の中と、実際、肉体を通じて表現される自分の間にギャップを生じている、と考えられる。
時々、整体のクライアントさんにも見られる、「きっと私は~だから、身体がこの状態なのだろう」(~には外から入力された情報が入る)とおっしゃる方は、その典型だ。その場合、実際と頭の中のギャップが、治癒を妨げている。いろいろよくご存知なのだが、その情報を有効に活用できておらず、むしろ情報で自身を固め、縛っている方が多い。
再び「ありのまま」という言葉を使うなら、「ありのまま」の自分は、外からの情報で塗り固められたその奥で窮屈に眠っている、とも言える。
その自分を起こすには、身体の感覚を通じて、現実を歩んでいる自身を認識していく作業が必要である。頭の中と、実際の自分をすり合わせ、なおかつ育む。
自身を磨く、とはよく言ったもの。文字通り、付け加えていくのではなく、外からの情報による思い込みをとっぱらって、自身を磨き出していくのだ。
具体的ではないが、これ即ち、「武道で和の身体作り」の概要である。
具体的なことは、今後レポートに記していくことにしよう。
…と、 12/ 7のレポートを書くつもりが、長い前置きで終わってしまった。
次回、「武道で和の身体作り」は 12/21 (土)の開催です。
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