風雲 いざなみ日記

2008年02月04日
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カテゴリ: 判官の多事暴論



鬼を追う わが家の豆も 中国製  (わだつみ判官 時事川柳)



毒(どく) 毒物(どくぶつ) とは、生物の生命活動に不都合を起こす物質の総称です。 一般には極少量で致命的な問題を起こす物質と解されますが、たとえばバケツの 「水」 に頭を突っ込んで呼吸が妨げられて死に至ったとしても、水を指して とはいいません。



中国製ギョーザによる中毒事件では、有機リン系殺虫剤 "メタミドホス" が検出され、日本側では中国国内で冷凍ギョーザに混入したとの見方が強まっている。一方、オリンピック開催を控えた国際的立場を憂慮する中国側では、インターネットなどで毒物は日本国内で意図的に混入されたと大々的に主張しています。



しかし、毒物劇物取扱責任者の経験を持つ判官からいわせれば、メタミドホスそのものが日本国内では入手は困難。したがって、中国側が主張するように日本人が意図的に行ったという主張は合理性に欠けるといえます。



人口増加、新興国での消費拡大、そして地球温暖化による気候変動などによって、近い将来には地球規模で食糧確保が困難となるといわれています。 近年の輸入牛肉にはじまり、わが国は絶えず"食"の不安に脅かされはじめています。 中国からの輸入食材で起きた事件もこれがはじめてではありません。 輸入食材に募る不信感。 けれども、わが国の事情としては中国食材に "ノー" といえない背景もあるのです。



40% を下回りました。 食料は、有事には各国の戦略物資となり得るのです。 判官は、節分の夜にギョーザこそ食べませんでしたが、豆は中国で加工したものでした。(笑) 現実論を述べれば、日本の食卓から輸入食材を消せば、米とわずかな惣菜しか残りません。  このままで良い訳がありません。










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最終更新日  2008年02月04日 12時58分12秒
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