風雲いざなみ日記

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2010年01月17日

神戸の１５年・・・

(8)

テーマ： "あすの日本を考える"(493)

カテゴリ：判官の多事暴論

さっきまで一緒に笑い合ってた・・・

眠りに就くまで　身近に存在した・・・

そんな

自分の周囲に存在する　当たり前の日常が

僅か１分足らずで　目の前から砕けて崩れた

光のない暗闇の中に放り出され

色彩のない夜明けの光景に絶望した

あのとき　起きた事を現実とは思えず

誰もが　自分に起きた出来事を直ぐにはのみ込めなかった・・・

受け入れ難かった・・・

だけど

受け入れなければはじまらなかった

暗闇に聞こえるうめき声と泣き声

今も耳に残る

助けを求める最期の声

死臭と炎　埃まみれの髪　汚れた服　空っぽの心で…

灰色の瓦礫から１５年

神戸の街は整備され　外観を取り戻した

ある人は　奇跡の復興だと胸を張る

だけど　あの日から

一変した暮らしの中で

神戸の誰もが　 "失う" という言葉の

本当の意味を知った

今日で、阪神淡路大震災から１５年。　あの日、６,４３４人が命を失い、４万３,７９２人が負傷。　未だに後遺症に苦しむ人も数多くいます。　震災では、犠牲者の８０％が、建物の倒壊や家具の転倒による圧死でした。

また、市内の多くの病院も被災しました。　スタッフの不足や負傷者の殺到、交通網の通信網の寸断や渋滞による転送の遅れが重なって、助かるべき多くの命が失われました。

神戸の教訓は、未だに十分には生かされてはいません。　民主党政権下では、子育て支援や高校の授業料無償化を優先して、公立学校の耐震化予算を６割削減。　これにより、全国の学校では平成２０年度予算での耐震工事が終わっても、震度６強の揺れで倒壊の危険がある施設が２万５,０００棟もあるのです。　友愛という政治理念は、いったい誰のために掲げているのか・・・

国の未来を語り、日本再生を謳うなら、政権の人気獲得のための "ばら撒き" は根絶して、必要な人に必要な支援のできる国家づくりを目指して欲しいものです。

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最終更新日 2010年01月17日 12時02分26秒
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■コメント

Re:神戸の１５年・・・(01/17)

twomixのマササンさん

いろいろな面で、まだまだこれからと期待していたのだが、金の問題、ハイチ支援の対応の遅さ等々、何ら自民時代と変わりなく、私腹を肥やし、自分らの地位確保だけに躍起になっている姿を見て、絶望感しか感じなくてきている。まったくマトモに人間味の溢れる、人として任せられる政治屋さんは一人もいないのか･･･と。
(2010年01月17日 15時55分02秒)

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Re:神戸の１５年・・・(01/17)

みなみたっちさん

あれから１５年ですね。
未だにいろいろと見えない傷跡があるのでしょう。
地震は本当に恐ろしいです。
起こってからでは遅いです。
(2010年01月17日 17時51分04秒)

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Re:神戸の１５年・・・(01/17)

teapotto さん

三宮にたたずみ
ただただ涙した日でした・・ (2010年01月17日 20時05分32秒)

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Re:神戸の１５年・・・(01/17)

ハレバレさん

１５年前、大阪市でもすごく揺れました。
家の中も、会社も家具がぐちゃぐちゃになりましたが、
幸いにして家族や親しい友人・知人では犠牲者はいませんでした。（家やご家族をなくした方はいましたが。）
人の生死をわけるものって、人間には計り知れない部分がありますが、何の落ち度もない人々が不条理にも命を落としていく自然災害などは、どこに悲しみや怒りを向ければいいのでしょうね。
(2010年01月18日 14時35分01秒)

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マササンへ

わだつみ判官さん

twomixのマササンさん
＞いろいろな面で、まだまだこれからと期待していたのだが、金の問題、ハイチ支援の対応の遅さ等々、何ら自民時代と変わりなく、私腹を肥やし、自分らの地位確保だけに躍起になっている姿を見て、絶望感しか感じなくてきている。まったくマトモに人間味の溢れる、人として任せられる政治屋さんは一人もいないのか･･･と。
-----
本気で政治を変えないと、エラい事になりそうですよ！
(2010年03月02日 23時12分06秒)

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みなみたっちさんへ

わだつみ判官さん

みなみたっちさん
＞あれから１５年ですね。
＞未だにいろいろと見えない傷跡があるのでしょう。
＞地震は本当に恐ろしいです。
＞起こってからでは遅いです。
-----
有事に備えることは大事。貯金みたいに、普段からの備えが明暗を分けてしまいますね。
(2010年03月02日 23時13分24秒)

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teapottoさんへ

わだつみ判官さん

teapottoさん
＞三宮にたたずみ
＞ただただ涙した日でした・・
-----
ニ、三ヶ月、毎日ほこりの中で暮らしましたね・・・
辛い年月でした。
(2010年03月02日 23時14分40秒)

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ハレバレさんへ

わだつみ判官さん

ハレバレさん
＞１５年前、大阪市でもすごく揺れました。
＞家の中も、会社も家具がぐちゃぐちゃになりましたが、
＞幸いにして家族や親しい友人・知人では犠牲者はいませんでした。（家やご家族をなくした方はいましたが。）
＞人の生死をわけるものって、人間には計り知れない部分がありますが、何の落ち度もない人々が不条理にも命を落としていく自然災害などは、どこに悲しみや怒りを向ければいいのでしょうね。
-----
あのとき、命を失った友人たち、家族の誰かが、あるいは親戚の誰かを亡くした人は珍しくなく、私も家と家族、友人や知人、職もなくして途方に暮れました。

今は遠くなりつつある記憶ですが、忘れてはいけませんね。
(2010年03月02日 23時17分31秒)

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