漁師町羅臼にとついだ嫁ブログ

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2008年10月01日
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カテゴリ: 事務局長のお仕事


今日は朝1時半起きで、秋鮭水揚げ7年連続日本一の
秋鮭網おこしに乗らせていただきました♪

とっても親切に教えてくださり
ありがとうございました

そのまま出勤ですので、
ノルアドレナリンが放出しております
ヨロシクオネガイシマス


朝3時に出航し、3分程度で漁場に到着!

DSC_0371.jpg

暗くて、写真が上手に撮れませんでした・・涙






乗らせていただいたのはこの漁船

山本漁業さんの船です とても立派な漁船で
ブリッチも広くてラグジュアリーな感じ

DSC_0446.jpg


おかげさまで色々な事業をしていると
秋鮭の網の仕掛けや基本的なことは知識として
おおまかではありますが頭に入っている

DSC_0406.jpg


が、実際に見ると模型やイメージとは違うことも
あり非常にためになりましたスマイルスマイル


知床岬側の(下:しもという)漁場は海流の流れも速く
最終的に秋鮭が入る網(ヨイショヨイショと網をおこすポケット)
が潮の流れで秋鮭が逃げないように上部にチャックが付いていて、
「底網」 方式


今日乗らせていただいた漁場は(上:かみという)
「浮き網」 といい、網にチャックが付いていなく上部が
開いている状態で海面に浮いている

DSC_0410.jpg

本来は「浮き網」だったらチャックを開ける必要もないし、



長い知床半島の前浜に 33箇所に漁場 (仕掛け)があるので、
その海底や海流が様々だから大きさも1つ1つ違うようだ

DSC_0395.jpg



次に
第1回目のセリの7時に間に合うように 荷揚げ を行う

DSC_0430.jpg



本当に満船状態だったら
1回に1万尾の秋鮭を積んでこられるようです  スゴイ
若干傾いたり沈んだりするようです


DSC_0441.jpg


それでも積みきらない場合は2隻でいったり
もう一度出航したりするようです

鮮度保持のために 低温管理 させた漁船から荷揚げ

DSC_0429.jpg


真ん中の大型容器(?)に一旦ドッシャリと秋鮭を投入

DSC_0418.jpg



♂♀を瞬時に見分け、右と左の大型容器に移し
さらにランク別でグレードわけしていく
♂は6種類に
♀はなんと4種類に選別



北海道では1番細かく選別 されているとのこと
その分手間がかかるので、魚価もあがり
水揚げ高が日本一なのです


DSC_0439.jpg

キョクチョーには全く見分けがつきませんが、
秋鮭が舞っています


まずは等級わけされた秋鮭をタンクごと競られ
9時頃には漁港市場内にて
上級秋鮭が別格扱いにて施設内で競られる



DSC_0367.jpg

その日によって変動がありますが、
おおよそ


秋鮭♀は浜値約600円/kg
秋鮭♂は浜値約240-250円/kg

秋鮭1本の重さは3kg前後




例えば 鮭児は浜値約17,000円~22,000円/kg

超超超高級です
つまり1本ざっと浜値でも60,000円以上はする超高級秋鮭

DSC_0364.jpg


羅臼ブランド「羅皇(らおう)」は約1,000円/kg 1本ざっと浜値でも普通の秋鮭の4倍(羅皇は♂なので)

DSC_0365.jpg



「実は私まだ羅皇を食べたことがない」と先日小声でつぶやいたら
「え!?うそでしょ?」と非常にびっくらこかれ

その日のうちに1本用意してくださいました汗
言ってみるもんだーーー


すぐに妹分と捌いて賞味させていただきましたぺろりぺろり
タグも大切に飾っています★

らうす漁火まつりの会場ともなった
衛生管理型 羅臼漁港全天候型埠頭 の市場施設内は
ご覧の通り、キョクチョーであってもプラプラと立ち入ることはできません

DSC_0368.jpg

2F部分からは競りの様子を見学することができますが
事前に申請が必要ですのでご注意ください
(詳しくは観光協会まで 0153-87-3360)


今日ではありませんが、
いつものように見学させていただいたら
お世話になっている船頭さんが
「おーいキョクチョー、
 黄色の珍しい秋鮭(アキアジと地元ではいう)だぞー」

DSC_0349.jpg




※※秋鮭最盛期はフォークリフトや運搬用の大型トラックが
行交うほか、柱が多く、皆様の安全確保のため、
漁港内、1F部分及び岸壁の立ち入りは固くご遠慮いただいております。


安全に市場の施設内から荷揚げ風景やセリ風景を見学できる場所があり、
事前の申請が必要になります。
皆様の安全のために、決められたルートや
自主ルールも設けておりますので
ご不明な点は「知床羅臼町観光協会」へお問い合わせください。





「キョクチョーは良くて一般の方がダメなのはおかしい!」
「立ち入れないなら情報発信・宣伝するな!」

という意見が恐らく出ることが予想されます。



すぐに全てというわけにはなかなかいきませんが

上記の素晴らしいわが町の資源をきちんとしたルールの下に
基幹産業である漁業を体験し見学してもらおうという目的で
まずは自ら体験させて、何度となく通っております

今後につなげる目的で
自己責任のもと特別に船に乗せていただいており、
岸壁を歩かせていただいております



ただの興味本位ではありませんので、
ご理解のうえご一読いただければ幸いです



今日も忙しくなるぞーーー









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最終更新日  2008年10月07日 17時36分17秒
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