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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2012年01月07日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ダンシング・チャップリン (456x640).jpg


監督=周防正行   構成=周防正行   エグゼクティブプロデューサー=周防正行
撮影=寺田緑郎、西村博光、高岡ヒロオ
音楽=チャールズ・チャップリン、フィオレンツォ・カルピ、
   ヨハン・セバスチャン・バッハ、 周防義和
編集=尾形竜太   衣裳デザイン=ルイザ・スピナテッリ
振り付け=ローラン・プティ

【キャスト】
ルイジ・ボニーノ    草刈民代         ジャン=シャルル・ヴェルシェール

グレゴワール・ランシエ ユージーン・チャップリン  ローラン・プティ

【あらすじ】
第一幕『アプローチ』
2009年5月11日、都内の稽古場で、主演の『ルイジ・ボニーノ』と『草刈民代』が草刈の引退公演以来の再会を果たし、『街の灯』のパ・ド・ドゥ(二人踊り)の 振り写しが行われる

2人をはじめ、海外から集められたダンサーたちの60日間のリハーサルの日々がスタート

一方、監督『周防正行』は、イタリアに滞在している振付家『ローラン・プティ』を訪ねる
「周防」が提案した演出構想に「プティ」が拒絶反応を示す(警官のダンスを屋外でする事)

また、チャップリンの四男『ユージーン』へのインタビューを通じて、映画では知ることのできないチャップリンの素顔が語られる(カラーテレビの話等)

本番まで10日と迫っていた東京では、
ライムライトの『空中のバリエーション』のパ・ド・ドゥで波乱が起きていた
「草刈」を支えるダンサーの『ナタナエル』が、彼女を支えきれないのだ



第二幕『バレエ』
1991年の初演時に全2幕20場で構成されていたバレエ作品ダンシング・チャップリンを、「周防」監督が 1幕13場に絞り、再構成して、映画として撮影した

チャップリンの「ライムライト」、「街の灯」、「黄金狂時代」、「キッド」、「モダン・タイムス」、「犬の生活」などの映画から着想された作品で構成されている

チャップリンと盲目の花売りが恋に落ちる「街の灯」をもとにしたパ・ド・ドゥや、
チャップリン映画に欠かせないドジな警官たちを想起させる『二人の警官』と『警官たち』「ライムライト」のヒロインが舞台で踊っているような『空中のバリエーション』など、


シンプルな世界観のなかで7人のダンサーたちは様々な役に扮しながら、チャップリンの世界を描いていく

また周防は、プティから「それをするなら中止」とまで言われていた屋外での撮影を強行し
又 360度あらゆる視点からダンサーを捉えるという自由な発想で演出を行った・・・・・

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自分が観る映画の選択は ナニを基準にしてる?
「原作」「監督」「俳優」「ジャンル(文芸・喜劇・アクション・ミュージカル・ホラー・ドキュメンタリー・恋愛モノ・動物モノ・ポルノ・・)」「批評」「宣伝」「予告編」・・・・

色々あるけど一応は事前に調べて あれが観たい これがいいとチェックはしておくでしょ?

オイラ的には この「ダンシング・チャップリン」を観たかったのは
「周防正行」監督作品であること そして昨年引退を表明し 驚きのヌード写真集で その素晴らしい肢体を発表した「草刈民代」のラスト・バレエダンスが観られることが主な動機

そして あのチャップリンの喜劇が どのような演出で見られるのかの期待感で・・・・
勿論 ドキュメンタリーでその練習風景を撮った前半部と 後半部がバレエ「ダンシング・チャップリン」を映画化した作品だと承知の上で 観賞しました

オイラ的には勿論 ヤッパリ凄いぞ!「周防監督」「草刈民代」だった

それは充分に楽しめるし そして「アア これは 周防監督と草刈民代の愛情物語なんだ」と
ある意味 別な意味合いで感動したというか 納得させられた映画でした 

これ程までに製作者が 観る人達に 主役である自分の奥様の美くしく しなやかな肢体と
躍動感溢れる素晴らしいバレエ姿を写し取り そしてその究極は 監督の 赤裸々な愛の告白を見せつける作品ないんじゃない? (そう いわばノロケ映画)

この映画の批評で 「周防監督らしくない作品」とか 「ただの練習風景で眠くなった」とか
あまりにも酷い 多くの評価が YAHOO映画ユーザーレビューで拝見しましたが・・・・
この映画は見る方の側が 視点を変えて又 二人に暖かい目を持って観賞するべきなのです

“バレエ”って オイラ 過去に「白鳥の湖」と「くるみ割り人形」ぐらいしか見たことない
だから第一幕「アプローチ」編で その制作過程における 重要な作業とか 事前根回しとか
そのハードな練習風景とかの様子を見られるというのは バレエ初心者にとっては有り難い事

でもね・・・・その大半は「草刈民代」が 常に真ん中にいて・・・・
その様々な場面で見せる顔と姿を あらゆる角度から映し出して 彼女をスッピンにしてゆく

相手の「チャップリン」役 「ルイジ・ボニーノ」との やり取りと踊りの進行状態を丹念にそして 何度も何度も繰り返し撮り続ける・・・・

それに応える「草刈民代」 足には何本ものテーピングが痛々しいが泣かないし 挫けない 「周防」監督の愛の告白に応えて 顔は顰めるものの 笑顔を見せ 頑張り続けるのだ

それらの 苦労の積み重ねは第二幕で 何事もなかったような スムースな踊りで魅せる
確かに主役は「チャップリン」の「ルイジ・ボニーノ」なんだけど 影が薄い・・・・
いや 脇役のように映ってしまうのは 「周防」監督の狙い? なのか

バレエからの引退という プリマドンナ 最後のステージを 夫の采配に全てを委ね
見事な映像としてのモニュメントを残すことが出来た 愛のメモリー映画でした

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 温室に華麗な姿で踊る黄色の「カトレア」
DSC01336.JPG

オイラ的花言葉:「立つ鳥跡を濁さず」(たつとりあとをにごさず)
         *飛び立つ水鳥が水面を汚さないように、人も立ち去るときは、
          その後始末をきちんとしておかなくてはならないということ
          また、引き際を潔くしなければならないということ





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最終更新日  2012年01月08日 17時22分26秒
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