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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2012年01月13日
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シン・レッド・ライン.jpg


監督/脚色=テレンス・マリック     製作総指揮=ジョージ・スティーヴンス・Jr
原作=ジェームズ・ジョーンズ『シン・レッド・ライン』
撮影=ジョン・トール      美術=ジャック・フィスク
音楽=ハンス・ジマー      編集=ビリー・ウェバー/レスリー・ジョーンズ
衣装=マーゴット・ウィルソン  日本語字幕=戸田奈津子

【キャスト】
ジム・カヴィーゼル  =ウィット二等兵    ショーン・ペン   =ウェルシュ曹長
エイドリアン・ブロディ=ファイフ二等兵    ジョン・キューザック=ガフ大尉

イライアス・コティーズ=スターロス大尉    ニック・ノルティ  =トール中佐
ジョン・C・ライリー  =ストーム曹長     ミランダ・オットー=マーティ・ベル
ジョージ・クルーニー =ボッシュ大尉     ジョン・トラボルタ =クインタード淮将
ウディ・ハレルソン  =ケック軍曹      トーマス・ジェーン =アッシュ二等兵
トム・ブレイク・ネルソン=ティルズ二等兵   ニック・スタール  =ビード二等兵
ジョン・サヴェージ  =マックロン軍曹    光石研、酒井一圭、水上竜士=日本兵

     【ソロモン諸島ガダルカナル島】
ガダルカナル島.png

【あらすじ】
アメリカ陸軍C中隊に属する 二等兵『ウィット』
メラネシア系原住民に魅せられたかのように無許可離隊(脱走)を 6回も繰り返していた



さて 1942年、C中隊を率いる たたきあげの指揮官『トール』中佐
『クィンタード』准将が 艦上から見守るなか 兵士達をガダルカナル島に上陸させる

日本軍の守備隊が たてこもる内陸の丘の攻略にかかる中隊だが、敵の銃火の下、
『ケック』軍曹はじめ兵士たちは 激しい抵抗にあい 次々に命を落としてゆく

焦る「トール」中佐の強引で 無鉄砲な突撃命令を、


   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日の日本映画「山本五十六」に 相対しての米国映画「シン・レッド・ライン」

「山本五十六」映画は 日本国指導者達 軍事官僚・政治家 海軍司令官達の
米国相手の戦争を阻止できず開戦 作戦を練り上げ 指揮命令する立場の人々を描いた作品

仕立ての良い軍服を慇懃華麗に着こなして 地図の上で また頭の中に描いた予測に従って
見えなてない相手に作戦を展開する・・・・まるでゲームのように軍艦 戦闘機 兵隊を
将棋の駒のように動かして 勝った負けたと 一喜一憂する 

米国映画「シン・レッド・ライン」は 最前線で直接日本兵と向き合い 戦う米国兵を描く

「五十六」映画は 血生臭い兵士の死体や 撃たれてもがき苦しむ重傷者の姿は 一切出てこないし 飛び交う銃弾炸裂する砲弾の中を 恐怖に震えながら 突進する兵士の顔も映さない

表現方法は異なるが 同じ戦争映画であり その目的も 同じく反戦映画

戦争を引き起こし それを操作する人間達と  その為に最前線で殺し合う人間達

兵隊達は個人的には お互い 何の恨みもないない筈が 
兵隊たちは 必ず言う「俺の仲間を殺した憎い奴!」と・・・・・

そして兵隊たちにとっては何の意味もない ただの丘を攻め それを死守する為に 殺し合う

でも 日本軍参謀本部にとっては “ガダルカナル島”は重要拠点 負けられない筈なのだが
それなりの準備も体制も食糧・弾薬・兵隊補給もままならず 完全に陥落し日本兵にとっては
地獄の戦場となった

しかし この「シン・レッド・ライン」を観る限り 米兵たちの損傷も酷いもので・・・
結果的には 勝ったものの・・・・最前戦兵士たちにとっては 凄惨な結果であった

要するに オイラが言いたいのは 国のトップ共が 決めた政策や方針で
何時も苦しむのは 末端の国民であるという事実

なんの防御の方策もなしに“原発”を推進する政治家や利権者達は 美味しい汁を吸い
家を追われ未だに帰れず 苦しんでいるのは一般市民(なんか似てない?)

なんでか 何時も映画の話から横道にそれてしまい すいません!

この「シン・レッド・ライン」は 本当に真に迫る兵士(戦争)の怖さを 実感できます
そこには 英雄は居ません みんな恐怖に顔を歪め 恐れおののいている様子を映しだします

そして「ジム・カヴィーゼル」も「ショーン・ペン」も「エイドリアン・ブロディ」も
誰一人 主人公ではありません 皆がちょっとづつ主役を演じ 死んでしまったりと・・・・

日本兵も 凄惨な死に方をしたり 手を上げて降伏しても殴られたり撃たれたりしますし
「お前も いつか死ぬんだ!」なんて 台詞も喋らせます・・・・・

この映画の監督「テレンス・マリック」は 哲学者だそうで ソレゾレの兵隊たちに
モノローグで 心の内の本音を喋らせますし 冒頭からジャングルや 沼のワニや
浜辺で遊び 海に潜る現地の子供たちを映し・・・・ナレーションが重なります
「なぜ生物は互いに戦い 陸と海は せめぎ合う? 自然に報復力があるのか?
 争うもの双方に・・・・・」

「神に召される母の姿に 美も高揚感も無かった 魂は不滅というが そう思えなかった
 僕の望みは母と同じように静かなる旅立ちだ 静かさの中に 不滅が見えるはずだ」

戦場の混乱のなか 平和な家庭 優しい奥さんと過ごす時間が 交差して流れる
こんな 不条理を 戦争と平和を 映像でしつこいくらい見せつけて・・・・・

無声だが「なんで こんな馬鹿なことを押し付けるんだ!」 いつまでも聴こえて止まない

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日も 温室の「カトレア」
027 (640x591).jpg

オイラ的花言葉:「痛定思痛」(つうていしつう)
         *痛みがおさまってから、その痛みを振り返える
          失敗を反省し、今後に備える









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最終更新日  2012年01月13日 21時26分19秒
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