オイラのブログ

オイラのブログ

PR

×

プロフィール

shirochoko

shirochoko

サイド自由欄

バックナンバー

2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

フリーページ

2012年12月19日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
ストレンジャー.jpg


監督=ジム・ジャームッシュ   脚本=ジム・ジャームッシュ
製作総指揮=オットー・グロッケンバーガー
製作=サラ・ドライヴァー    撮影=トム・ディチロ
音楽=ジョン・ルーリー、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス
編集=ジム・ジャームッシュ、メロディ・ロンドン

【キャスト】
ジョン・ルーリー=ウィリー     エスター・バリント=エヴァ
リチャード・エドソン=エディー   セシリア・スターク=ロッテ伯母さん


【あらすじ】
ハンガリー出身の『ウィリー』はニューヨークに住んで10年 本名は「ベラ・モルナー」

その彼に クリーヴランドに住む『ロッテおばさん』から電話が入った
おばさんが入院してる10日間だけ、16歳のいとこ『エヴァ』を預ってくれと

「エヴァ」はアメリカで新生活を始めるため、ブダペストからやって来るのだ
やって来た「エヴァ」に、TVディナーや TVのアメリカン・フットボールを見せ
解説してやる「ウィリー」

友達の『エディー』と「ウィリー」は、競馬や賭博で毎日の生活を食いつないでいる

「エヴァ」の同居をはじめ迷惑がっていた「ウィリー」も、彼女が部屋の掃除をしたり
万引きしたTVディナーをプレゼントしてくれるうちに 打ち解けていった

お礼に贈つたドレスを「エヴァ」はうれしそうにもらうが、気持ちだけ受けとって、


彼女がクリーヴランドに発った直後、「ウィリー」と「エディー」は、
いかさまポーカーで大儲けして、借りた車でクリーヴランドヘ向った

クリーヴランドは雪におおわれており、「ロッテおばさん」の家で暖まった3人は、
ホットドッグ・スタンドで働いている「エヴァ」を迎えに行く

「エヴァ」と彼女のボーイフレンドの『ビリー』とクンフー映画を見に行ったり、


数日を過ごした後「ウィリー」と「エディー」は、ニューヨークに帰ることにするが、
いかさまで儲けた600ドルのうち、まだ50ドルしか使ってないことに気づき・・・・・
「エヴァ」も誘つてフロリダに行くことにするのだが・・・・・

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
前から気になっていた「ジム・ジャームッシュ」監督作品 観るのは初めて
“映画好き”を自認するオイラとしては 誠に恥ずかしい限りで・・・・・

そう この映画「ストレンジャー・ザン・パラダイス」は 彼の初期の作品
殆んどが固定カメラで撮影 長くても3分間のワンシーンが ワンカットづつの細切れで 
その間は数秒間の黒画面で繋いでゆくという 全くの新しい感覚

その黒画面の意味は? 日本独特の“間” 一瞬の考える“間”だと・・・・監督が

モノクロ画面  限られた人数の出演者 そして口数も少ない上 アクションもなく
物語は これといった盛り上がりもなく 淡々と彼らの行動を追いかけるだけ

だから 見方によれば 大変退屈な 面白味のない映画評価もあるだろう・・・・が
流石 キネマ旬報1986度 外国映画ベストテン1位は 伊達じゃない・・・・

所謂 ハリウッド映画にはない 映画の常識を外れた独特な作風に 奇異は感じるものの
何を言いたいのか? なにを表現してるのか? オイラにはその奥深さを感じる映画だった

今日 絵画教室で 先生が絵画の評価に付いて話された・・・・・ 
「表現の方法は様々違っても 観る人に感動を与えられる“ナニカ”がある作品
 それは ただ上手に素材を描き写すだけじゃなく その素材がある 空間も含め
 空気感や その素材の味や 物語までも含めて表現できてる作品が優れた絵画だ」と

そうなんです この映画には“ナニカ”があるのです

ある意味 ロード・ムーヴィーとも言えます
ハンガリー → ニューヨーク → クリーヴランド → フロリダ → ハンガリー

観客がこの映画で観る景色は モノクロということもあり “灰色”にしか見えません  
決して明るくないのです あの“パラダイス”であるべき“フロリダ”に着いても

オイラ的にも 若い頃には憧れたアメリカ そして“アメリカン・ドリーム”
ナニカ 素晴らしいモノが 待ち構えている筈のアメリカ・・・・でも

ハンガリーの国情は 知らないが・・・・
貧しいストレンジャー(異邦人・ハンガリー人)にとっては どこも同じ
どこに行っても同じ・・・・

まして 競馬やポーカー等の賭け事でなんかで 人生の成功なんて有り得ない

オイラの同居人の弟は ロスアンジェルスで ある意味成功したが・・・・ 
それは日本人ならではの 志し高く それなりの覚悟を決め コツコツと忍耐強く
頑張り続けた結果なのであって・・・・大半の日本人は 夢敗れて帰国のハメに

この映画では 16才の「エヴァ」の目線で 
アメリカの空港に降り立ち ニューヨークの下町  狭い部屋に住む青年の生活ぶり  
そしてクリーヴランドのホットドッグ・ショップで働き フロリダへ・・・・
そして ハンガリーに戻るチャンスを 見送った

「エヴァ」は あるキッカケで手に入れた大金をもとに、ここから別の人生が始まる?
そして10年間のアメリカ生活に 図らずも終止符を打った「ウィリー」も・・・・
ハンガリー人の二人に置いていかれた「エディー」も・・・・・心機一転

久々に 考えるコトを楽しめる映画なのでした

*「小津安二郎」監督をリスペクトする「ジャームッシュ」監督は
映画の中で「ウィリー」が買う競馬馬に 「晩春」と「東京物語」と名付けていた
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
蘭.jpg
オイラ的花言葉:「心機一転」(しんきいってん)
         *あることをきっかけとして、気持ちがすっかり変わること
         *良い方向、明るい気持ち、積極的な気分に変化させる時に使う












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012年12月20日 22時32分35秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: