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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2013年04月03日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
フラガール.jpg


監督=李 相日   企画=石原仁美   脚本=李 相日、羽原大介
撮影=山本英夫   美術=種田陽平   編集=今井 剛
音楽=ジェイク・シマブクロ

【キャスト】
松雪泰子=平山まどか   豊川悦司=谷川洋二朗
蒼井 優=谷川紀美子   山崎静代=熊野小百合
徳永えり=木村 早苗    寺島 進=石田(借金取り)
高橋克実=木村 誠治   岸部一徳=吉本紀夫


【あらすじ】
昭和40年  福島県いわき市の炭鉱町
時代は石炭から石油へと変わり、閉山が相次ぎ、町は先細りの一途をたどっていた

そこで、起死回生のプロジェクトとして豊富な温泉を利用したレジャー施設
“常磐ハワイアンセンター”が計画された

そして、目玉となるフラダンスショーのダンサー募集が地元の少女たちに対して行われた

この町から抜け出すチャンスだと考えた『早苗』は『紀美子』を誘って説明会へと向かう
説明会では、セクシーな衣装で踊る姿に、大半の応募者が逃げ出し、
残ったのは「紀美子」と「早苗」の他には「初子」と「小百合」のわずか4人だけだった

そんな中、元SKD(松竹歌劇団)のダンサー『平山まどか』が
フラダンスの教師として東京から招かれる


完全にやる気を失ってしまうのだが・・・・・

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
“常磐ハワイアンセンター”も  “スパリゾートハワイアンズ”と名称も変わり
フラダンス以外のイべントも増えて 順調にその事業規模を伸ばしてきた

そして2006年には ここで取り上げた映画「フラガール」の大ヒットもあり


そう、11年3月11日の“東日本大震災”では崩壊も津波も免れたものの休館に・・・・
そして、その直後の4月 震度6弱の余震で施設がダメージを受けた

原発からは51Km に位置し放射能汚染避難区域ではないものの その風評被害にあい
また 放射能避難者を施設に受け入れ といった苦難の数々を乗り越えて・・・・
2012年2月8日には 全面再開を果たし 今では盛業を続けている(らしい)

更に 昨年の10月 「小林正樹」監督により制作されたドキュメンタリー 映画
『がんばっぺ フラガール! ~フクシマに生きる。彼女たちのいま~』が公開され
また一つ 外的支援があって・・・・

福島県の隣県に住んでいながら オイラそのハワイアンセンターに行ったことがない
なんとなく 偽物ハワイアンなんて・・・・という 偏見があって・・・・

でも この映画を観たら 俄然行きたくなるよ・・・・間違いなしに

そうなんです この映画「フラガール」 実に良く出来た映画で 脚本が抜群
前回の「伊丹十三」監督の「スーパーの女」と同様「李相日」監督の脚本も凄い

いたる所に名言がごろごろ そして 素晴らしいセリフの数々がちりばめられ

石炭から石油に 大きく世の中が近代化へ カジを切った時代を見事反映させている

そして その石炭を代々にわたって掘って生活をしてきた人達にとっては・・・・

谷川洋二郎
「黒いダイヤと言われた時代が変わったからって 何故俺達も変わらなきゃいけないんだ 
 勝手に変わっちまったのは 時代の方だよ!」

平山まどか
「そうやって いつまでも時代の所為にしてれば!」
「夢も見られないような 炭鉱夫より よっぽどましよゥ」

そうなんです ここが一番の「キモ」 変わりゆく時代に 簡単には変われない人間 
特に旧い時代の 良い時代にどっぷり浸かってた人間ほど 変われないし変わりたくないのだ

それを 谷川家の 母親「千代」(富司純子) 兄(豊川悦司)の 変われない人間に
娘「紀美子」(蒼井優)が 順序だてて変わってゆく人間を対比し 見せてゆくのです

友達「早苗」に誘われて ビクビクしながらフラガールに応募しようか迷っていたが
先生「平山まどか」(松雪泰子)の 素晴らしいダンスを観て感動 参加を決意する

どんくさい田舎娘の踊りは 一生かかっても無理と言われ激怒 そして発奮
一からレッスンを受け 必死に練習を重ね 様になってきた頃

母親「千代」が こっそり訪ねると 家出した「紀美子」教室で一人踊る姿に感動 
娘を許す気持ちと同時に 自分の間違いに気付く (大変感動的で重要なシーンです)   

そして ラストの“常磐ハワイアンセンター” オープンの日の踊りは 華やかに 
まるで 生まれ変わった別人の娘の如く「紀美子」 大観衆の歓声と拍手の中心に

笑いと涙を交互に・・・・そして社会性を盛り込み 感動の世界に引きずり込む
まさに これこそ“エンターテイメント” お見事でした!

「松雪泰子」の好演が光ります
あの「早苗」が暴力を受けて激怒 父親「高橋克実」が男湯に入ってる所に飛び込み
掴みかかった時の迫力は 普通の女優には絶対出来ない 凄いもんでした・・・・
                                 (88)

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
庭の植え込みに咲いている「碇草・イカリソウ」
イカリソウ.jpg
オイラ的花言葉:
「昨日より今日、今日より明日、明日より明後日、日々変わり続ける事が大切です」
                            (パスカル・バルボ)






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最終更新日  2013年04月15日 21時54分21秒
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