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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2015年10月21日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ジャッカルの日.jpg
【スタッフ】
監督=フレッド・ジンネマン     製作=ジョン・ウルフ
原作=フレデリック・フォーサイス  脚本=ケネス・ロス
撮影=ジャン・トゥルニエ      音楽=ジョルジュ・ドルリュー

【キャスト】
エドワード・フォックス =ジャッカル
ミシェル・ロンズデール =クロード・ルベル警視
アラン・バデル     =内務大臣

シリル・キューザック  =ガンスミス
エリック・ポーター   =ロダン大佐
オルガ・ジョルジュ=ピコ=デニース
デルフィーヌ・セイリグ =モンペリエ男爵夫人
ミシェル・オークレール =ローラン大佐

【あらすじ】
1962年8月26日ペティ・クラマール郊外で、エリゼ宮殿からパリ近くの空港へ向かう
ドゴール大統領を乗せた車が、待ち伏せていた軽機銃で武装した1隊の襲撃をうけた

奇跡的に大統領は無事だったが すでに大統領暗殺は6回も計画されており・・・・
首謀者ジャン・マリエ・タリー中佐が銃殺刑に処せられた

全てが、アルジェリアからのフランス撤退政策をとったドゴールに反対する秘密組織OASの


国外に逃れたOASの指導者『ロダン大佐』は残された最後の手段として、外国人で、しかも
当局には顔も名前も知られていない殺し屋を雇った  その男の暗号名は【ジャッカル】

契約金は50万ドルで その金を用意するためにOASはフランス各地で銀行強盗を決行した
しかし、その突然のテロ行為はフランス当局を警戒させるもととなった

やがてロダン大佐の護衛の一人『ウォレンスキー』がフランス側につかまり、拷問にかけられた


その頃、ジャッカルの準備も着々と進んでいた 身分証明書やパスポートを偽造し、精巧な狙撃銃
を作らせ  それを巧妙に隠し 変装の準備も整え フランス国内に潜入した

ウォレンスキーの断片的な自白は、大統領を守る立場にある内務大臣を緊張させ 政府首脳陣が
召集された会議の結果、警察の『ルベル警視』と補佐の『キャロン』に全権委任され捜査が開始

彼らの必死の活動が続き、ジャッカルに今1歩と迫ったが、逮捕には至らなかった

ジャッカルのドゴール暗殺の前に二人の犠牲者が出た ジャッカルとホテルで知り合い一晩ベッド
を共にした『コレット夫人』と、サウナ風呂で知り合ったホモの『ベルナール』だ

1963年8月25日、解放記念日

片足を失った傷痍軍人の姿で厳重な警備を巧みにすり抜けたジャッカルはドゴールが立つはずの
広場を見下ろすアパートの最上階の1室で、狙撃銃を組立てていたのだが・・・・
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オイラが「フレデリック・フォーサイス」のファンになったきっかけが この「ジャッカルの日」
この時代背景から政情やら 暗殺の手口、警察の捜査手法をドキュメンタリーのように描き 
その説得力は ただの面白いエンタメ小説とは一味違うリアリティのある内容に惚れて・・・・

例えば、普段使いのパスポートの他に、潜入用のイギリス人パスポートを作る時 それは幼少期に
死んだ 誰も知らない人物であること その為にロンドンの墓地で手頃な墓を探すという具合で

さらにそのパスポートが使えない時に備え、空港のカウンターで 観光に来たデンマーク人教師の
パスポートを失敬し 彼に化けるための 髪染めと眼鏡も用意する といった具合

特殊な狙撃銃の試し打ちシーンは 特に興味深く感心させられます
100m程離れた樹木にスイカに顔を描いて吊るします 10cm程の太さの木にロープを巻き
銃身をそのロープに差込み 二度捻って固定させ 一発撃っては微調整し 三発目に脳天に命中
スイカが粉々に飛び散ります 大統領の頭を想像し 心が震えました

白のアルファ・ロメオのボディの下に特注ライフルを隠し、国境を突破 
車のナンバーを他の車から外し付け替え 色も青に塗装して 足取りを消します

ホテルに滞在中の貴族女性と一晩共にしても ホモの男の家に隠れても・・・・
暗殺の為の部屋の管理人の中年女性も みんな静かに始末してしまう非情さも

一方 内密に政府高官から全権委任された『ルベル警視』がまた 捜査のプロ

捜査本部の設置、指揮系統、捜査手法を次々に繰り出し 各国の警察本部には夜討ち朝駆け、
フランス政府内部の大臣等へは盗聴器、フランス全土の警察官を投入して国境と交通機関
およびホテルを検問 僅かな情報も見逃さず その推理も並外れて なにより絶対諦めない

「ジャッカル」にも「ルベル警視」にも 感情移入してしまうような筋立てが凄い

今時のサスペンス・スリラーものと違い 主人公がスーパーマン的な腕力を振るったり
派手なカーアクションや危険な目にあうなんてこともない 只管 逃げて 追いかけて
緻密なプロの頭脳と頭脳の男の戦い それもフランスの「ドゴール大統領」を狙うスナイパー
と 地味な警視の戦い  恐らくラストの開放記念日の式典のパレードは実写モノだろう

「ジャッカル」役の「エドワード・フォックス」の スマートなインテリ風貌なスナイパー
「ルべル警視」役の「ミシェル・ロンズデール」の 普通のおっさん的風貌の捜査官
この二人の組み合わせが絶妙で・・・・・40年以上経った今でも 充分に面白い

因みに 1997年にリメイクされた「リチャード・ギア」と「ブルース・ウィリス」が
出演した『ジャッカル』は、全くの別もので この「ジャッカルの日」の足元にも及びません

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なにかイイコトが起こりそうな気がした 筑波山の朝焼け風景でした
つくばさん遠景.jpg













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最終更新日  2015年10月24日 10時29分11秒 コメントを書く


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