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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2017年03月11日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
いわい俊二.jpg
【スタッフ】
監督:岩井俊二
プロデューサー:岩井俊二、原田美穂
撮影:角田真一、神戸千木
編集:岩井俊二、今井大介、後田良樹
エンディングテーマ:野田洋次郎「ブレス」

【出演者】
松田美由紀=ナビゲーター

小出裕章 =京都大大学原子炉実験所助教
上杉 隆 =社団法人自由報道協会代表
後藤政志 =元原子力プラント設計技術者
田中 優 =反原発の立場で活動する環境学者
飯田哲也 =環境エネルギー政策研究所所長
山本太郎 =政治家(自由党)元俳優
藤波 心 =タレント・モデル・歌手 反原発活動で注目を浴びた
フライングダッチマン=ヒューマン・エラーの反原発ソング(公式サイト参照)
北川悦吏子=テレビドラマの脚本家、映画監督、エッセイスト
小林武史 =音楽プロデューサー、作詞家、作曲家、キーボーディスト、烏龍舎代表
吉原 毅 =実業家 原発撤廃を標榜 太陽光発電等クリーンエネルギー推進者

鎌仲ひとみ=ドキュメンタリー映画監督 TV演出家
岩上安身  =ジャーナリスト コメンテイター ノンフィクション作家
武田邦彦  =工学博士 中部大学特任教授 元原子力委員会から反原発
等など

【感想】

改めて あの時の数々のコト柄を思い起こし恐ろしさに震え身が引き締まる

多くの犠牲者の方々と残された遺族の方々 そして未だ故郷に帰れない人々
又 仮設住宅の生活を余儀なくされておられる人々など 被災者の方々を思うと
もう すっかり忘れかけ 何事もなかったように日々を過ごしている自分がいて

なんとなく申し訳ないような気分になって・・・・せめて この日だけでもと 
午後2時46分には手を合わせ黙祷をしつつ 自分は万全の備えが出来てるか?

しかしながら安倍首相の追悼式辞では「「復興は着実に進展していることを実感し
ます」「福島においても順次避難指示の解除が行われるなど、復興は新たな段階に
入りつつある」などと復興の成果を強調していたが・・・・そうなんだろうか?

そんな時に見つけた「岩井俊二」監督の作品「Friends AFTER 3・11」
大半が 震災の半年後位に それなりの関係者にインタヴューをし撮ったモノだが 

オイラ的には その時に直ぐ観ていれば また違う感想になっただろうが・・・・
6年経った今では なにかその会話が空しいというか 少し違和感を感じて・・・・

今朝の番組でも原子力発電所のコトが色々論議されていたが・・・・
結局は「安倍総理」の安全が確認されれば何時でも再稼働するという方針に変わりなく

全面的に原発廃炉なんてことは 日本では論議されずに着々進んでいる様子なのです 

今回の大挙して訪れたサウジアラビア国王御一行様も原発輸出に関する協議らしいし
中国、ロシア、北欧、東南アジアでは現在建設中を含め更なる売り込みに懸命だし

しかし その一方では 東芝の破綻が 買収した米国WH社との原発事業の失敗が
原因で 日立も三菱重工も 欧州に求めた原発事業の行き詰まりに苦慮しているとか
それでもなほ 前向きに原発事業を積極的に推進してゆかねばならない日本国って?

そんななか 福島原発の復旧作業は遅々として進まず メルトダウンした炉はその処理
方法もなく頓挫したままで 使用済み核燃料棒もそのまま 放射能汚染水の詰まった
保管タンクも敷地内に溢れて 福島汚染地区には全国から放射能汚染土や廃棄物が集められ
その処理、処分方法もないまま増え続けて 福島はもはや 国から見捨てられた汚染地区と
なってしまうんじゃないのか・・・・なんとか早いうちに手を打ってくれないと

原発事故処理費用は天井知らずに増え続け 東京電力はその費用を ダマテンで電力料金
に負荷 しらんぷりで値上げして国民に負担させる いい加減にしてくれ!
いったいぜんたい どういうつもりなんだ? えっ  誰が責任者なんだ 出てこい!
全国ネットのテレビで チャンと説明せんかい! ニャロメ

オイラ的には 今でこそ誰でも言う なんでこんな馬鹿げた太平洋戦争なんぞに突入した
んだって言ってるけど  何十年か後に なんでこんな馬鹿げた原子力発電なんかを 取り
入れちゃったんだって 言ってるに違いない それも人類絶滅の危機を前にしてだ

この映画の中で一番説得力のある話を京都大学原子炉実験助教「小出裕章」氏が
インタヴュアー「松田美由紀」に語った一部分

「私は、夢を追って原子力の場に来た人間ですけれども。途中でこの原子力は駄目だと思って
それをやめさせるための仕事をしようと思った人間なんですね。でも私の周りの人間はみんな
原子力をとにかくやるという人間ばっかりの世界な訳で。何度もそういう人達と論争しながら
ここまで来ましたけれども。 そういう人達は、結局は経済を発展させて、お金持ちになって、
軍隊をもって、世界の強国になれば、豊かな生活が送れるというようなそういう夢に取りつか
れている人がほとんどだったんですね。たぶん今もそうだと思うけど。ですから経済は毎年
毎年何パーセント成長していかなければいけませんと、いうことで、ずうっと来たし。未だに
そう政府が言い続けているという世界なんですね。 私はそれが、それがもう、狂ってると、
私は思うんですけれども。残念ながら、日本という国、この国の中では、政治をやる人も経済を
動かす人も、殆どが、お金持ちになればいいというね、そういう考え、だったんですね」
(この小出裕章氏については色々と問題になっているのでお調べ下さい)


しかしながら ラストの映像で 監督が 未だ片付けられてない瓦礫の中を 若いミニスカの
アイドル歌手?を連れて回り あちこちで「酷いねえ」とか言って 呆然とする姿を映し出して
とうとう感極まったのか その女の子にポロポロ涙を流させる演出?に(じゃなくても)
なんだか とっても不快感が湧き上がったオイラ・・・・一体何なんだ これ?







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最終更新日  2017年03月13日 19時48分17秒 コメントを書く


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