2024.01.25
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 昨年末に備蓄記事を書かせていただきましたが、お仲間ブロガーさんが早速お試しくださったことを楽天ブログの通知で知ることとなり、とても嬉しく思っております。

​ あんやとーごぜえます。しかもトイレネタまで^^。

 私も数日前にトイレ記事を下書きに入れていたのでゆるいコラボネタになりそうです。

 ダマされたつもりでとりあえず準備しておく。それで良いと思います。半信半疑でもいざというとき我が身を救うことになればめっけもの。何も起こらなければそれでラッキーなだけですし、準備行動の中で得た学びは決して無駄にはなりません。

 さて、今回は断水が長引いたときのことを考慮し、トイレの話をしたいと思います。
 この記事も中東危機の長期化の流れで書こうと思っていたところでしたが、まさか年明け早々能登半島地震で甚大な被害が出たため皮肉にもタイムリーな話題になってしまいました。

 明日は我が身という覚悟をしつつ、トイレ処理のヒントにしていただけたらと思います。

​一貫して下品な表現ばかり続く記事となっておりますが、緊急向けの話題ということでご容赦くださいませ。​

これまでの教訓を胸に刻み、トイレ問題も冷静に対処できるようにしておこう

​​ 
 1995年の阪神・淡路大震災、2011年東北地方太平洋沖地震、2016年熊本地震、そして今年元日の能登半島沖地震。こういった震災が起こるたびに私たちは悲劇の当事者となったり、傍観者となったりします。

 しかし、明日は我が身であることだけは決して忘れてはなりません。
 テレビやネットの向こう側で他人事のように自然災害のニュースを見ているだけですと、いざというときに迅速に行動できないものです。逃げ遅れたりすれば命取りになりますし、助かったとしてもそのあとの生活が困難なものとなります。

 何が起こったとしても、残された私たちは現状に対処していくことしかできません。備蓄で食料と水の確保、あとはトイレが何とかなればひとまず安心して過ごすことができるでしょう。

 断水が発生すればトイレは流せなくなることくらいは誰だってわかっているんですよ。
 しかし、いざ本当に断水してみると途端に思考停止してしまう人が必ず出てきます。

 そして公衆トイレや避難所のトイレは汚物であふれていきます。さらに、うっかり自宅のトイレを使ってしまい、水が流せなくなって慌てたり、下水が逆流してトイレが糞尿びたしになったりすることもあります。

​断水したら水洗トイレは絶対に使わないこと。これはとっても重要です。​

 すでにお仲間ブロガーのかめばーちゃん様の記事で詳しくご紹介されていますが、トイレの便器の中にビニールを張り、その中で用を足して凝固剤で固めるのも一案です。凝固剤で固めたあとはビニール袋で縛って一般ごみとして捨てることができます。

 とても重要なヒントが写真つきで紹介されていますのでチェックしてみてくださいね。
 参考リンク:​ 防災用品 買ってみました。その2

 私も一式揃えてあります。左が緊急用トイレ袋、右が凝固剤。
 あと、今回写真には撮りませんでしたが、例のパン袋を活用する予定です。​

 ちなみに、市販されている食パンの袋や、ビニール製の小麦粉の袋も臭い移りがしないように工夫されていますので、食べ終わったらそのまま捨ててしまわずに生ごみや汚物を捨てるのに活用してみてください。




 こちらが凝固剤のラベル。

 水100ml に対して本品2〜3g ですので、500ml ペットボトル計算だと10g前後、大さじ1杯もあれば十分という計算になります。




 しかし、この簡易トイレはゴミが収集されるうちには有効ですが、ゴミ収集の間隔が長引いたり、収集に来なくなったときには無理が出てくる方法です。

将来のためにもうんことおしっこはキッチリ分けてね


 普段トイレで大をする際についでに小も済ませる人は多いと思います。私もそうです。
 しかし、非常時にビニールで作った簡易トイレには大と小を一緒に入れるのはまずいのです。

 糞尿の入ったビニール袋を長い間放置すると、 ​糞尿からガスが大量発生して袋が破裂し、腐敗した糞尿をあたり一面に撒き散らす恐れがあるからです。​
 こちらの YouTube ビデオに体験談やヒントがくわしくまとめられていますので、参考にしていただけると幸いです。​


参考ビデオ:【防災・備蓄】※閲覧注意※被災時のトイレ事情【2chゆっくり解説】



 というわけで、 トイレの際は大と小は別々に済ませるようにしましょう。 これがなかなか難しいので、普段から少しずつ練習しておくとよいでしょう。

自宅避難が長引いた場合のためにコンポストトイレのご提案

 我が家では数年前から家庭菜園を始めたことは本ブログでもご紹介しておりますが、同時に始めたのが腐葉土を使った生ごみコンポストです。

 とは言っても、プランターに腐葉土をいっぱい入れておき、そこに生ごみを入れてかき混ぜていくだけです。こうすることによって、生ごみが分解されて土に帰りますので、生ごみを捨てることがなくなるだけでなく、野菜を育てる土作りができるというしくみです。しかも養分が含まれているため肥料いらずで野菜を育てることができます。

 そんな中、コンポストトイレをご紹介している方のビデオを見つけまして、これだ!と思いましたね。
 自分から出たゴミも土に帰せば捨てずに済みます。また、庭つきの物件にお住まいの方であれば、庭の片隅にトイレコンポストスペースを作るのも一案かと思います。

 参考ビデオ:私は無事でした。トイレの作り方をシェアします。




 ビデオの中でも触れられていますが、 うんことおしっこは一緒にしないようにす る​ ことがコツです。
 というわけで、私は普段使いも兼ねてこちらのおしっこ用バケツとうんこ用プランターを購入済みです。




 正式には水差しバケツで、普段はプランターの水まきに使えます。なかなか便利。
 緊急時は黒いプランターにしゃがみ、この水差しバケツに小をする予定です。


 こちらがうんこ用のプランター。プランターの中でも特大サイズで、大柄の同居人も余裕で座れますが、標準体型の方ならもう少し小さくでも大丈夫かもしれません。
 普段は2台目の生ごみコンポストとして使い、緊急時はこちらで用を足す予定です。


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 私は生ごみコンポストでごみを土に帰すプロセスを繰り返していますので、やりかたのコツはある程度心得ておりますが、この記事をご覧になって試してみたくなった方は、手始めに手頃なサイズのプランターと腐葉土で生ごみコンポストづくりの練習をしておくことをおすすめします。

 ゴミを捨てられるのは、収集が可能なうちだけということは忘れてしまいがちですので、収集されなくなったときのこともバックアッププランとして考えておくとより安心ですね。


 過去記事:​ 我が家で備蓄しているもの







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最終更新日  2024.01.26 00:06:49


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