買書とつんどくの日々

買書とつんどくの日々

2019年01月16日
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カテゴリ: 読書
「ところが、亡くなる三日ほど前・・・・・私が最後に見舞ったとき、なぜだか妻の枕もとからは本が消えていました。そこにあったのは、幼い孫が描いた家族の似顔絵だけでした。読む本がなくなったのならば手配しようかと私が言うと、妻は妙にさばさなとした顔で、もういいのだと首をふりました。もう私、さすがに満ちるのはあきらめたわ、と」
常にしゃかりきに何かを追っている妻を、かつて自分は永遠に満ちることのない三日月にたとえたことがある。
(森絵都さん「みかづき」P424)

ばあちゃんは満ちるのをあきらめたとき、もしかしたら満たされていたのではないか。とりとめもない思いが浮かんでは消える。
(森絵都さん「みかづき」P425)




年末にも書きましたが、どこまでもベタですよ。でも、好きですね、こういうベタさ。

1代目「吾郎」と「千明」、その子「蕗子」「蘭」「菜々美」特に「蘭」、そして「蕗子」の子「一郎」そして「井上阿里」。「千明」に「阿里」、いいですねえ。
そして、3代に渡る、塾や学校の教育にかかる物語ですが、そこを通して「吾郎」が流れています。「吾郎」は、運命に翻弄され たようにも見えますが、終始変わらなかったのは「吾郎」かもしれません。

この26日から、NHKでドラマとなって放映されるそうですが、1話め「一郎」からお話しは始まるみたいです。
高橋一生さん演じる「吾郎」も楽しみですが、永作博美さんが「千明」ですと!これはこれは・・・・・。









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Last updated  2019年01月16日 07時00分20秒
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