灯台

灯台

2021年06月17日
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ある日、帰って来ると、普通に彼女がネコ科 していた。
そういうことって、まあ、よくあること だ。
ノーバディー!
体。
浮世離れした非言語の宇宙論理万歳。
​​​キャ ッチャー フユー チャー、 ​​​

ジェネレーションX世代的 に?
まあ、スペインのイタリアのシェスタ的 に?

絵の具のチューブを押し出 すように、
ねえ、僕等何処へだって行ける、思うがままに生 きたい、
そして、檻の中、不満分子、不穏因子 が、
ある日、様々な欲求の名のもとに変質化 してしまう。
職業をトラバーユするように人間をもトラバーユ する、
チェンジザワールド する、
これは『デビルマン』 でもそういうことだった、
ノンコンプライアンスって言 え、)
変身ヒーロー にもいえることだった、
それは、サンポーニャという南米の楽器 みたいに、
長さの異なる束ねた管の上端を吹 く。

――― そういうトランスジェニックな事態に直面した時、
運命共同体一蓮托生なにはともあれ合縁奇縁、
というようなジョイントするショコラ的になってしまった時、
何言ってるんだお前とはいうことは重々承知しつつ、
波にのせられてゆるゆると運ばれてゆく、身を任 せて、
蟻・・・・・・もう何だったら、ダニ?
もう、大海原に呑 まれちゃって、
みたいな感じだと思う所存。
北風の気配にパーカーに縮こまる身体のような合図、
でもそれも人生絡繰りなわけだから 、システム なわけだから、
​​それはスペク タキュラー なイ エー! ​​
済し崩し的 に?
状況を見守る的 な?

まあ、こういうことになってしまった以上 は、
猫と暮 らすしかない、そういうことだ。
ブログに『猫暮らし』と題名 をつけ、
猫女をさらしてしまう―――超マニアックな感性 を、
さらけだしてしまうところ の、
ヘイヘイ!
スパークリング・ワインなぞを一口飲 んで、
セントラル・ヒーティング・システムなぞに思 いやり、
―――ふう、とりあえず、カシャッ、と写真を撮 った。
あ、可愛 い。
しかし僕は紳士だ、そんないきなりな欲情 はしない。
でも紳士は、撮 りますか? 
すごい撮りますね、撮 ります。
カシャッ、カシャッ、加速する、妄想・・・。
エンディングへ向かえ!

そして待ち受け画面 にした。
それはビルの屋上にあるセダム みたいに、
僕の心のセーフティ・ゾーン。

猫猫世界とかいて、
“にゃんにゃんワールド”とよませる・・・・・・。

五分経過。事態は一向に収拾する気配 なし。
軽く三十回は死 んだ。
両親に何て言おう? 仕事どうするの?
鰐のパックリ開けた口
のように、

そういうことを考えると気が塞 いだ。
ドラゴンクエストって竜を捜し求めるって意味 なんだけど、
もはや竜要素ないよね というみたいに、
アンダースローの投手を見ていて、転けそうで転 けないな、
と変な感心の仕方 をするみたいに、
(喩えが面倒くさいな、)
しかしまあ、日暮れ時のマンションの薄ら灯
かりに、

猫人間が出迎えてくれるというのも中々風情 があるものだ。
​おいそれでいい のか 、いいんですいいんで す​
――― ハイハイ。

タッチしよう、タッピング しよう。
たとえばランドセルに、
ロボットの感触を覚 えるみたいに。
なんか警戒しているな、おお、こっちおいで、
手を下にしながら呼んでみると、四足歩行で来 た。

四足歩行したい衝動 をかかえている、
人類への警鐘、とか自分で考えて笑 った。
つまんないな。
つまんないことばっかり考 えているせいだ。


色々、ドミノ倒しな事態だったけど、手提げランプモード、
大丈夫、そういう時 でもちゃんと、
トレハロースって言 える。
え? だから ​何?​
​​​わからないか な、 わからないか な、 わからないよ ―――。​​​
​​シュレーディン ガー モンター ジュ。 ​​
ウンウン。

そういうわけで、おそるおそる触 った。
いまの必要だった?
自己治療としては最適な運動 である。
​​​トライア ル・ アン ド・ ラー。 ​​​
それはたとえばツーバイフォー住宅 を、
何かふと、スリーバイエイト住宅 と、
わけわからなくする みたいに、
じゃあ言わなきゃいいのに、
触るしかないところ はある。

ニャーゴニャーゴ、モールス信号で、触 ろう。
尻尾が非常にふにふにのもふもふ で、
でも触るとフニャーとか一瞬警戒 したので、
これはまあ、ゆっくり。

携帯のナビゲーションシステムは、次の道を左、右、
と指示 してくるみたいに、
眼つきが非常にメス なので、
もう、触りたいなら触ってもいいよ、な眇眼 をする。
逃避遊戯なほろほろり。
あー、道なき道を突っ走るんです 、とか!
(バリアフリー! イエローサブマリン!)
あー、わけわからない衝動だけなんです
、とか!


猫耳が非常にたるんとしてすらっと 、していた。
デッドヒートしていた。猫耳フィーバー、
オーイエス、インナートリップ。
僕の心はドローイング、ドローイング・・・・・・。

そこに髪の毛のようなものと合 わさって、
爪も肩も膝小僧も肘も脛も、ピン としている、
​​​・・・ 姿 ​​​

中々の触りごこち をしていた。
トリル、顫音―――甘ったるい響きが癖 になる。
お客様、何を企みやがっているのですか?
言いたい気持 ち。
デューデリジェンスする必要がある。絶対 ある。

―――。

僕は猫じゃらしを手に取って、ずっと遊 んでいた。
疲れていた。悲しんでもいた。でもダルダルな気持 ちでもいた。
真面目でもいた。呆れていた。けれど楽 しんでもいた。
もうちょっと真面目に考えろって、ダメダメ、
もうどうしようもない、猫じゃらしで遊 ぶしかない。
つまらないことや細かいことで人生救 えるの、
世界平和になんの、あーダメダメ、努力根性は昔話、
人に見られて成果出す神話は終わりなの、わかる?
幸せじゃないと幸せは生 まれないの、みたいな。


お腹減 ったなー。

ご飯はキャットフード というわけにはいかないので、
とりあえず、魚にしようと思 った。
魚好きか、と聞くと、ニャオー、言 ってくれた。
猫が言葉がわかるとはいうけど、
たんに、鳴いてくれるだけかもしれないわけだけど、
何でもいい、と聞くと、なおー、言 ってくれた。
何でもいい、何でもいい、きっと、そういうこと、
本当にわかったのか?
​でも、そういうこと!
ああ、もう、 そゆ こと!

でも、猫が魚好き というわけはないので、
そもそも肉食 なので、
しかしやはり猫にご飯を出す となると、
魚しかないように思 われるのだった。
それでいい?

綺羅綺羅catのすたるじあの響き。
あー、綺羅綺羅catのすたるじあの響き・・・・。


・・・・・・キャッ フォビ
・・・・・・キャッ フォビ


・・・・・・君は捕まえたい、僕は逃げたい、
でも、僕は逃げたい、君はそこにいたい。



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最終更新日  2021年06月17日 01時23分46秒


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