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そして、4年間の任期の最後の本議会でした。閉会後のあいさつに見えられた西脇知事、山内副知事らと私のただひとり、「無所属」の議員に与えられた控室で、今任期最後の記念写真も撮らせていただきました。
任期の初めから4年目の最初までは、地元(京都市西京区)のためを考え主に「スポーツ」「まちづくり」「福祉」の分野で、府や市に様々な提言を、少数会派(「日本維新の会」→「無所属」)なりに、知恵を絞ってやらせていただきました。先日、ここにも記したように、府の政策に「スポーツコミッション」推進が明文化されたり、京都市西京区で行政側主導での「プレーパーク」が実現の運びとなったり、阪急高架下事業の実現の仕方が、こちらが提言したものと同じような形のものとなったり、と、初の議員生活として考えたら、成果が出たのではないか、と思っています。
しかし、心残りは最後の1年弱です。
メディア。なんで、きちんと奥行きや全体像を取材せず(取材しても自分の先入観で作ったストーリーにあてはめて)に、報道するのだろう。私がやってきたことは「カネ・暴力・オンナ」とされてしまった。イメージがすでに出来上がっており、街(西京区)を歩くことは、まともには出来なくなりました。街に入れない議員など、必要ない、と私も思います。
一生懸命、入院先で、府政にかかわる部分を洗い出し、最終的には、警察へのストーカー対策など、他の議員の誰もが出来ない提言と、聞かれていた方には、おそらくスリリングに見えたに違いない、当局側とのやり取りも出来ました。
でも、次にはつながらないでしょう。
まだ、立候補を断念したわけではないですが、今のままでは、ただの「カネと女に汚くだらしない、弱いものに暴力をふるう」議員です。ありえへん。でも、それが世間の風評です。分かってます。
僕が、普通の有権者でも、そんなイメージの議員に投票などしません。ただ、これが事実なら、どこかで警察のお世話(逮捕・起訴)になってます。そうなっていない上に、議会からも「議員辞職勧告決議案」など、出されることもなく終わったことに、真実があることをメディア、そして顔の見えない世間の方には理解していただきたいのです。
間違えたイメージ払しょくに、メディアには抗議と訂正なりを全力で今、お願いしています。13日も、京都新聞の府政担当の小川記者に「あなたの取材と記事の中にも、取材不足と奥行きに対する認識のなさがある。悪意のある予断も存在した」という意味のことを、1対1の話で指摘させていただきました。
違う、というなら、小川記者は、ペンを持っているのですから、反論すればいい。奥(全体像)が表現できていない状態での原稿は、必ず、誰かを傷つけ、破綻します。僕は26年間のメディア生活で、それに本当に気を付けた。もちろん、それでも失敗してますが、奥行き、に注意するだけで、間違いなく、人を傷つけることが少なくなったのは自負しています。
今週中には、テレビ局2社とも話し合いを持ちます。すでに、刑事事件として提訴もしてますし、BPOへの提訴も行っていますが、訂正できるものは訂正してもらいたいですから。
僕には家族がいるのです。
妻、子ども2人、そして老いた母。
いじめ、のことをよく、多くのメディアや議員、一般の風評を信じる人が言えるなあ、と僕は今、思っています。自分たちが、「いじめ」の原因を作っているじゃないか、と思います。犯罪者でもない僕を、犯罪者よりもひどい存在として貶めて、2次被害は家族です。
そりゃあ、そうだわ。
「おまえのとこのパパ、犯人なんやな」と、小学校3年生の児童なら、平気で言います。それで、いじめの要素、完成です。
誰が、引き起こしているのか。
分かってんのか、ほんまに。
13日に、京都地方検察庁へ、「ストーカー規制法」違反の疑いで罰してほしい、という提訴と、府議会議員候補に対する「名誉棄損」(刑法230条)の疑いでの提訴を行いました。
この府議会議員候補へは、1月23日にも「著作権法」違反の疑いで刑事罰をという提訴も行っています。もうひとりの京都市議会議員への「名誉棄損」(刑法230条)の疑いでの提訴も、その1月23日にすでに行っています。そのほかにも、刑事告訴の準備をしているものが、少なくとも5つあります。順にやるだけです。許しません。民事でなく、刑事で徹底してやります。人を陥れる者は、正しく罰せられるのが法治国家の日本だと信じてやります。
4月の府議会議員の選挙に間に合ってくれるのが一番いいのですが、間に合わなくても、戦い続けるしかない。失われた名誉は帰ってこないでしょうが、それでも、人として生きる尊厳と、家族が世の中に住みにくい、一生後ろ指をさされる、だけは避けなければ。
私は、犯罪者ではないです。強く言いたい。疑われたら罰する社会、と日本の社会を改めて知りましたが、それでいいのですか?
私には、不思議な世界に思えます。府議会議員の選挙公示日は今月29日。どこまで粘れるか、分かりませんが、粘ります。
(13日の写真。他の議員と京都府議会議場にいるのはおそらく最後です)