青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2026.08.03
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カテゴリ: 手作り
縫い糸って洋裁をしなくても
ボタン付けとかちょっとした繕い物に必要なので
どこの家にもあるもので、
裁縫箱にしまわれていた糸は
その分野では名前が知れた昔からある
国産メーカー品ばかりでした。

なぜ糸のメーカーの事を覚えているかというと、
糸巻きにはかならず大きくメーカー名が
鶴や亀や牡丹や達磨等の絵柄と共に


糸は使い切って買い替える頻度が高いから
次回も買ってもらえるように
大きく名前を入れていたのかもしれません。

一人暮らしを始めてしばらくして
大きな洋裁店に糸を買いに行った時、
最初は家にあったメーカー品を買っていました。

一人暮らしをすると、カフェカーテンとか
クッションカバーとかちょっとしたものを
いろいろ手作りしたくなるので、
結構すぐ使い切ってしまい
沢山使うから少しでも安い方がいいな、と

見たこともないメーカーのものを
安価で購入することにしました。

その時は良い買物の仕方をしたと思ったんです。
だって只の糸ですから、どれも同じって思ったんです。

ところがそれを使ううちに

気がつきました。

手縫いだと、糸の布の通りがスムースではなく、
何度も布をくぐって縫っていくうちに
糸がよれたり、撚りが甘くなってばらけて
一部の糸が切れてくる。

ミシン縫いだと、仕上がりが綺麗ではなく、
絡まりやすいし
縫っている途中で糸が切れることもありました。

最初は、おかしいなあ?今までこんな事って
なかったのに、って思っていて、
もしかしてこれ、安い糸のせい?って気がつき、
それからずっとメーカー品を購入しています。

販売されているときは
メーカー品と違いなく見えましたし、
たかが糸だからどれも同じって思ったけど、
糸って繊維を撚って
それを束ねてさらに撚って作るものだから、
高い品質と技術が必要なんですね。

糸の老舗専門メーカーが沢山あるのも
納得がいきました。

考えて見たら製糸とか紡績って
日本が世界に誇る高い技術をもっていて
おかげで私達は品質の良い布製品を
当たり前のように日常で使って
快適な暮らしができてきたわけです。

糸だけじゃなくて針も生地も
ファスナーやボタンでも同じ事が言えますけど
やっぱり専門メーカーのものは違うんだな、
小さなものでも積み上げられたノウハウが
詰まっているから、普段当たり前のように
困らずに使えてるんだなって思います。

今ファストファッションも100円ショップも
当たり前になっていて、
安くてそれなりに良い物が正義みたいになってますけど、
安いと作れない、安く作ったら安いなりの物も
沢山あるわけです。

カネボウなど『紡』という名前がつく会社が
沢山あったほど
世界最高を誇った製糸や紡績会社、縫製・アパレル会社も
安い海外産に対抗できずに
どんどん閉鎖・倒産していっています。

若い世代が立て直そうと頑張っているところでも、
妙にブランド化、特別感を出そうとして
日常使いできるような価格・デザインではなくなったりして
難しいことがよくあります。

そんな風になるまえに、良い物をこつこつ作っているところを
消費者として応援していくのは大事だと思いました。
結局それが自分の快適な暮らしに繋がる訳なので。

下:お店にはない品揃え。


下:こちら別メーカーの絹糸。


下:使い勝手が全然違う
老舗針メーカーの手縫針セット。
レビューを読めば良さがわかります。

画像をクリックすると詳細が見られます。





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Last updated  2026.08.03 18:40:45
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