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2007/07/22
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~


「で…どうするんだ?なんか策はあるんだろ?」

カーラは流星にそう聞く

「策か…そんなものはない!」

流星は言い切って笑う

「…そんなんで依頼をこなせるのか?」

カーラはあきれたようにつぶやく

「こなせるさ!今までも何とかなってきたからな」



「本物と偽者を見極めるなんてのはな…並べてみなきゃダメなんだよ」

流星はカーラにそう言う

「確かにそうだな」

カーラはつぶやくように答える

「お前が、もし彼らの偽者で本物を殺らなきゃいけないならどこで殺る?」

流星はまたそうカーラに聞く

「人気の多い所はできる限り避ける」

カーラはそう答える

「だねw…かと言って狩場では広すぎる…だからココさ!この街はアリーナが終わったばかりで閑散としている…しかもすべての狩場へのコネクションとして重要な街でもある」

流星はそう言ってニヤッと笑う

「なるほど…」



「クラッシュはともかくタロさんの狩り場はエンタイスだ…エンタイスに行くにはココから船でマイヤーに渡らなきゃ行けない…つまりここで張ってれば必ず奴等は仕掛けてくる!」

流星はそう言って木箱の上に寝転がる


『ファン城』

「では…呼び出すのはニライ殿に任せるとして私はテラの街で待機していればいい訳だな?」

タロがニライにそう聞く



ニライはそう答える

「俺は?」

クラッシュがそう会話に割り込んでくる

「お前さんは傭兵をやってるんでね…呼び出すのは厄介なんよ…とりあえずはタロさを落として入れ替わってもらった後だな」

ニライはそうクラッシュに言う

「出番はなしか…」

クラッシュはそうつぶやきながら壁にもたれかかる

「いや…いちおう現地には行ってもらう…力押しになった時には人手もいるしな…モネは2人について俺との連絡役だな」

ニライはそう答え…モネ達はうなずいて答える


『クロノス城 ホテルラピス』

「さて…今日はアイナさんには俺がついて行くとして…代わりにエンタへはアルさんに行ってもらうけど…いい?」

悲魔はアルテミスとアイナにそう言う
アイナはうなずきアルテミスは了解!とばかりに軽く敬礼で答える

「俺は白狐を連れてそろそろテラの周辺に連れて行くかな」

藁人形はそう悲魔に言う

「うん、そっちは任せるけど…ちょっと早くない?」

悲魔がそう聞く

「まぁ早いっちゃあ早いが…案内程度ねw狩れるようなら狩らせてみるが…無理はせんよ」

藁人形はそう言って笑う

「ジャルさんは?」

アルテミスがそう悲魔に聞く

「ジャルさんはまだ寝てるのかな…今朝はまだ見てないね…それにいつも一緒にいてもらってるけど基本は別のギルドになるしうちの事はできる限り自分達でこなさないとね」

悲魔はそう答える
みんなはうなずいて返事をする

「ジャルちゃんならとっくにマイヤーに行ってるよ」

そう言って焔がカウンターの奥の部屋から出てくる

「ほ、焔さん…どうしたのよその格好」

アルテミスが焔の姿を見て思わずそう言う
それもそのはずである…出てきた焔はいつもの格好とは違う廣島一家のような作業着で…しかもかなり泥まみれである

「うん?…ああ、ちょっとねww」

焔はそう言ってタバコをくわえて笑う

「マイヤー島って言ったけど…何かあったの?」

悲魔が焔に聞く

「いや…ナクサスを弄りに行ってるんじゃねぇww」

焔はタバコをふかしながら笑って答える

「そう言えば帰ってきたって言ってたなぁ…ナクサスは島で何してるんだ?」

藁人形が聞き返す

「さぁねw穴でも掘ってんじゃねぇのwwじゃあみんなも気をつけてな」

焔はそう言ってまたカウンターの奥の部屋に戻って行った

「ぜんぜん話がみえねぇ…」

藁人形がそうつぶやき、悲魔たちもうなずく


『テラ』

「とりあえずゲート付近に移動だな…」

流星は木箱から飛び降りてゲート方向に向かう
ちょうどその頃ゲートにモネとタロとクラッシュがやってきた

「なんか…たった1日なのにすごく久しぶりな気がするな」

モネは思いっきり伸びをして深呼吸する

「サンツスミコか…ココは相変わらずって感じだな」

タロは辺りを見回しそう言う
クラッシュも同感なのかうなずいて返事をする

「ニライさんにはああ言われたけど…ちょっとだけぐるっと周ってきたいなぁ」

モネはタロたちをチラッと見ながらそうつぶやく

「俺たちはその建物の裏あたりに身を潜めてるんで行って来ればいいさ」

モネの表情を見てクラッシュが言いタロもうなずく
モネの顔が満面の笑みに変わる

「じゃあ…すぐに戻ってくるからね♪」

モネはそう言うが早いかその場から走り去る
タロとクラッシュはすぐ近くの建物の影に移動する


『クロノス城ゲート』

「タイガーここに帰還!」

ニライはそう叫ぶとゲート前でポーズを決める

「相変わらずだな」

そんなニライを見てマエルがそう声をかける

「うん?おお!じーさんまだ生きてたかw元気なのはいい事だ!」

ニライはそう叫ぶと大声で笑う

「ふん!そう簡単にくたばらんわい!」

マエルはそう言い返す

「そだ、タロさはもう出かけたかな?」

ニライがマエルにそう聞く

「タロか?今朝はまだ見てないが…お前がタロを探すなど珍しい話だな…」

マエルはそう答える

「ちょっと野暮用でねwそか…とりあえず倉庫前にでも行ってみるか…」

ニライはそうつぶやく

「にしても…ニライよいつの間にそんな装備を手に入れたんだ?」

マエルがニライのプラチナ色に輝くブードゥ装備を見てそう聞き返す

「おお!良くぞ聞いてくれた!こいつはなぁ…ってそんなのんきに話してる暇はないんだった…また今度な!」

ニライはそう言ってゲート前から走りさった

「相変わらず落ち着きのない男だな」

マエルはニライの後姿を見てそうつぶやく
そして入れ替えるように悲魔とアイナがゲート前にやってくる

「マエルおはよう」
「マエルさんおはよう」

悲魔とアイナがマエルにそう声をかける

「うむ、おはよう」

マエルも悲魔たちにそう返す

「今日はチャクラでどれだけ狩れるかを見せてもらうよ」

悲魔はアイナにそう言う
アイナは黙ってうなずく

「その上で今後の狩場について考えよう」

悲魔はにこっと笑いながらアイナに言う
アイナも笑みを返しつつうなずく

「いよいよカイヌデビューかなw」

マエルが笑いながらそう言う

「そうなるといいねw…じゃあマエル頼むよ」

悲魔がそうマエルに言う
マエルはうなずいて悲魔たちをゲートから転送する

「ニライが戻った事を伝えるの忘れたな…」

ゲートから悲魔とアイナを送った後マエルはそう言葉を漏らした


『クロノス城 倉庫前』

「ここにもいないか…いつもならその辺で寝てるんだがな」

ニライは当てが外れたのか辺りを見回してそうつぶやく
そこに藁人形が白狐をつれて現れる

「お?ニライじゃないか戻ったなら顔を出せよ!」

藁人形はニライにそう言って駆け寄る

「ぬぉ!なんて間の悪い…」

ニライはそうつぶやく

「うん?」

藁人形はそんなニライの言葉が聞き取れなかったのか眉間にしわを寄せる

「あぁ…いや、スマンねちょっと急ぎの用があって」

ニライはそう藁人形に言う

「何かあったのか?」

藁人形はニライのそんな言葉に食いついてくる

「それほどすごい事じゃないんだがね…」
(面倒な事になったな…うまくはぐらかさねば…)
「そう言えば…それは?どこから誘拐してきたんよ…それに変わった方から現れたし」

ニライは白狐を指差してそう聞く

「そうか…ニライは今の状況を知らなかったな…実は…」

藁人形が白狐の事を含めた今に至った経緯を話し出す

(しまった…地雷を踏んだらしい…)

ニライは長くなりそうな気配を感じそう心の中でつぶやく


『テラ ゲート付近』

「さて…あとはタロさを見つけてマークすればOKだな…」

流星はゲートが確認できる建物の影に身を潜める
その時…流星の視界に同じように物陰に身を潜める人影が飛び込んでくる

「うん?…なんだ?」

流星はその人影に目をこらす

「あれはタロさじゃねぇの…それにもう1人…誰だ?」

流星は気づかれないようにその人影に近づく

「!!!…クラッシュだ…うほ♪俺の勘も捨てたもんじゃねぇなw」

流星はそうつぶやいてニヤっと笑う


『クロノス城 倉庫前』

倉庫前では藁人形による事情の説明が続いていた

(これはまずい…非常によろしくない…)

ニライは心の中でそう繰り返しつぶやく

「な、なぁ…だいたいの事情はわかった!…また後で続きは聞こう…ではアディオス!」

ニライはそう言い残して倉庫前から立ち去る
…が途中で立ち止まり思い出したかのように戻ってくる

「10年後にまた会おう!」

ニライは白狐にそれだけ言うとさっきの数倍の速さで逃げるようにその場から消えた

「・・・・・」

藁人形と白狐はただその場で顔を見合わせる

「あそこに行けばいると思ったんだが…とんだ誤算だったな…とりあえずゲート前で張るか…」

ニライはチラッと倉庫の方を振り向いてそう言うとゲートに向かってまた走り出した


『テラ ゲート付近』

「まぁ…あの組合わせならほぼ間違いはないと思うが…いちおう確認だけしておくか」

流星はそうつぶやきタロとクラッシュの方に歩いていく

「よう!久しぶりじゃねぇのよ♪」

流星は2人に声をかける
2人は声をかけられてビクッと反応する

「俺だよ…南の蒼い彗星だよwww」

流星はそう言ってニヤっと笑う
タロとクラッシュは顔を見合わせる

(どうする…あいつは俺らの事を知ってるみたいだぜ)
(黙ってたら逆に怪しまれるか…)
(ここは…軽く挨拶でもして話を合わせておいた方がいいんじゃね?)
(そだな)

「久しぶりだな…元気そうで何よりだ」

タロは不自然にならない程度に答える

「クックックック…ひっかかったなぁ偽者さんよう!」

流星は右手のカーラを2人につきつけて笑う
2人は唖然とする

「タロさとはな…よう!…なんて気軽に話しかけれるような間柄じゃあねぇんよw…たとえ俺の事を知ってたとしても、俺は北の赤い流星様よwwww」

流星はそうはき捨てる用に言い身構える
2人もとっさに身構える

「あんたらの目的も知りたくねぇし…恨みもねぇ…だが、悲しいけどこれ仕事なのよねぇw」

流星は2人にそう告げる
殺伐とした空気があたりを包み込む
もう…どうする事もできない…そんな状況である

…『To Be Continued♪』





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Last updated  2007/07/22 02:22:34 PM
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