殿上人日記

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2005年03月22日
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カテゴリ: 家族


  しかし、この「中津川」は、ある業界の人たちには
  特に、有名なのである。岐阜県の業界人には、あの
  中津川とも言わしめるのが「中津川市消防団」の存在だ

  この「中津川消防団」が、この度、消防団にとっては
  最高の栄誉となる「日本消防協会特別表彰」の「まとい」を
  受賞をした。過去のポンプ操法大会などで、優秀な成績を
  修めた消防団に贈られるもので、今年は全国3600の
  消防団の中から、10団が受賞をしたそうだ

  中津川消防団は、明治時代に発足をして、現在、団員は
  約1700人。岐阜県の操法大会では、過去3回の優勝
  1998年と、2002年に県代表として全国大会に出場
  いずれも準優勝した実績などが評価され、受賞につながった

  馬籠の隣である、神坂地区、落合地区の消防団が市内
  大会を勝ち抜き、県大会に優勝をしたチームでもある
  昼間は仕事があるから、団員の人達は、朝早くに学校の
  グランドで、毎日、練習を励んでいた結果である


  消防団は、本業を持ちながら、「自分たちのまちは自分
  たちで守る」という精神に基づいた、市町村の消防機関の
  一つとして、ほとんど、すべての市町村に設置されている

  消防団員は、消防・防災に関する知識や、技術を習得をし
  火災発生時における、消火活動、地震や、風水害といった
  大規模災害発生時における、救助・救出活動、警戒巡視
  避難誘導、災害防ぎょ活動などに従事をする。平常時に
  おいても、訓練のほか、応急手当の普及指導、防火指導
  特別警戒、広報活動などと幅広く活動をしている

  うちの旦那も、かつて消防団の一線として、地域の為に
  活動をしてきた。長野市近郊にある消防学校にも宿泊研修を
  して、技術の習得をしたこともある。子供の運動会よりも
  消防団の活動を優先をするのを、恨めしくも思った事もある
  しかし、誰かがやらなければ、ならない事なのだ


  消防団で思い出すのが、雲仙普賢岳の大火砕流に巻き込まれて
  しまった消防団の皆さんの事だ。水無川の土石流を警戒中
  犠牲になった12名の団員の皆さん。ごく普通のお父さん達が
  地域のため、家族の為に活動をされていての、大火砕流の発生
  1991年6月3日だった。火砕流の中、真っ白になって
  逃げてきた団員の方の姿は、今も脳裏に焼きついている

  消防団員らが犠牲になった「北上木場農業研修所跡」には
  災害の記憶を後世に伝える為、火山灰の下から収容をした
  消防車と消防団員の自家用車などが設置をされているそうだ
  同保存会の代表は「団員十二人が、今もこのさび付いた
  消防車に乗っている気がする。災害と彼らのことを遺構を
  通じて伝え続けたい」と語った(2003年新聞記事より)

  大きな災害は勿論のこと、台風による増水、土砂崩れの
  見回り・・・消防団員の人たちは、地域や、家族のために
  無償で、危険な中を駆け回ってくれているのだ。感謝!


     消防団の詳しい活動内容は、下記サイトで

       http://www.fdma.go.jp/syobodan/






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最終更新日  2005年12月14日 10時04分59秒 コメント(20) | コメントを書く


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