殿上人日記

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2009年03月24日
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カテゴリ: 飛騨の旅

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  自宅から近いと、いつでも行けるからという
  気持ちから、いつまでたっても行かずにいる
  ものだが、それが日帰りも可能な地域の温泉
  などの宿泊地であれば尚更である


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  平湯、福地、新平湯、栃尾、新穂高温泉と
  いった奥飛騨温泉郷も私には、テレビで見る
  だけのもので、いつかはと常に考えていた
  温泉である


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  雰囲気の良い福地、ダイナミックな露天の
  新穂高も面白いが、にごり湯などの泉質から
  平湯(ひらゆ)温泉に泊まってみよう。宿泊に
  選んだ「平湯館生粋源泉の宿」では、玄関先で
  飲泉が出来るので、まずはゴクリ


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  昭和の頃の風情を色濃く感じさせ、今は使われて
  いないが、大正12年に創業した当時の建物が
  残され、囲炉裏にはパチパチと火が入っていた

  ここの「山伏の湯」には、伝説が残っているのだ

  むかし山伏が平湯に現れて、重々しい呪文を唱え
  重い病気を治したり、湯をグラグラと煮えたぎらせ
  村人たちにその湯をふりかけたが、まったく熱くは
  感じず、大評判となった


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  山伏は得意になって、次から次へと自慢話を始めたが
  ある村人が「村はずれにある、地獄へと続いていると
  いわれるお湯には入れまいて」というと、むっとした
  山伏は「おれの呪文にかかれば、この村の湯はただの
  水同然だ」と豪語した

  村人たちが見守る中、山伏が呪文を唱えながらお湯に
  飛び込むと、次々と湧き出てくる熱い湯に耐え切れ
  なくなり逃げ出そうとしたが、湯垢で滑って上がる
  事が出来ず、とうとう茹で蛸のようになって死んで
  しまったそうで、いつしか「山伏の湯」と呼ぶように
  なったそうだ

  今は良い湯であった


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  宿には早めにチェックインをして、明るいうちに
  温泉街をそぞろ歩きを楽しんでみよう♪ 早速
  ぐつぐつといってる温泉卵を発見~!


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  慎重にむいてみると、白身はゆるゆるなのだけど
  中の黄身はしっかり茹で上がっている


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  なかなか良さそうな足湯も発見


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  戦国時代に、飛騨に攻め入ろうとした武田軍が
  安房峠にさしかかり、峠越えの疲労と硫黄岳の
  毒きりにやられて倒れるものが続出。厳しい峠
  越えで疲弊していると、一匹の白猿が現れて
  温泉に導いたのが平湯温泉だそうだ

  天照大神を主祭神とする神明神社に、昭和55年に
  「白猿」を合祀して平湯神社となった


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  ガイドブックにあった喫茶店で、娘は午後の
  おやつにパフェをぱくり~。私は旦那にも
  手伝って貰って、ハーフサイズを少々いただく


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  平湯ターミナルには、冬の名物行事となっている
  「平湯大滝結氷まつり」の巨大かまくらを、重機で
  真ん中を崩し幅約2メートルの通路にして、中の
  空洞は残った雪でふさいだリサイクルの雪の回廊

  雨や気温の上昇の影響を受けて、かまくらの時より
  一回り程小さくなってしまったのだけど、それでも
  高さは12メートルもあるとか!


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  にごり湯の中でも乳白色のお湯が好きな旦那の為に
  「ひらゆの森」で日帰り温泉を楽しんだ。同じ温泉地
  であっても、いろんな泉質が楽しめるのが面白い


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  入り口には、個性的な足湯だ~。こちらは濁っては
  ないようだ


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  ぽかぽかになって、温泉街を歩いていると「すわって
  みあげて」なんて言葉につられて、見上げると・・・・


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  万華鏡だった


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  江戸時代中期に建てられた木造茅葺の民家を利用した
  平湯民族館には、古農具や衣服のほか、円空仏などを
  展示をしている他に、露天風呂「平湯の湯」もある


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  入り口にある足湯は、誰でも無料で利用が出来るそうだ


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       平成21年2月28日に奥飛騨温泉郷で撮影






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最終更新日  2009年03月25日 16時11分23秒 コメント(49) | コメントを書く


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