殿上人日記

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2015年11月09日
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カテゴリ: 日々の暮らし



事もあり、いわゆる第六感の一つでもあろう嫌な予感で
この話を進めるのはまずいだろう、いや、どうしよう~と
迷いに迷う場合は、大抵は嫌な事が起きるか、あるいは
回避が出来たりもして、あぁやっぱりな・・・と




今年の10月は、お天気が良くて雨が降ったのは2回だけ
だったような気がする。そのうちの1回は基礎工事で土台
立ち上げ部分に、コンクリートを流し込む施工をした日の
夕刻で青シートで降りこまないようにしてあったのだけど




いよいよ棟上げの日も間近となった頃に、旦那のところに
工務店から電話があって、なんでも材木屋さんが受注ミスを
行っていて、うちで使う木材の準備が出来てなかったそうで
棟上げの日を4日ほど延期して欲しいって話で、受注ミスを
した分の20万円程は材木屋さんに払って貰うって工務店の
社長さんがおっしゃってたけど




棟上げの延期でうちも損失が出たら、それは工務店で支払って
くれるとの事。と言っても昔のように親戚とか近所の人を招き
どんちゃん騒ぎをする時代でも、餅投げをする訳でもないんで
いいとこ大工さんたちの昼食の折詰弁当とお土産、お祝い金を
貰った時に渡す内祝いの手配位のもの




実際、今回も嫌な予感がしたんだよね~。まぁ遅くに台風とか
来たらどうしようって部分も多少あったけど、大工さんの弁当
キャンセルも発生するし、なかなか注文する気にならなくって
一番ぎりっぎりの予約可能日まで、待つしかないなって感じで
いたらの延期で、やっぱ注文してなくて良かったなぁ~




しかも大工さんの応援が少し多く来たら困るし、残れば家族が
食べればいいかと、予定人数より2つ多く注文するつもりで
いたが、いざ店頭で注文する時に、えっ2個だけでいいの?
折角の棟上げで家族二人で1個もせこいし、一人1個としても
4つは余分に頼まなきゃと、レジ打ち寸前に8個じゃなくって
10個にして下さいと変更をしたら・・・




以前に話しましたお手伝いに来たいと言ってた姑の妹さん二人が
当日やってきました。すぐに帰るというのを姑がひきとめたんで
お二人に追加分のお弁当は食べて貰う事に。更には舅の弟さんも
来て下さったので、そちらにもお弁当が1個まわって、家族用の
折詰は1個となってしまったんですが、直前に2個追加をした事で
親戚にお昼を食べて貰うという田舎風のおもてなしは出来ました




土台には耐久性、耐湿性に優れ白アリに強いと言う米ヒバ(イエロー
シーダー)無垢材、大引きは国産ヒノキの無垢材が使われてました
米ヒバ(イエローシーダー)は輸入された時に、国産のヒバに似て
いたのでそう言われるだけで、ヒノキの一種だそうで鉄道の枕木や
家屋の土台、船舶のデッキ、木槽に使われ、大径の国産桧の入手が
難しい事から、多くの社寺の建築にも利用されているそうですよ




棟上げ3日前にはこんな感じになってたが、石の上に柱を建ててた
時代と違い、しっかりした鉄筋まで入れたベタ基礎に、換気口では
なくて床下換気は基礎パッキンで、基礎の湿気の残るコンクリートと
土台の木材を直接触れさせない効果もネットに書いてあった

更に大引けの木材を支える床束も↓今ではこんな感じ




朝からご近所の方もお祝いを持って続々と来て下さって、棟上げは
その場でお返しをするのが礼儀だそうで、返礼品もおおよそで注文し
残った分は返品できるギフトショップも多い。火事にあわないよう
水を受けるものが良いとされてますが、肝心の写真忘れた~~~




昔はどんちゃん騒ぎをした名残なのか、日本酒をお祝いに持って
きてくださる方もおいでになるので、名前がめでたいので好まれる
のか松竹梅とか、木曽のお酒でお祝いには欠かせない七笑などなど
棟上げ式にも使い、地域の収穫祭に2本差し入れ工事中の駐車場に
土地を貸して下さってる方や、旦那の弟にもおすそ分けをして




それでも当分は日本酒の心配はいらないし。折角、店頭で焼酎の
赤霧島が売ってたのに、日本酒があるからって買う事が出来ずに
スルーして。ネット検索をしたところ、日本酒は冷暗所で保管を
しっかりしてやれば10年以上も保管し熟成させて楽しむ事も
出来るそうで、うちの例の立派な小屋ならば日も当たらないし
温度変化もないだろう




さて義叔母さんのお手伝いを断る口実でもあったお赤飯も、汁も
姑が作ってくれたんで、え? 私はって?、忙しかったんですよ
当日は。分刻みってやつですよ! のんびり柱がたっていくのを
眺めていたかったのにって、実際はそうゆうのは既に前日だった
ので、棟上げ当日には家はどど~んと建っていましたが




工務店の社長さんはご祝儀はいりません、その分は建物に使って
ビール6缶位の土産で良いですよとの事で、当日の姑の赤飯の他に
日持ちのするお土産を直前の菓子祭で何かないかなぁと物色してて
中津川名産である菊牛蒡漬が普段は1080円が800円とは安い
ビール6缶よりいいかなぁ~と、日本酒好きの私が選んだ日本酒は
娘も旨い!ってするする飲んでたし、水の入るものってので杯も
入っているのもポイント。1セット分を余分に用意しておいた




特に棟上げが4日のびた影響もなく・・・とか思ってたけど実際は
やきもきしましたわ。だって当初の棟上げ日であったら晴天続きで
何の心配もいらなかったのに。はぁ~週明けは前線も通過し天気は
下り坂。大安吉日の10月28日当日、次の日も曇りときどき雨の
予報が出てて、あんなに天気の良かった10月にまさかの雨予報?
昔は棟上げで雨が降り込むと縁起が良いとか、その家は火事には
ならないとか言ったそうだけど




加工がされた集成材や合板といった部材も使う現代、それってどう
なのよ~と不安になってネット検索をしてみたら、雨よりも風の強い
のを嫌うようですね。クレーン車でのつり上げ作業とかあるし危険
だそうで。木材も何日も降られ続くのでなければ1日、2日の雨で
どうこうなる訳でもないような事も書いてあり、実際に雨の中での
棟上げもブログなども幾つもあるけど、本来であれば晴天続きの
24日には棟上げ出来たのが、業者ミスで延期して更には雨まで
降られたて木材でもぬれたら、 なんかモヤモヤしちゃいますわ




お天気が下り坂になるのは確実だったので、まだお天気が良いと
されていた前日には、とにかく仕事をすすめておこうって事なのか
朝7時には、大工さんたちが棟上げ当日より多く集結をして下さり
クレーン車も入って、私が家の事をしてから出かけた午前9時過ぎ
もう1階部分は殆ど柱が建ってました。もっと早くに現場へ来れば
良かった~~~




そんな訳で棟上げ前日、暑くも寒くもない良く晴れた秋の日に
古い家が解体されて束の間、更地であった我が家に新たな家が
建ちました。その日は旦那も仕事だったけど見たかっただろう
なぁ~、私は朝から夕刻までに何度も大工さんの仕事を見げて
ました。舅も。次回はそんな棟上げ風景や、分刻みで忙しかった
訳もレポートします




                 平成27年10月下旬に撮影

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最終更新日  2015年11月09日 20時40分18秒
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