2002年01月25日
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研修報告(6)
昌平県(北京近郊)の果樹栽培

この地方は北京市から北へ50㎞ほど離れた農業地帯で、東、北、西を山に囲まれ南に開けた地形である。栽培されているのはリンゴで、見渡す限り山裾までリンゴ畑が広がっている。

中国ではリンゴの生産量はみかんに比べてかなり多く、全国で約1,800万㌧である。近年はわい化台木が用いられて、樹高は約2㍍に押さえられ、杯状形にきれいに剪定されている。ちょうど視察した園は剪定が終わったばかりだったが、剪定した枝はまとめて一ヶ所に置いてあった。薪に使うのだろう。

北京ではまだ、日本の真冬並みの寒さなので、草は生えてはいなかったが、堆肥を園内の各所に盛り上げてあったので、清耕裸地栽培をしているようだ。この地方の一戸当たり耕作面積は1~2畝と小さく、アメリカのように広々と見えるリンゴ畑も1人は1筋か2筋を栽培しているにすぎない。隣の筋は違う人の畑で、境はない。したがって、ここでも西安と同じように若い後継者は北京に出て働いている農家がほとんどだそうだ。

一方果樹のハウス栽培は最近急成長している。1998年のハウス栽培は北京市全体で129㌶で、ほとんどは無加温の西安と同じ様な型のハウスであるが、一部(10%程度)は加温ハウスである。ただし、結果(実が成っている)面積は37㌶とまだ少ない。

栽培されている品種は、モモが64㌧、ブドウが97.4㌧、オウトウが10㌧である。価格はモモ、ブドウは㎏当たり40元、オウトウは80元である。総生産額は1千万元である。

今後とも北京という大市場を近くに持っているという地理的な条件を生かして、ハウス栽培は増加すると思われる。






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最終更新日  2002年01月25日 12時28分18秒
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