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今度こそ、もう雪は降らないでしょう
降らないはずです
いや、もしかしたら少しだけ降るかな~~
山形県小国町の『雪の学校』の特別演習です
ぎゃははは~~ 懇親会とも言います(笑)
冬、この期間は何もかも雪に埋まり
里の人々も家の中で薪ストーブにあたりながら
ひっそりと暮らすのが常ですが
この季節こそ元気に里山を駆け巡る人々がいます
マタギ(猟師)の人たちです
冬の郷土料理といいますと
春に採って保存してある「山菜料理」や
自家製の味噌と納豆で作る「納豆汁」などがあります
いずれも野菜系なのですが
時折、鱒でつくる「すし」とか
大根と一緒に煮込んだ「兎鍋」が出てくることがあります
ポクポクとした食感で、独特の香ばしい味わいと
食感の「兎鍋」は冬の貴重な蛋白源であり
冬の風物詩なのです
ちなみに、兎の助数詞は「羽(わ)」です
一羽、二羽と数えます。鳥などと同じように数えられるには
理由としては次のような説があります
※ 兎の肉を鳥肉と偽って食べたから
※ 兎の外見が鳥と似ていたから
※ 兎の肉が鳥肉のようだから
※ 兎狩りに網を用いて捕まえたから
などがあります。
これらの説で一番説得力があるのは
「兎の肉を鳥肉と偽って食べたから」という説があります
これは、675年に、仏教の殺生禁断の教義により
天武天皇が牛、馬、犬、猿、鳥の肉食を禁止する発令を
だしましたが、明治に至る1200年間、日本人の蛋白源は
肉に代わり魚介類が中心になったのです
このなかで唯一鳥だけは例外扱いにされていたようです
そこで人々は兎の耳を羽根と見立て
鳥と偽って食してきたようにも考えられるのです
また、肉自体も鳥肉のようにポクポクとした
あっさり系なので鳥肉と偽るにも好都合のようです
兎肉は他の獣肉とは違い癖や臭みがないため
さまざまな料理に使われます
骨付きのぶつ切りにした鍋物、同じ鍋物でも骨と肉を
いっしょにミンチして肉団子した鍋物
あるいはすき焼き、焼肉などがあります
ヨーロッパと言わず全世界的に兎肉は食されていますが
シチューやハンバーグなどの料理に人気があるようです
こう考えれば兎肉は鹿肉と同じく、鯨肉やイルカ肉
あるいはクロマグロのように世界中から白い目で
見られなくてすみそうな食材のようです
皿の中央にある黒い物体は
ウサギの頭蓋骨です 別名『お頭』とも言います
この度の『雪の学校』には
遠く沖縄からの入学者が親子でいらっしゃいました
沖縄の踊りっていいですね
もう~大盛り上りでした
あ! 明日は学校には行きません 春休みです
成績発表もあり、オールA+でした
私もビックりの成果でした
めでたし~~ めでたし~~