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2026.08
2016.12.07
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カテゴリ: 心の栄養
きのう、ドラッグストアで 買い物をしていたら、


「お母さん、これ、買って」と言っているのは、
小さな(幼稚園生くらい?の)女の子。


私は、その言葉に ドキッとしました。

なぜなら、私が子供の頃、
「これ、買って」は、言ってはイケナイ言葉だったから。


当時、我が家は 生活に余裕がなく、
「これ、買って」なんて言おうものなら 親が困る、ということを

欲しいものがあっても、口に出せなかったのです。

学校で必要なものですら、なかなか それを言い出せず・・・

母が浪費家のため、家計を管理していたのは 父だったのですが、
私も 妹も、「○○のためのお金をください」と お願いするときは
いつも 緊張で 声が 上ずってしまっていました。

私たちが びくびくしながら「お父さん」と 呼びかけると、
父の方も、もう お金の話だ、と わかるのでしょうね。

「なんだ、また金か?」と イヤな顔をされますから、
お金のお願いするのが、本当に、嫌で、嫌で。

お買い物に くっついて行っても、気軽に「これ、買って」なんて
言えるはずのない、子供時代でした。




両親が子供の頃は 終戦直後で、
食べるものにも 困っていたそうなんですもの。

時代、時代で、「普通」とか「当たり前」の基準が 異なります。

特に ここ70年での 生活様式の変化のスピードは
例を見ないほどだったでしょうから・・・


世代によって 大きく異なるものなのかもしれません。



「お母さん、これ、買って」
「ダメ。それは 家にあるから。」

どこにでもありそうな、親子の攻防戦? は、
明るい店内で まだ 続いていました。

こんな なにげない会話によって
自分の中に眠っていた痛みを 刺激されたことに、
そして そんなものが まだ残っていたことに、
驚きながらも・・・

この子が、「これ、買って」と 気軽に言えることが、
嬉しかった。

ごく当たり前の会話として それが なされているのが、
嬉しかった。


さきほどまでの痛みが、ほんのりとした 温かさに
変わっていました。


スケールも 重さも 全然違うけれど、
戦争を経験された方々が 平和が続くことを 願うのって、
こんな感じなのかしら。


ありがとうございます。







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Last updated  2016.12.07 17:34:44
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